


社会福祉法人多摩棕櫚亭協会の役員(理事・監事)は以下の方々です。
理事長 |
天野 聖子 |
多摩棕櫚亭協会職員 |
国立市在住 |
理事 |
谷水 勝宏 |
精神科病院 常務理事 |
八王子市在住 |
理事 |
角田 史幸 |
大学教授 |
国分寺市在住 |
理事 |
関戸 努 |
弁護士 |
国立市在住 |
理事 |
林 瑞哉 |
社会福祉法人弥生会 くにたち苑施設長 |
青梅市在住 |
理事 |
小林 由美子 |
多摩棕櫚亭協会職員 |
羽村市在住 |
監事 |
梅林 邦彦 |
公認会計士 |
立川市在住 |
監事 |
小野 孝嘉 |
社会福祉協議会職員 |
稲城市在住 |
新年にあたって・・
2012/01/25
あけましておめでとうございます。
大変な平成23年がやっと終わって新しい年を迎え、私も棕櫚亭もまたひとつ年を重ねました。無認可の作業所時代から数えるとなんと24年。良くぞここまでという思いとこの間何ができたのか、もっとできたことはあるのではという思いが交錯します。棕櫚亭設立の前に、私が精神病院で働いていた1970年から80年代・・精神病は文字通り病(やまい)で治療の対象といわれ続け、何の地域支援もサービスもなかったから、多くの人たちが精神病院で無念の死を迎えていたのです。(がん箱退院)といわれ多くの患者さんはそれを恐れながらもなすすべもなく鉄格子の中で無為な日々を送っていたのです。そのことへの義憤が若かった私達を駆り立て、多くの作業所やデイケアが地域にできていった90年代・・病気ではなく障害者の仲間入りをして、それゆえに雇用率カウントの対象になって、企業で働くチャンスもある現在に大きく変わってきたのです。それは確実な進歩で、夢を持てるようになった人たちの表情やしぐさはそれ以前とはまったく違って見えます。たぶん老いの迎え方も以前とは比べ物にならないくらい改善されていくだろうと思います。
最近はむしろ家族を介護する側に回ってきていて、時には支援される側から支援する側に回ろうとしていることにある感慨を覚えます。かく言う私も、 気がつけば、92歳の母親の介護の先行きに自分を重ねてゆく年頃になってきました。(母が近頃体調が悪くて・・)とか(出勤前に味噌汁作ってきた・・)という親の心配をしているメンバーと本気で介護について語り合えるのも近頃のことです。
もちろん病と現実の間の堂々巡りが続いている人達もいます。時には周囲から孤立して自分だけの世界に閉じこもったり、不信感に覆われて生き難くなっている人達もいます。それゆえに(親亡き後)を心配している家族も多く、年月が更に残酷なものになっていく人達の痛みは本当に大きなもので、寄り添ってゆく私達の仕事に終わりはありません。
棕櫚亭の利用者数も倍の勢いで増えていますが、頼られるに値する力と言葉をもった職員を育ててゆくのが今年も大きな課題だと思います。 今まで作ってきたものの土台の上に自分たちらしさを積み上げてゆくような仕事をしてほしいと願っています。皆様のご指導、ご鞭撻をぜひよろしくお願いします。
天野 聖子

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