[報告]多摩就労支援ネットワーク連絡会議

オープナー 2025/11/06

多摩就労支援ネットワーク連絡会議を開催しました

2025年10月10日、ハローワーク立川様と共催で「多摩就労支援ネットワーク連絡会議」を開催しました。当日は多くの方にご参加いただき、心より感謝申し上げます。

講演:障害者雇用の現在とこれから

IMG_20251010_143652 参加者からは、「学問的視点からの話や率直な語り口に引き込まれた」「法定雇用率の課題や企業の福祉事業化など、さまざまな視点で考えさせられた」といった声が寄せられ、現状を見つめ直し、未来を考える貴重な機会となりました。

 

 

パネルディスカッション:若者の活躍を支えるために

後半は、「生きづらさを抱える若者が社会や職場で活躍するために」をテーマにパネルディスカッションを実施しました。電気通信大学の阿部氏、八王子新卒応援ハローワークの草川氏、東日本少年矯正医療・教育センター支援部門の川床氏にご登壇いただき、若者が直面する現状や課題について議論しました。

ディスカッションでは、「本人の自己理解の不足」や「支援者の先回り支援」が課題として挙げられ、解決策として「体験の機会の提供」や「体験の振り返り」の重要性が共有されました。参加者からは、「異なる分野の方々の話から新たな視点を学べた」「自己理解を促す支援の在り方について考えさせられた」といった感想が寄せられました。

IMG_20251010_140925(2)

ご参加いただいた皆様のご協力により、障害者雇用や若者支援の課題を多角的に考える有意義な場となりました。
今後も障害者雇用や就労支援に関する情報発信を行ってまいります。皆様のご参加・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

[申込み受付中]第15回当事者セミナーのお知らせ

オープナー 2025/10/22

オープナーでは「当事者セミナー」と題し、現在働き続けている方が登壇し、地域の各施設やデイケア等に在籍している「これから働きたいと考えている方」、障害者雇用を推進している各企業の皆様に向け生の体験談をお届けするセミナーを開催しております。
今年度で第15回開催となります。

WEB用_当事者セミナーチラシ_1016
今年は「障害者週間」に開催します!
国立市しょうがいしゃ就労支援センターとの共同主催も3年目になります。利用者の方3名が登壇予定です。当日は直接やりとりを行う質疑応答も盛り込みます。ぜひご参加下さい。

【リアル(現地)開催】
日程 2025年12月9日(火)13時30分~16時頃終了見込み (開場13時~)
方法 FSXホール(旧:国立市市民芸術小ホール)
対象 デイケア、通所施設等の利用者の方・支援者の方、企業担当者等
申込 こちらの申し込みページまたはチラシにある二次元バーコードよりお申し込みください。※システム上、申込証や控えはお送りしておりません。当日直接お越し下さい。

【オンデマンド開催】
日程 2026年2月公開予定
方法 お申し込み頂いた方のみの期間限定公開
対象 デイケア、通所施設等の利用者の方・支援者の方、企業担当者等
申込 上記申し込みページより(必ずメールアドレスをご記入ください)

【問い合わせ】
障害者就業・生活支援センターオープナー 高橋(智)・吉岡
TEL 042-577-0079
国立市しょうがいしゃ就労支援センター
TEL042-505-7271

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

[受付終了]オープナー令和7年度第1回 就労定着支援連絡会のお知らせ

オープナー 2025/09/12

R7年度_ 第1回精神障害者就労定着支援連絡会(サムネ)

オープナーでは東京都福祉局より精神障害者就労定着連携促進事業を受託し8年目となりました。
今年度も精神障害者の障害者雇用、就労支援に関わる皆様(企業、医療機関、就労支援機関)への情報提供や交流の促進を目的に「精神障害者就労定着支援連絡会」を開催してまいります。

日頃支援している中で、「精神疾患のことがわからない」「一見すると何が障害かわからない」「接し方がわからない」などよく耳にします。特に同じ病名なのに対応の違いに苦慮されている声をよく聞きます。
職場定着には、基本的な病気の理解と個別の対応方法などを学び知識を更新しながら、当事者への理解が大きなカギとなります。

今回の連絡会では、改めて精神科の医師から精神疾患と障害についての基礎知識をご講演いただきます。さらに、実践事例を通して支援体制の構築や役割分担などについて、考えていただく機会にしていただければ幸いです。

日時 令和7年10月30日 (木)14:00~17:00 開場受付:13:30~
場所 立川商工会議所会議室
東京都立川市曙町2-38-5 立川ビジネスセンタービル11F
講演 精神障害を「理解する」とは~目に見えない障害、知ることから始める~
基調講演 医療法人財団 青溪会 駒木野病院 院長 田 亮介 先生
実践報告 株式会社 いなげやウィング 吉野 拓人 氏
同社 木下 治三郎 氏
障害者就業・生活支援センターオープナー 川田 俊也
ファシリテーター:オープナー職員

 

 

 

 

 

 

 

申込 : Googleフォームにて(お申込みリンクへ)

※セキュリティの関係上、フォームでお申し込みが出来ない場合は貴社(または所属機関)名、参加者名、メールアドレス、住所、電話番号、見逃し配信希望の有無をご記入の上、opener@shuro.jpまでご連絡下さい。

※Youtubeでの見逃し配信を予定しています。お申込み頂いた方に本会終了後1か月後程度に視聴アドレスを送付いたします。

お問い合わせ先 障害者就業・生活支援センターオープナー 川田・吉本

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

[受付終了]多摩就労支援ネットワーク連絡会議 開催のご案内

オープナー 2025/09/12

2025ネットワークHP用サムネイルR7年度フライヤーHP用を拡大(PDF)

毎年ハローワーク立川と共催で行っております『多摩就労ネットワーク連絡会議』を今年度も開催いたします。
「障害者雇用の現在とこれから」と銘打ち、慶應義塾大学商学部 教授 中島 隆信氏を講演にお招きいたします。

パネルディスカッションでは、「生きづらさを抱える若者が社会や職場の中で活躍するためには」若年・若者の現状をテーマに、教育、雇用、矯正支援の観点から皆様のお話しを伺い、自分たちが今出来ることは何か考えていきます。ぜひご参加ください。

日時:令和7年10月10日(金) 13:30開場
14:00~17:00

会場:〒190-8609 立川市緑町4-2
立川地方合同庁舎(ハローワーク立川)3階会議室

対象者:障害者雇用・就労支援機関・ハローワーク・企業・行政・大学・就労相談に携わる方、どなたでもご参加いただけます。

14:00~14:25  「令和5年度障害者就業・生活支援センターオープナー 事業報告」

14:25~15:30  「障害者雇用の現在とこれから」 慶應義塾大学商学部 教授 中島 隆信氏

15:40~16:50  パネルディスカッション

「生きづらさを抱える若者が社会や職場の中で活躍するためには」

国立学校法人電気通信大学 学生支援センター 障害学生支援室
特任准教授 阿部朋典氏

八王子新卒応援ハローワーク 障害学生等雇用サポーター
草川 弓氏

東日本少年矯正医療・教育センター支援部門
就労支援スタッフ 川床 聖子氏

お申込み方法
① Googleフォームでのお申込み
カメラアプリでQRコードをスキャンいただくか、『https://forms.gle/Nx19jfBdiVdmrJZU7』までアクセスし、
必要事項をご記入いただきお申し込みください。

② メールでのお申込み
opener@shuro.jp』まで、事業所名、住所、電話番号、FAX番号、Eメール、参加者名、質問事項などを記入しメールをお送りください。

QR_660374

申し込み〆切:令和7年9月26日(金)

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

電話及びインターネットの不通について(5月7日13時~)第3報

法人本部 2025/05/07

5月7日より、法人ビル(ピアス・オープナー・事務局)のインターネット・電話回線が不通になっていましたが、本日5月8日15時半より復旧致しました。

ピアス・オープナー・事務局ともに通常の番号にお掛けください。

ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。

多摩棕櫚亭協会 法人本部

[受付終了]第14回 当事者セミナー(オンデマンド版)のお知らせ

オープナー 2025/04/17

[2025.04.17追記]
第14回当事者セミナーの申し込み受付を終了しました。動画URLをご存知の方は4月末までご覧いただけます。本当にたくさんのご参加・ご視聴ありがとうございました。

オープナーでは「当事者セミナー」と題し、現在働き続けている方が登壇し、地域の各施設やDC等に在籍している「これから働きたいと考えている方」、障害者雇用を推進している各企業の皆様に向け生の体験談をお届けするセミナーを開催しております。

去る2025年1月16日(木)に無事リアル(現地)開催を行うことが出来ました。当日は170名前後の方にご参加頂きました。お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!

当日の模様を収録した「オンデマンド版」を3月1日公開予定で準備しております。こちらは毎年地域活動支援センター、デイケア、就労系施設を中心に大変好評を頂いております。ぜひ当事者の皆さんとプログラムとしてご覧頂けましたら幸いです。以下のリンクより申込を受け付けておりますのでご検討下さい。

日程 2025年3月3日(月)10:00~<予定>
方法 申込者のみのYoutube 限定公開 ※今のところ、全体で1時間45分前後の見込みです
対象 デイケア、通所施設等の利用者の方・支援者の方、企業担当者等
申込 チラシ内のQRコード又は下記リンクよりお申込み下さい。
HP用サムネイル
●第14回当事者セミナーチラシ(オープナー配布版)

沢山の皆様のご参加をお待ちしております。

お問い合わせ:
障害者就業・生活支援センターオープナー 高橋(智)・吉岡
TEL 042-577-0079
国立市しょうがいしゃ就労支援センター
TEL042-505-7271

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

[報告]令和6年度第2回就労定着支援連絡会

オープナー 2025/02/26

2月14日、令和6年度 第2回 就労定着支援連絡会『採用面接の質を考える ~自社にとっていい人材を採用するには~』を開催いたしましたのでご報告いたします。

10月に開催した第1回ではコミュニケーションをテーマに働く現場、支援機関の立場、それぞれお話を頂きました。第2回では採用面接でのコミュニケーションを切り口に3名の方から公演、実践報告をしていただきました。今回も多くの企業の皆様、支援機関・関係機関の皆様にご参加いただきました。ありがとうございます。

お一人目は、東京障害者職業センター多摩支所、主任障害者職業カウンセラー 岡田聡子氏より「採用面接のポイント」をお話していただきました。企業が自社にとっていい人材を採用するためのポイントとして、ミスマッチを防ぐことや、応募者とお互いに働くイメージが共有していく事、そのためは何を聞き取るのか、などお話いただきました。さらに企業の方も取り組みやすいような、合理的配慮を検討するなど目的を伝えることで質問がしやすくなることや、話しやすい場を作るために聞き方を工夫していくなど伺うことができました。

続きまして当センター高橋からは「中小企業における実践事例」を報告させていただきました。採用面接までの準備として、受け入れ部署の選定、障害特性の理解に向けてのとりくみ、【採用面接のためのコミュニケーションツール】を使い、何を聞き取っていくのかなど、企業支援の実例をお伝えしました。私自身も障害者雇用を始められるという企業の方とお話することがありますが、自分たちはあたり前と思っていたことが企業にとっては不安だというお話を聞くことがあります。企業の方とお話することで、障害者雇用を理解していただくことができ、とても貴重な機会だと感じております。

そしてリゾートトラスト株式会社、東京事務支援センター センター長 北沢 健氏からは、「採用面接の質を考える」と題し、自社の実践事例をお話いただきました。面接時に働くイメージを具体的に共有することで、企業側の合理的配慮につながっていくことや、採用面接の質を高めるための事前準備などお話を頂きました。さらに選ばれる企業になるための企業としての心構えも伺うことができました。企業側の準備を伺うことができ、今後の支援に向けての力をもらうことができました。

第2部のグループワークでは採用面接を切り口に、企業、支援機関が、準備していることや意識していることなど、それぞれの立場で意見交換を行うことができました。企業によって求める人材は違っていますが、企業それぞれに工夫がされていて、仕事に就いた時を想定しながら面接を行っているなどお聞きすることができました。採用面接は企業によってカラーが違いますが、自社にあった人を採用していくという目的は同じとあらためて思いました。また支援機関側からは当事者の方が面接場面でアピールが出来るようにどんなサポートしているか、そして何を聞いてほしいかなど意見交換することができました。皆さんにとって何かヒントになになるものがあれば幸いです。

オープナーでは「精神障害者就労定着連携促進事業」を東京都福祉局より受託し7年目となります。精神障害者の障害者雇用、就労支援に関わる皆様(企業、医療機関、就労支援機関)への情報提供や交流を促進することを目的に「精神障害者就労定着支援連絡会」を開催しています。来年度もこの連絡会を行っていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

[報告]第14回当事者セミナー

オープナー 2025/02/12

当事者セミナー 働く当事者が語る 「私の選択 ~過去・現在・未来~2」

去る1月16日、国立市民芸術小ホールにて当事者セミナーを開催いたしました。
当事者セミナーは、働くことに興味をもっている当事者の皆さん・ご家族・関係機関・企業の方に向けて「働ける」という気持ちになれるよう、リアルな体験談を伝え地域に普及・啓発していくことを目的にしています。今年度で14回目のセミナーとなり、昨年度から国立市しょうがいしゃ就労支援センターと共催しています。参加者が昨年を上回り、ホール会場も盛況となりました。

CIMG1876@@@

 

第1部では、様々な現場で働いている当事者の姿を写真や映像でご覧いただきました。
「動画を視聴して、みなさんきびきびとお仕事をしている姿がとてもかっこよかった」「様々な仕事紹介があり良かった」「多様な職場や働き方が分かり、希望が持ててとても参考になった」と感想がありました。
実際働いている現場を見て、参加者の方に良い刺激になるならと快く撮影を許可して頂いた企業とご本人に感謝いたします。

第2部では、4名の登壇者に「働く当事者から伝える 私の選択~過去・現在・未来~」をテーマに、働きはじめるまでに準備をしてきたこと、病気や障害との付き合い方、働こうと思った動機やモチベーション、働き続けるコツなどを一人ずつ語って頂きました。
職種は飲食店開店前の準備作業・パン製造・事務・調理で、障害名も統合失調症・広汎性発達障害・選択性かんもく症と様々でした。

その4名皆さんに共通していたのは、準備訓練や就職活動を通して“自分のことを知れて良かった”ということです。「自分の得意不得意等を整理して、理解していなかった自分を知ることが出来た、整理されてくると気持ちが楽になった。」と話されていました。
もう一つは“自分から発信(相談)をする”という事です。「信頼できる人に気持ちを話したり、面談をすることで気が楽になり安定してきた。」と話されていました。働くうえで、気持ちをため込んでしまう人が多いと思います。「日頃感じる毒を吐き、全て毒を出してから我に返る。」と話されていたことは、よくわかるなと共感しました。

 

今回、セミナーのテーマを“私の選択~過去・現在・未来~”としていますが、それぞれが自分の事を知り相談する事で、変化が生まれ、未来へつながっていくというリアルストーリーがここにあるなと思いました。他にも「誘惑に負けず規則正しい生活をする。」「大きな声での挨拶と返事が忙しい現場では小さいコミュニケーションが大切だ」も印象に残った言葉でした。

休憩を挟み後半は質疑応答の時間とし、4名がステージに上がり、事前に送って頂いた質問や会場からの質問にもお答えしました。

CIMG1983→これ

アンケートを一部紹介致します。
障害をもつ当事者の方からは
「今後もこのような大会などを続けて欲しい。」「写真や動画での説明だったのでイメージしやすくとても良かった」「来た甲斐があった。大変ヒントに富んでいた。」「自分にあった働き方を見つけたいと思った。」「自分も自己理解を深めていきたい。」「前を向けるような元気をもらいました。」「心にひびきました」
関係機関の方からは
「就職後を知ることができて良かった。」「今後の支援を考える参考になりました。」「理解の輪が広がる良いなと思えるセミナー」「今日のような当事者発表をまた聞きたいです。」
などの言葉を頂き、セミナーを企画した側としては目的を果たせたと思い、大変うれしく思います。

今回の当事者セミナーも大勢の方が参加され、当事者でしか話せないリアルなことばを届けることが出来、大盛況に終えることが出来ました。
3月中に収録した映像を編集しYouTube版で申し込みをされた方へ配信予定しています。

当事者セミナーは、毎年開催しておりますので、来年度もチェックして頂ければと思います。最後に働きながらも当事者セミナーの準備をしてくれた4人の登壇者に感謝いたします。ありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。

(オープナー吉岡)

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

第14回当事者セミナーのお知らせ

オープナー 2024/11/29

リアル開催の申込受付は終了しました。オンデマンド版申し込みは【こちらの記事】からお願い致します。
オープナーでは「当事者セミナー」と題し、現在働き続けている方が登壇し、地域の各施設やDC等に在籍している「これから働きたいと考えている方」、障害者雇用を推進している各企業の皆様に向け生の体験談をお届けするセミナーを開催しております。
今年度もリアル開催(現地集合型)にて行うこととなりました。

今年も国立市しょうがいしゃ就労支援センターと主催し、利用者の方4名が登壇予定です。当日は直接やりとりを行う質疑応答も盛り込みます。ぜひご参加下さい。

日程 2025年1月16日(木)14時~16時終了見込み (開場13時30分)
方法 国立市 市民芸術小ホール
対象 デイケア、通所施設等の利用者の方・支援者の方、企業担当者等
申込 チラシ内のQRコード又は下記リンクよりお申込み下さい。
HP用サムネイル
●第14回当事者セミナーチラシ(オープナー配布版)

【申込はこちらから(Googleのフォームにリンク)】

昨年度に引き続きオンデマンド配信も準備中です。2025年3月の公開を予定しております。
こちらの申込も上記ページから可能です。
沢山の皆様のご参加をお待ちしております。

お問い合わせ:
障害者就業・生活支援センターオープナー 高橋(智)・吉岡
TEL 042-577-0079
国立市しょうがいしゃ就労支援センター
TEL042-505-7271

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

[報告]令和6年度第1回就労定着支援連絡会

オープナー 2024/11/08

去る10月16日に立川商工会議所会議室にて「令和6年度 第1回 就労定着支援連絡会」を開催いたしました。

オープナーでは「精神障害者就労定着連携促進事業」を東京都福祉局より受託し7年目となります。精神障害者の障害者雇用、就労支援に関わる皆様(企業、医療機関、就労支援機関)への情報提供や交流を促進することを目的に「精神障害者就労定着支援連絡会」を開催しています。
今回も70名を超える企業の皆様、支援機関・関係機関の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

第1部として、オープナー職員吉本より、昨年度までに本事業で作成してきた「採用面接コミュニケーションツール」についてご紹介させていただきました。当HPでもダウンロードが可能です(→リンクはこちらから)。ぜひご活用下さい。

第2部では、「働く精神障害者を理解する〜「コミュニケーション」の重要性、その先にあるものとは?〜」と題し、企業内で支える・採用する立場から、また福祉側から就職へと送り出すそして自法人での雇用を支える立場からの2例の実践報告をいただきました。

トランスコスモス株式会社 コーポレート統括管理本部 ノーマライゼーション推進統括部 障がい者人材開発部 障がい者サポート課 田村真弓氏からは、企業という大きな組織の中でどのように他課や周りの方とコミュニケーションを取っているのか、サポート場面での事例などをご紹介いただきました。特に「反省事例」と題された事例の中では「社内支援は必要ありません」と希望される方との関わり方について、社内の枠に当てはめて考えるのではなく、希望の裏側にある気持ちやそれぞれに合った支援を行う様に心がけていることなどが印象的でした。

次に社会福祉法人村山苑 福祉事業センター 施設長 臼田誠寿氏からは、就労移行支援事業・就労定着支援事業の中から大切にされている関わりや実践事例のご紹介をいただきました。特に就労移行では実習に行くか行かないかや、どこの企業に応募するかなど「何かを決めなければならない」場面が多くありますが「自分自身の支援をふりかえると、説明や説得をしていたことも以前はあったかもしれないが、そうではなく情報の伝達を行い、本人の自己決定を促している」と話されていました。自分もやっていないかなと自己点検のきっかけになりました。

IMG_20241016_143248 (1)

最後に参加者の皆様でグループワークを行い、日々の支援・サポートで大切にしていること、コミュニケーションで工夫している事、コミュニケーションで困っている事などを話しました。企業の人事担当者、上司の方、ハローワーク職員、就労系施設の支援員、相談支援事業所、デイケア職員などバラエティに富んだグループでしたが、各自の組織の特徴や個人的なコミュニケーションの癖、自分自身が心掛けていること等幅広い参加者だからこその意見もあり充実した時間になりました。

ひとことで「コミュニケーション」と言ってもその意味は多岐にわたります。コミュニケーションを取ることはご本人への理解・社内の障害者雇用についての理解が進むうえで欠かすことは出来ません。目新しいテーマではありませんでしたが、コミュニケーションの先には相互理解もしくは多角的に理解していくことがあるのだと感じました。

次回第2回は令和7年2月頃の予定です。また告知させていただきますのでご参加の程、どうぞよろしくお願い致します。

(高橋智子)

カテゴリから関連する記事をさがす
オープナー
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

トピックス