ピアスの日常(事務補助 編)

ピアス 2022/05/06

ピアスの就労移行支援事業には厨房、環境整備(清掃)、事務補助の3つの部門があり、毎週月~木曜日に就職に向けたトレーニングとして作業を行っています。

今回は事務補助部門をご紹介します。

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作業内容としては、軽作業、コピー、郵便物仕分けや発送、ファイリング、PC入力などの基礎的な作業から始めます。慣れてきたら売上計算や銀行の入出金、月掛けの請求、お茶出しや来客対応、外線対応など、実践的で責任ある作業にチャレンジします。

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PCやコピー機などの事務機器を使うことに慣れたり、職場での立ち振る舞いを身につけることはもちろんですが、ピアスの部門の中でも特に幅広いコミュニケーションスキルを練習して身につけることができる場所です。報・連・相をしながら仕事を自分で進めていくこと、時には複数の業務を同時並行で進めていくことは事務補助ならではです。

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★利用者の皆さんの声

KMさん(就労移行1年3ヶ月目)

ピアスに入る前は自分から発信することが苦手でしたが、事務補助で作業が終わった報告や、どうしたらいいかという相談ができるようになりました。また、仕事向けの電話の取り方も学びました。トレーニングと振り返りを通して、自分は仕事の説明をされるときに「見本を先に見て完成形を知っておけるといい」ことがわかりました。どういう仕事環境なら自分は働きやすいかという発見がたくさんありました。

 

KSさん(就労移行4か月目)

挨拶や報連相、コミュニケーションなどのスキルの向上や、社会に出るために必要な人としての成長ができたと感じています。また、与えられた仕事を一人でていねいにこなすことも頑張っています。

 

Yさん【生活訓練(就労移行の部門体験)】

事務補助に入りいつもよりビジネスマナーを気にするようになりました。ピアス以外のオープナーや本部の職員とのやりとりをすることもあるので、対人コミュニケーションスキルを学ぶのにいい機会になっています。

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ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせ先は下記のとおりです。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ

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3種類のツールのご紹介【精神障害者就労定着連携促進事業】

オープナー 2022/05/06

オープナーでは、東京都福祉保健局より、令和3年度~5年度まで、精神障害者就労定着連携促進事業を受託しております。

本事業の内容は、下記のようになります。

  • 精神障害者の方たちの職場定着を促進していく
  • 精神科医療機関に向けて、就労支援についての出前講座
  • 連携に資するツールを作成すること

上記の取り組みは、平成30年度~令和2年度も東京都から受託しており、昨年度までに完成しました各ツールをご紹介いたします。

企業担当者向けツール

採用面接のためのコミュニケーションツール

コミュニケーションツールサムネイル【ダウンロードはこちらから】(GoogleDriveからのダウンロード)

本ツールは、働きたい精神障害者と企業の採用担当者が、円滑なコミュニケーションを促進することを目的に、より良い人材の採用と職場定着に繋がると考えています。

昨今の採用場面では、企業側が求職者の履歴書や職務経歴書について聞き取る「一方向型」の採用で、企業が主語で選ぶ立場でした。そのため、求職者の職業準備性や自己アピールをする機会が少なく、企業は求職者のことを理解できないまま採用した結果、職場定着が進まない現状がありました。

そのような現状を踏まえ、オープナーでは、採用面接場面を『互いについての理解を進めていく場』と再認識しました。双方向でコミュニケーションをとることで、求職者の理解も進み、配置部署や業務内容の検討、提供可能な合理的配慮の範囲など、深く検討することができるようになります。

そのためには、求職者の職業準備性ばかりが求められるのではなく、企業側の『採用準備性』や『社内での障害者雇用の理解促進』などの事前準備がとても大切です。また、採用面接時の雰囲気作りなど、実際の場面で気を付けることも多々あります。

今まで、企業が求職者を選ぶ時代でしたが、これからは、求職者が企業を選ぶ立場にもなっていくと考えています。

質問の意図や目的、その背景を十分に理解した上で、それぞれの企業に合った形で質問する場面や具体的な聞き方を準備していただきたいと思います。ぜひご活用いただき、ご意見を頂戴いただければ幸いです。

当事者向けツール

マイノート

マイノート表紙サムネイル

【ダウンロードはこちら】(GoogleDriveからのダウンロード)

<マイノート記入例 ダウンロードはこちら>

障害当事者が、希望する生活を実現するためには『自分を理解すること』や『理解した情報を人と共有すること』などが必要であると私たちは考えます。また、希望の実現には、どのような方法があるか具体性をもつ必要があるとも考えます。

マイノートは、就労面、生活面、医療面様々な観点から自身の状況について振り返りを行ない、自己理解を深めるためのツールです。他者の協力を必要と感じる場合には、このノートをめくりながら自分にとってどんな手助けが必要か、あるいは、どのように話せば伝わるかなど、情報共有ツールとしても活用できると考えています。

支援者向けツール

 医療連携・就労支援機関 連携ガイドブック

連携ガイドブックサムネイル【ダウンロードはこちら】(GoogleDriveからのダウンロード)

精神障害者が職場に定着するためには『医療』的な関わりや視点が欠かせません。しかし、現状では就労支援機関・企業と医療機関での連携が十分に機能しているとは言えません。

オープナーでは「なぜ三者での連携が円滑にすすまないのか」という課題に対する要因を整理して、連携促進につながる『就労支援機関が行なえるアプローチ』を考え、提案をしています。


今後、3ヶ年を通して、各ツールについてブラッシュアップや普及・啓発を行っていく予定です。ブラッシュアップのためにも各関係機関・企業の皆様に各ツールをご活用いただき、率直なご意見を頂戴できれば幸いです。

ご不明な点などございましたら障害者就業・生活支援センターオープナーまでお問い合わせ下さい。

TEL:042-577-0079

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