福祉広報に掲載されました

法人本部 2023/09/26

東京都社会福祉協議会 福祉広報 社会福祉NOW 「一人ひとりの「働きたい」思いに向き合う-福祉職場における障害者雇用―」に取り上げられました。

紙面はこちらから→(PDF版

 

8/8活動報告会を行います

法人本部 2023/07/15

社会福祉法人多摩棕櫚亭協会では、メンバーさんやそのご家族、関係機関や棕櫚亭の活動に関心を寄せて下さる方々に向けて毎年『活動報告会』で、前年の活動の様子をご報告してきました。

2020年にコロナウィルスの流行が始まって以降は『活動報告書』をお渡しするだけになってしまっていましたが、3年ぶりに報告会を開催することとなりました。

日時 8月8日(火)14:00~16:15

会場 くにたち市民芸術小ホール

第一部では各事業所等の活動報告、第二部では当法人にてピアスタッフとして活躍している櫻井博の講演を企画しております。

詳しくはこちら→2023.08.08【2022報告会】ちらし

事前にお申し込み頂けると受付がスムーズになりますが、座席には余裕がございますので事前にお申し込みがなくてもご参加頂けます。

みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

ピアスの日常(就労プログラム)

ピアス 2023/04/26

このページではピアスの日常の活動をご紹介します。

今回の内容は「就労プログラム」です。

ピアスでは毎週月~木曜日に実践的なトレーニングを行い、金曜日は午前中10:00~11:30が就労プログラムの時間になっています。

ピアスではこの時間を「就プロ」と呼んでいます。

就プロでは就労までの流れを知るためのプログラムや自分自身の特徴を振り返るプログラム、書類作成など就労に向けた準備を行い、約4か月を1クールとして行います。繰り返し参加することで、新しい発見をしたり、理解を深めていきます。

 

下の写真は3月のある日に行った就プロの様子です。

 

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就プロの最初には毎回「アイスブレイク」を行います。アイスブレイクは緊張を和らげ、リラックスした雰囲気をつくるためのミニゲームのような時間です。

この日は3人一組でグループを作り、お題に沿った内容をみんなで考えました。お題は「私のおすすめスポット」「ピアスの好きな昼食ベスト5」などその日によって異なります。

【サイズ編集済み】S1530008 【サイズ編集済み】S1530011

 

 

 

 

アイスブレイクの後は2つのグループに分かれます。この日の内容は「職業準備性チェックリスト」でした。

職業準備性チェックリストは就職に向け、ピアスでの取組みを振り返り、自身の長所の発見や今後のトレーニングでのテーマを見つけるうえで有効なツールです。内容はピアスが独自に作成しています。

この日はリストの内容を一つずつ読み上げつつ、就職する上で準備しておくこと、または振り返っておくと良い点を確認しました。

上の写真のようなグループや個人作業をする回のほかに、ハローワークや企業の方によるお話や、実際に企業を見学に外出する機会もあります。

 

★利用者の皆さんの声

Oさん(就労移行利用中)

プレゼンテーション(4分間スピーチ)はみんなに自分のことを伝える準備をするので自分について整理する機会にもなります。ほかの人の目標を聞くと、自分のモチベーションにもなります。プレゼンテーション後は「みんな頑張っていて、自分のことも知ってくれている」と感じ仲間意識が生まれます。

Nさん(生活訓練利用中)

ピアスの就労プログラムでは面接の受け方、履歴書の書き方など実践的な内容に加えて、余暇の過ごし方、体調管理、可処分時間など就職した上で病気や障害と付き合いながらより良い人生を送るために必要なことを学べました。

 

月~木は厨房や事務補助など実践的な活動を中心に行いますが、就プロはその活動を振り返る時間でもあります。今自分自身が取り組んでいることを考えることで就労に向けて意識を高めていきます。

 

ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせ先は下記のとおりです。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ

 

 

 

ピアス通信59号(2023年3月号)

ピアス 2023/04/26

ピアス通信59号(2023年3月号)を発行しました。掲載が遅くなりすみません。

今回はピアスで行っている就労プログラムの近況を紹介しています。

OBインタビューでは医療機関にてカルテの電子化や診療費に関わる書類作成に従事されているSさんにご協力いただきました。

下の「ピアス通信59号」をクリックしてご覧ください。

ピアス通信59号(2023年3月号)

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ピアス通信58号(2022年12月号)

ピアス 2022/12/28

ピアス通信58号(2022年12月号)を発行しました。

今回は11月に行ったイベントの様子を早速ご紹介したいと思い、先月の57号に続き2ヶ月連続の発行です。

今回の内容は①オープナー主催の「当事者セミナー」への参加、②OBの中川さんをお招きして行った『就労プログラム「OBの話」』、③現メンバーの梶田さんに登壇いただいた「東京YMCA医療福祉専門学校」での講演の様子、④月1回ピアスで行っている「OB会」に参加されている方のインタビューを掲載しています。

下の「ピアス通信58号」をクリックしてご覧ください。

ピアス通信58号

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ピアスの日常(防災訓練編)

ピアス 2022/10/26

このページではピアスの日常をご紹介します。

今回は9月1日(木)行った防災訓練の紹介です。

 

ピアスでは定期的に防災訓練や講座を実施しています。

今回は訓練では、1時間かけて火災や地震が起きた時の対応、ピアス最寄りの避難所、簡易トイレの使い方の3点を確認しました。

S1710011 S1710003コピー

 

最初は災害が起きた時に最初にとる行動(初動対応)を確認しました。

火災発生時は乾いたままのハンカチや手持ちの布でマスクの上から鼻と口をおさえて避難します。

地震が起きた時は机の下に身を隠して安全を確保し、スタッフが建物内の安全を確認してから集合、避難します。

今回の防災訓練では、地震が起きた時を想定した動きを実際に行いました。

S1710015コピーS1710018

避難所確認後は、簡易トイレの組み立て方と使い方を実践しました。

S1710022

 

S1710026特殊な粉を入れることで、衛生的に処理が行えます。水を使って確かめました。

S1710027

トイレのテント内は電気がついています。設置場所も遠慮なく使えるよう、災害状況によって変更します。

★参加した方の感想

●O・Yさん

実際に訓練をやってみて、避難所の場所と避難方法が知れて勉強になりました。簡易トイレは知らないものだったので勉強になりました。実際の現場では非常ベルが鳴ると思うので、今後はそういう訓練もできると良いと感じます。

 

●O・Hさん

話を聞くだけでなく、実際に動いてみると過去の震災体験を思い出して現実味が湧きました。訓練では、安全確認が済むまで机の下で待つのも実際の場面に近いと思いました。

トイレは避難所で1番ネックになることだったので、実際に入ってみると予想よりも暗さや狭さが気になり大丈夫かな?と思いましたが、代用品が見られただけでも少し安心しました。

 

みなさんトレーニング終わりにご参加いただきありがとうございます。ピアスでは、もしもの際に備えて職員間で防災プロジェクトチームを組み準備を進めています。

今後も訓練や講座の機会を通じて、情報を発信していきますので、参考にしてください。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせ先は下記のとおりです。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ

 

 

 

ピアス通信56号(2022年8月号)

ピアス 2022/09/21

ピアス通信56号(2022年8月号)を掲載します。

掲載がおそくなりすみません。

今回は7月の家族説明会、お弁当配達、6月に行った医療機関での出前講座の報告です。

またOBリレーインタビューでは、スーパーの特例子会社に就職したA・Yさんのインタビューを掲載しています。

下の「ピアス通信56号」をクリックしてご覧ください。

ピアス通信56号

ピアスの日常(厨房 編)

ピアス 2022/07/05

ピアスの就労移行支援事業には厨房、環境整備(清掃)、事務補助の3つの部門があり、毎週月~木曜日に就職に向けたトレーニングとして作業を行っています。

今回は厨房部門のご紹介です。

厨房1

 

 

 

 

 

(午前中、配膳の様子)

ピアスはお弁当屋の顔も持っています。お弁当を注文してくださる近隣のお客様、また棕櫚亭内部で用意する昼食、合わせて毎日140食程度を作っています。厨房部門は、そのお弁当屋にまつわる業務をおこないます。お客様に食べていただく商品としてのお弁当作り、配達時のお客様のやりとりなど、実際の職場に近い部門です。また、午後のトレーニングは生活訓練の方にとって、就労移行の部門体験の入り口にもなっています。

厨房4

 

 

 

 

(午前中、配達の様子)

午前中は、お弁当の配膳、配達などを行います。慣れてくると「役割」に挑戦していきます。役割は、お得意様へ電話での注文確認、注文数に合わせたお弁当箱の用意、配達先ごとのコンテナ詰め、そして全体のとりまとめなどです。

厨房3

 

 

 

 

(午後、洗い物)

午後は厨房の片付けの時間になります。調理で使った道具や、回収したお弁当箱の洗い、拭き、収納。また、ごみの処理や清掃なども分担して行います。午前も午後もチームで作業をするというのが、厨房の特徴です。

 

厨房2

 

 

 

 

(午後、片付け)

 

★利用者さんの声(就活中のOさん、就労移行3か月目のKさんにお話をうかがいました)

Kさん:午後のトレーニングで厨房の雰囲気を知るのだと思います。自分が入ったときには、ド緊張していました。今は場にだいぶ慣れてきました。作業を覚えてきたことで、どう動けばわかるようになってきたからそう感じるのかなと思います。全体のことがわかってくると自分の安心につながることがわかってきました。

Oさん:お弁当はお客様に届けるものであり、配達時間に間に合うように作業しなければならないので時間に追われてとても緊張します。でも自分でできないこときには助け合ったりできるということを経験し、チームでやることの楽しさ知ることができた部門です。

午前のトレーニングは、まずは漬物の配膳からはじまり、外へ配達に出、役割をやっていく、というようにステップがわかりやすくて、ピアスのトレーニングの特徴をよくあらわしている部門だと思っています。自分は、時間に追われることが苦手ですが、自分なりに面の皮が厚くなってきました(笑)。ヘルプを出してもよいと思えるようになったり、人に頼ることの大切さを知りました。それだからこそ逆に一人でやれた時には達成感も感じられたのだと思います。

Oさん、Kさん:厨房は、食品を扱うので、丁寧さや衛生面など気にしなければならないことが多く、けっこう緊張します。また、チームで作業をするので、安全面や作業をスムーズにおこなうためには声掛けが重要です。声掛けとか苦手ですが回数を重ねることで慣れてきたところもあるかなと思います。

Oさん:特に金曜日の午後は、チーム感が強いです。メンバーだけで作業することが多いので、みんなで話し合って進めなければなりません。タイムキーパーと呼んでいる役割になると、時間を気にしながらその場のリーダー(司令塔)になります。自分にとってはそういう体験ができたことは貴重だなと感じています。

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせ先は下記のとおりです。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ

 

ピアスの日常(環境衛生講習 編)

ピアス 2022/03/31

ピアスでは毎週月~木曜日に就職に向けた作業のトレーニングと、金曜日に就労プログラムを行っています。

またそのほかに、年数回、作業に関する講座を行っています。

今回はその中から、今年1月におこなった「環境衛生講習」をご紹介します。

掲載S1200009

講師として、清掃業に従事されている増村先生におこしいただきました。

はじめに、普段使っている道具の使い方を確認しました。

掲載S1200011

説明を受けた内容は実践して確かめます。

掲載S1200015

モップの絞り方など細かな点まで確認しました。

掲載S1200019

質疑応答では、清掃内容の違い、腰をいためないポイント、効率よく動くコツなど、普段気になっていることを幅広く質問させていただきました。

★講習に参加した方の声

●Kさん(就労移行支援利用中)

講習を通じて、特に次の点が役立ちました。

①清掃にも「日常清掃」と「特殊清掃」があり、日常清掃では必ずしもやらなくてよい部分があり、特殊清掃は時間に限りがあること。職種を考える上で参考になる。

②道具の役割の細かいところが分かった。(モップでも埃が取れるので、ほうきで取れないものはモップにまかせる等)

③実際に清掃業をしている方の話を聞いて、仕事を意識して効率を考えるようになった。

講習を受けてからは、掃除をする場所や時間のかけ方を変えるようにしています。

 

●Tさん(生活訓練利用中)

ホコリのたまる場所など、それまで気にしていなかった点に関する話が参考になりました。

清掃後の見栄えが良くなる場所をおしえていただき、現在はその点を意識して作業しています。

ピアスで行う日常清掃には保守点検の役割があり、取りきれない汚れは特殊清掃にまかせるということで、それぞれの役割を意識することで、時間をかけすぎず作業するようになりました。

また、動線(どのように動くか)を初めに考えておくと、迷わず作業ができるので、結果として時間短縮や疲れづらい効果があると知り、とても大切な内容だと思いました。

そのほか、疲れを軽くするうえでは、姿勢を保って作業する、道具の持ち方と使い方を調整して動く量を減らす、可能なら1回で汚れをとることも効果があると知りました。

 

増村先生、お忙しいところお越しいただきありがとうございました。

また、皆さんご参加いただきありがとうございます。

ピアスでは今後も仕事や日々の作業に役立つ講座を実施していきます。

 

今年度も皆さんおつかれさまでした。次年度もよろしくおねがいします。

ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせは下記へご連絡ください。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当:伊藤、高橋しのぶ

ピアスの日常(生活訓練 編)

ピアス 2022/02/25

ピアスでは就労移行支援と自立訓練(生活訓練)、就労定着支援の3つの事業を行っています。

その中から今回は自立訓練事業(生活訓練)をご紹介します。

R4.2軽作業-1

ピアスでは就労移行支援の利用を希望している方で、生活面や対人面に不安がある方に生活訓練から利用することをおすすめしています。通所することで生活習慣を整え、軽作業やプログラムを通じて集団生活を送る機会を提供しています。

R4.2軽作業-4改 R4.2軽作業-3改 R4.2軽作業-2改

午前中は、はし袋折りやシール貼り、印鑑押しなどの軽作業を行います。通所が安定し、生活訓練の場や人に慣れてきた方には会社から受注した作業(外注作業)をする機会も用意しています。

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生活訓練と就労移行支援では建物が分かれていますが、外注作業は就労移行支援を利用する方がいる場所で行います。そうすることで、就労移行の場に早めに慣れてもらい、部門体験(就労移行支援の利用に向けた厨房・環境整備・事務補助への体験参加)への足がかりになると考えています。

午後はワークサンプルを使い、数種類の作業を体験して「どんな作業が得意か苦手か」発見する機会にしてもらっています。

R4.2ワークサンプル-2 R4.2ワークサンプル-1 R4.2ワークサンプル3JPG

★利用中のみなさんの声

Tさん 生活訓練歴(5か月)

「最初は遅刻するんじゃないか、ちゃんと通えるかなと思ってたけど、午前中の利用だけにしてちゃんと通うことができました。ピアスを体験利用したときから和やかで楽しいなと思っていましたが、入所してからも優しい先輩たちが話しかけてくれました。4か月目から外注作業にも参加し始めました。就労移行の建物での作業になるのでちょっぴり緊張感がありますが、先輩たちと一緒に作業ができるので心強いです。」

Kさん  生活訓練歴(10ヶ月)

「最初はきちんと通えるか不安でした。そもそも家からピアスに通うということが大変だったけど、今は生活リズムも整ったし、体力がつきました。最初は週3日から始めたけど今では週5日通っています!今は就労移行に移籍するための準備中。生活訓練のうちから移行の部門に参加して就労移行の人たちとも一緒に作業をしていたので顔なじみになれたから緊張せずに過ごせています。」

 

Kさんが言ってくれたようにピアスでは生活訓練のうちから就労移行のトレーニングに参加できるので、「就労移行に行っても大丈夫!」と自信をつけてから移籍することができます。

 

ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせは下記へご連絡ください。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ

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