~ 冬期休暇のお知らせ ~
12月29日(木)より法人のすべての事業所が冬休みに入ります。
「ピアスが1月4日」、「なびぃが1月5日」、「オープナー・棕櫚亭Ⅰが1月6日」より、開所となります。
新しい年も、社会福祉法人多摩棕櫚亭協会をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会
~ 冬期休暇のお知らせ ~
12月29日(木)より法人のすべての事業所が冬休みに入ります。
「ピアスが1月4日」、「なびぃが1月5日」、「オープナー・棕櫚亭Ⅰが1月6日」より、開所となります。
新しい年も、社会福祉法人多摩棕櫚亭協会をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会
年の瀬になり社会福祉協議会を中心に
歳末たすけあい運動が今年も行われています。
この運動で集められた募金は
近年の在宅福祉事業の拡充もあり
民間による地域福祉活動の推進のために
広く使われています。
棕櫚亭Ⅰではサービスを受けるだけでなくて
自分たちも地域で生活している一員として
少しでも力になっていこうと
メンバーとスタッフで何度かの
話し合いをした結果、
歳末たすけあい募金に協力することを決めました。
11月6日に行われた市民祭での
ポップコーンの売り上げの一部と
メンバーとスタッフからの募金をあわせて
10,000円を国立市社会福祉協議会に寄付しました。
これからも地域との繋がりを大切にしながら
日々の活動を進めていきます!
国立市公民館の中高生のための学習支援事業「LOBO☆くにスタ」で開かれたクリスマス会に参加させていただきました。ピアスでは、このLABO☆くにスタに月1回程度お弁当をお届けしています。
12/14当日は、3つのグループに分かれて、それぞれのグループで2品作りました。私が入ったグループでは、カボチャのミルク煮とチキンカツを作りました。ケーキを担当したグループでは、オーブンに入れた生地が横からマグマのように溢れでてきて、大慌て。
手慣れない感じがありながらも一所懸命やっている姿が微笑ましく、私もできることをお手伝いしていきました。この事業にスタッフとして参加している大学生は、一つの大学からではなく、それぞれの大学で募集をみて、応募されてきた学生さんだそうです。何人かの学生さんや地域のボランティアの方たちとお話をしていく中で、それぞれの思いや楽しさを教えていただきました。
山のように出来上がった料理は、食べ始めるとあっという間になくなっていきました。特にみんなでアイデアを出し合いながら、なんとか形になったケーキは、また格別に美味しかったです。私たちが届けるお弁当も、こうしてあっという間に喜んで食べていただけているのだろうと思います。この事業に、少しでもかかわらせていただいていることに、喜びを感じる時間でした。
地域貢献は、今、棕櫚亭の大きな目標の1つでもあります。これからもどんどん地域の事業にも目を向け、一緒に参加したり、企画をしたり、やれることをどんどんやっていきたいと思います。
(増田静枝)
毎年、恒例となっていますなびぃの『家族講座』を今年度も行ないます。
ご家族が日々悩まれながら当事者ご本人と向き合っておられる中で、なびぃも少しでも何かお手伝い出来ないかと始めた家族講座ですが、開始から早や10年を迎えました。その年その年に合わせて、新しいものも取り入れながら少しでも役立つものになるように考えながらやらせて頂いています。
今年は2回構成で、1回目は「ここちよく関わるために~発達障害専門家によるおはなし~」、2回目は「家族も本人もここちよく~タッピングタッチ~」という内容で開催します。
※申し込み方法・日時など詳細はこちら→家族講座2017ちらし
両回のご参加はもちろん、どちらかだけのご参加でも構いません。お申し込みを心よりお待ちしております。
平成28年12月15日(木)に障害者就業・生活支援センター オープナー主催の
【シリーズ第6弾】 働く当事者からのメッセージ ~カギは余暇と支援者の活用にあり!?~
を行いました。
今年も定員80名のところ約100名の方にご参加いただき、
急きょテーブルを増やす盛況ぶりでした!
第1部では、都立多摩総合精神保健福祉センターで発達障害プログラムやピアスでCES(コミュニケーションプログラム)を担当しておられる中村 干城氏による、余暇の必要性についてノリノリでクイズも織り交ぜながら講義いただき、ピアサポーターであるSさんにもご登壇いただきました。「充実した余暇を過ごすことが仕事の充実につながる」という目から鱗のお話しがあったり、ピアサポーターのSさんからは職場以外でコミュニティを持つ重要性について語ってもらいました。
いよいよ、第2部では3人のオープナーメンバーに登壇していだき、赤裸々に自分の歴史と今を語ってもらいました。ベテランの丸山さんに切り込み隊長になってもらい、デビュー戦の藤井さん、成田さんをひっぱってってくれました。(実は支援者も安心しました)「障害者になりたくなかった」「休職しながらでも働き続けたい」…など苦労や葛藤、普段は言葉にしないことを発信する3人の姿は見事!いつの間にか3人がお互いに質問しあえる雰囲気にもなり、初めて会って話す3人とは思えませんでした。興味・関心の連鎖は会場にも広がり、質疑応答も時間が足りないくらいでした。
働く前の準備が大事!働いてからもいろいろある!働き続けることが大切であること。働く当事者ならではの生の声は参加者に響いたと思います。
「頭でっかちにならないで、意外と働けます」とても心に響くメッセージでした。
終了したあとの登壇者の満足気な表情、素敵です!
川田 俊也
【68枚のアンケートから抜粋】
第1部:働くために今からできる準備~余暇はなぜ必要?~
◎今まで考えなかったテーマなので、興味深い話を聞いて積極的に外に出て、色々なことをしたり、見たりしたいと思った。
◎余暇と娯楽は違うことがわかり大発見だった!
◎障害の有無に関わらず、時間の使い方の工夫は必要だと感じた。
◎余暇も含めた支援を行い、定着させていきたい。
第2部:働く前の準備から職場定着まで~良かったこと・失敗から学んだこと~
◎就職前に通い続けることが必要なことがわかった。
◎働き続けるためには努力が必要。
◎自分にあった仕事と余暇を探していきたいと思えた。
◎就職はゴールではなく働き続けることを目指したい。
◎努力すれば成長できるメッセージが心に響いた。
◎質問に深さが感じられなかった。
皆様から頂きましたご質問に関しては講師からお返事をいただき次第、ホームページにて掲載致します。
「みんなで旅行したい!」と半ばノリと勢いで発案した研修旅行。
みんなが参加出来るようにということで、先日秋川渓谷の旅館に行ってきました。
研修には、26人の職員が参加。
まず天野さんに棕櫚亭の30年を語ってもらい、現リーダーの方々にメンバーとの忘れられない出会いや苦しかった体験を語ってもらいました。それからグループに分かれてどういう組織を自分がどう作ってゆきたいか、自分がどう変わっていきたいのかなど話し合いました。
自分と向き合い、お互いのことを知り、「精神業界を変える!」と野望を語り合い…濃密な研修になりました。私自身この研修の中で、利用者の苦労や辛さを受け止められてないのではという思いがずっとあり、そんな自分に恥ずかしさを感じていることを先輩方に相談しました。年齢と経験を重ねていくことで感じ方が変わっていくこと、わかりたいという気持ちが大事だというアドバイスを受けて少し気持ちが軽くなりました。
研修後は皆で楽しい時間を過ごしました。宴会、出し物、マージャン。お酒がなくなっても話は尽きず、夜中の2時すぎまでこたつに入っておしゃべり。翌日にはまたまたお酒を飲みながらBBQと思い思いに楽しみました。
3時間を超える研修は今までの30年、先輩方が築いてきた棕櫚亭の歴史の続きは私達が創るんだ!という大きな志をもって終えました。精神障害者の幸せ実現に向けて、組織のより強い団結力が生まれた研修旅行になったと思います。 期待と不安で企画し始めた初の研修旅行は、何事にも楽しむ棕櫚亭らしい旅行になり、準備は大変でしたがやってよかったです。
皆さん、お疲れ様でした。
オープナー 本田 美咲
11月の全国就労移行支援事業所連絡会のタウンミーティングの合間に愛媛県松山市近隣の事業所を訪問させていただきました。今回の見学にはねっとworkジョイの高石さんにご協力をいただきました。
1ヶ所目のきらりの森は松山市にある就労移行、就労継続B型、自立訓練を行っている多機能型事業所です。
就労移行では清掃、介護資格取得の2つのコース、継続Bでは、レストラン、弁当の製造・配達、ケーキの製造販売、自立訓練では対人関係の練習や整容、入浴などのQOL向上のための訓練が行われていました。スタッフの関わりは指示、見守りが中心で、利用者の方が、自分で判断をし、それぞれの作業を進めていたのが印象的でした。
施設長の平田さんからお話を伺うと、きらりの森の開設にあたり、近隣の方々からの理解がなかなか得られず、苦労したというお話でした。しかし現在はお隣の児童館、福祉センターと共に地域の資源として認知されている、とても地域に開かれていると感じました。それも子供連れでも居心地の良い空間作り、美味しくリーズナブルなランチなど、地域の方に利用してもらうための様々な工夫がなされているからなのだと思います。
2ヶ所目は松山記念病院です。病床600床の精神科病院、精神科デイケア、訪問看護ステーションなどを運営されています。病院内は写真を撮らせていただくことはできませんでしたかが、どの病棟も明るく、ゆったりとしたスペースで、昔の精神病院ような閉塞感とは無縁な作りになっていました。
病院の敷地内にある地域活動支援センターステップも見学させていただきました。病院内のデイケアは年齢が高い方が多いとの事でしたが、こちらは若い発達障害の方の利用が多いそうです。こちらでは日中活動の一歩として喫茶店の運営をされていました。
地域活動支援センターが喫茶店やっている!という事にとてもびっくりしましたが、就労のイメージ作りにつながることや、地域にも開かれている事が、リハビリテーションに有効なのではと思い、とても素晴らしいアイディア!と感じました。
3ヶ所目はぶうしすてむさんです。IT関連を中心とした在宅就労を支援している就労継続A型、B型の事業所を運営されています。
理事長の川崎さんから遠隔地就労、在宅就労の可能性や、障害ある方々の労働力をどのようにして企業と結びつけていくのかなどなど、熱い想いをたくさん聞かせていただきました。
見学で感じたのは、障害ある方々の支援に決まった形は無いという当たり前のことです。障害ある方々の幸せの為に何ができるか、制度にとらわれすぎず、自由な発想で考える事が大切。その為に地域に根差し、時として地域を越える発想力、実行力を持つ事。今回の見学はとても刺激的なものでした。私たちの支援にも生かせる点が多々ありました。この様な機会をいただけて本当に嬉しく思います。高石さんをはじめ、ご協力いただいたみなさんありがとうございました。
ピアス 吉本
先日お知らせしました、
働く当事者からのメッセージ
~カギは余暇と支援者の活用にあり!?~
へのたくさんのお申し込みありがとうございます!!
大好評により、定員に達しました!
今回ご参加できなかった方は……
是非!来年の当事者セミナーにお越しください。
セミナー当日も来週に迫ってまいりました。
ご参加くださる方々、当日はお待ちしておりますね。