お知らせが大変遅くなり申し訳ございません。
5月のメニュー表をお知らせいたします。
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このページではピアスの日常の活動をご紹介します。
今回の内容は「就労プログラム」です。
ピアスでは毎週月~木曜日に実践的なトレーニングを行い、金曜日は午前中10:00~11:30が就労プログラムの時間になっています。
ピアスではこの時間を「就プロ」と呼んでいます。
就プロでは就労までの流れを知るためのプログラムや自分自身の特徴を振り返るプログラム、書類作成など就労に向けた準備を行い、約4か月を1クールとして行います。繰り返し参加することで、新しい発見をしたり、理解を深めていきます。
下の写真は3月のある日に行った就プロの様子です。
就プロの最初には毎回「アイスブレイク」を行います。アイスブレイクは緊張を和らげ、リラックスした雰囲気をつくるためのミニゲームのような時間です。
この日は3人一組でグループを作り、お題に沿った内容をみんなで考えました。お題は「私のおすすめスポット」「ピアスの好きな昼食ベスト5」などその日によって異なります。
アイスブレイクの後は2つのグループに分かれます。この日の内容は「職業準備性チェックリスト」でした。
職業準備性チェックリストは就職に向け、ピアスでの取組みを振り返り、自身の長所の発見や今後のトレーニングでのテーマを見つけるうえで有効なツールです。内容はピアスが独自に作成しています。
この日はリストの内容を一つずつ読み上げつつ、就職する上で準備しておくこと、または振り返っておくと良い点を確認しました。
上の写真のようなグループや個人作業をする回のほかに、ハローワークや企業の方によるお話や、実際に企業を見学に外出する機会もあります。
★利用者の皆さんの声
Oさん(就労移行利用中)
プレゼンテーション(4分間スピーチ)はみんなに自分のことを伝える準備をするので自分について整理する機会にもなります。ほかの人の目標を聞くと、自分のモチベーションにもなります。プレゼンテーション後は「みんな頑張っていて、自分のことも知ってくれている」と感じ仲間意識が生まれます。
Nさん(生活訓練利用中)
ピアスの就労プログラムでは面接の受け方、履歴書の書き方など実践的な内容に加えて、余暇の過ごし方、体調管理、可処分時間など就職した上で病気や障害と付き合いながらより良い人生を送るために必要なことを学べました。
月~木は厨房や事務補助など実践的な活動を中心に行いますが、就プロはその活動を振り返る時間でもあります。今自分自身が取り組んでいることを考えることで就労に向けて意識を高めていきます。
ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせ先は下記のとおりです。
見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ
ピアス通信59号(2023年3月号)を発行しました。掲載が遅くなりすみません。
今回はピアスで行っている就労プログラムの近況を紹介しています。
OBインタビューでは医療機関にてカルテの電子化や診療費に関わる書類作成に従事されているSさんにご協力いただきました。
下の「ピアス通信59号」をクリックしてご覧ください。
ピアス通信58号(2022年12月号)を発行しました。
今回は11月に行ったイベントの様子を早速ご紹介したいと思い、先月の57号に続き2ヶ月連続の発行です。
今回の内容は①オープナー主催の「当事者セミナー」への参加、②OBの中川さんをお招きして行った『就労プログラム「OBの話」』、③現メンバーの梶田さんに登壇いただいた「東京YMCA医療福祉専門学校」での講演の様子、④月1回ピアスで行っている「OB会」に参加されている方のインタビューを掲載しています。
下の「ピアス通信58号」をクリックしてご覧ください。
掲載が遅くなりましたが、ピアス通信57号(2022年11月号)を発行いたしました。
今回は8月に行った「防災講座」、インターネット詐欺について行った「ライフプログラム」、医療機関にて行った「出前講座」について載せています。
また、OBリレーインタビューでは、特例子会社にて倉庫内軽作業を行う川瀬拓也さんのインタビューを掲載しています。
下の「ピアス通信57号」をクリックしてご覧ください。
多摩棕櫚亭協会は、利用者支援を軸に地域の創造や人材育成など精神保健の包括的な底上げを図りたいと考え、「発信し 提言し推進する。」という理念のもと日々活動しています。
多摩棕櫚亭協会は多くの研修会を主催、後援、協力しています。「働く当事者からのメッセージ」「障害者の職場定着をめざして」「発達障害をもつ方へのCESプログラム」など、最新情報を掲載しています。
過去の取材・メディア掲載/講演・講師情報を掲載しています。多摩棕櫚亭協会では、各種プレス、メディア、マスコミ関係の取材、および各種講演、講師のご依頼やお問い合わせを受け付けています。
ピアスは障害者総合支援法に基づく「就労移行支援事業」の提供施設です。精神障害の方(発達障害を含む)の一般就労に向けた働く力を身につけるために、準備訓練をオーダーメイドで提供しています。
障害当事者や PSW として働く職員向けの「精神保健」関連書籍を紹介します。実務に役立つだけではなく、「精神保健」に関する深い知見を得ることができる〈おすすめの書籍〉です。
ピアスのトレーニングを経て就職をされた方は、開所以来 170名以上にものぼります。 ピアスの卒業生は、どのようにピアスを利用し、それが今の仕事にどう生かされているのでしょうか?
特集/連載『往復書簡』精神障がい当事者と健常者職員が共に「境界線」を探る心の書簡のやりとり。ピア(当事者)の時代だからこそ自分達のありようを見直したい。全16回
特集/連載『ある風景』職員の心に刻まれたあの作業所の風景。時代や仕組みは変わっても、あの頃の思いや文化は今もきちんと棕櫚亭に息づいているだろうか? 全13回
新刊書『精神障害のある人の就労定着支援 – 当事者の希望からうまれた技法』天野聖子 著/多摩棕櫚亭協会 編著(中央法規出版) の紹介ページ。2019年5月28日発売
私は『精神障害のある人の就労定着支援』をこう読んだ。地域・医療など精神保健の分野で活躍される方々にこの本を読んだ〈感想〉や〈想い〉を大いに語っていただきます。