12月14日(金曜日)リコージャパン株式会社の成瀬治一さんを講師にお招きして職員の救命救急(AED)研修を行いました。
ちなみにAEDとは、心肺停止(呼吸をしていない)状態にある方の救命に使用する、オレンジ色の機器のことを指します。
今回の研修では、119番通報してから救急隊(救急車)が到着するまで【平均到着時間8分】の迅速な救命処置で生存率が大きく変わることを教えていただき、救命救急処置の大切さを実感しました。
具体的には、”救急教育用人体モデル”を実際に使って「倒れている人の意識確認・呼吸確認の方法」、「救助者自身の身を守る安全確認」、「効果的に周囲の人へ協力を求める方法」、「AEDの具体的な使い方」、「胸部圧迫の方法」など細かな点を教えていただきました。
職員からは様々な状況での具体的対処方法に関する質問が多く出ましたが、対処方法を丁寧に答えていただき有意義な研修となりました。
AEDは胸部圧迫処置(中央の写真にあるように胸を強く手で押すこと)と両方を行うことで有効的な救命になるなど、講習を受けて初めて知る情報も多く、昨今の災害等の報道の多さから考えても職員の備えの大切さを実感しました。職員一同学んだことを生かして今後に備えたいと思います。
参考までに谷保駅近辺に設置されているAEDは、ピアス・谷保駅など3箇所になります。
皆さんも有事の際に備えて「日本救急医療財団全国AEDマップ」で、お住まいの地域のどこにAEDがあるかを確認することをお勧めします。
篠原 洋子