ピアス 就労移行支援事業ピアス

ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

ピアスについて

障害者の「働きたい」を「ずっと、働いている」へ。

  • ピアスは、障害者総合支援法に基づく「就労移行支援事業」の提供施設です。
    利用期間は原則2年間です。
  • 主に精神障害の方(発達障害を含む)の一般就労に向けた働く力を身につけるために、準備訓練(トレーニング・プログラム・職業実習等)をオーダーメイドで提供しています。
  • 1997年にスタートして以来、170名以上の方が就職されています。
  • 行政機関による第三者評価を受けています。
    公益財団法人東京都福祉保健財団 ウェブサイト »

ピアス
就労移行支援事業

〒186-0003 東京都国立市富士見台1-17-4 アクセス »
tel. 042-571-6055
fax. 042-575-8332
月曜日〜金曜日 09:00〜17:00/土日祝日 定休

就職者実績

就業・生活支援センター オープナーと連携した就職者推移

年度 新規相談 新規登録 就職者 内ピアス
2006(平成18) 45 45 14 8
2007(平成19) 66 48 24 8
2008(平成20) 65 37 27 11
2009(平成21) 70 30 30 13
2010(平成22) 75 36 36 13
2011(平成23) 114 55 42 16
2012(平成24) 114 54 48 22
2013(平成25) 92 20 39 15
2014(平成26) 102 30 38 16
2015(平成27) 122 38 31 17

障害のある方へ

「長く働き続けるために、自分の合う仕事をじっくり探したい!」
「現在作業所に通所していて就職のためのステップアップをしたい!」

これらの「働きたい!」想いを解決するために、ピアス「就労移行支援事業」は、利用者みなさんの得意・不得意を把握し、就職に向けて実践的なトレーニングを行っています。

  • 利用対象者
    18歳から65歳までの障害をお持ちの方で、企業等での雇用就労を希望する方。
  • 費用
    利用料がかかりますが、利用される方の所得に応じて減免制度があります。
  • 工賃・交通費
    一定額までの交通費の補助を行っています。従事していただいた業務時間に応じ、 工賃をお支払いいたします。

働くまでの流れ

「働く力」を身に付けるための5ステップ

ピアスのトレーニングやプログラムを通じて、「働く力」を身に付けていきます。
まずは、お気軽にご連絡ください。体験利用や施設の見学も可能です。

働くまでの流れ|ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協

オーダーメイド支援

オーダーメイド支援|ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協会
「自分に必要な力は何か?」「どのような仕事内容、どういう職場であれば働きやすいか?」
ご本人と職場のジョブ・マッチングを図るための「オーダーメイド支援」を行い、就職支援機関と連携して、継続的にサポートしていきます。

就労トレーニング

◦パソコンの入力や事務機器の取り扱い、照合や仕分け等の事務補助業務
◦会議室・トイレ等のビルメンテナンス業務
◎弁当製造(惣菜の盛付け)、食器洗浄、配達等での接客
◦ワークサンプル幕張版(教材による模擬作業)
◦そのほか

就労プログラム

◦障害・疾病に関する基礎知識
◦日常生活の管理、ストレスコントロール
◦ビジネスマナー
◎CES(発達障害者向けコミュニケーションプログラム)
◦履歴書・職務経歴書の作成
◦電話対応、接客などのSST
◦そのほか

職場体験実習

◎高齢者施設でのリネン作業
◦企業・公共団体での様々な職場体験
◦そのほか

1日のスケジュール(例)

トレーニングやプログラムは、一人ひとりの利用目的に合わせたサービスを提供しています。

1日のスケジュール(例)|ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

卒業生インタビュー

みんなピアスにくれば道が開けると思う|山下洋輔さん|ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

ピアスのトレーニングを経て就職をされた方は、1997年の開所以来、170名以上にものぼります。(※2015年度時点)
今回は、ピアスを卒業され、現在も継続してお仕事をされている「山下洋輔さん」と、会社の定着支援担当の「千葉康夫さん」へのインタビューを実施しました。
山下さんはどのようにピアスを利用され、それが今のお仕事にどう生かされているのでしょうか?

ピアス入所前の経歴を教えてください

山下さん: 大学を中退して、アルバイトも長続きせず、発病してなびぃのデイサービス、根岸病院デイケアに2年間通い、ピアスに入所しました。

なぜピアスへの入所を決めたのですか?

山下さん: 先生からトレーニングをしておくと、発病前の仕事の感覚も取り戻すことができ、仕事が長続きすると、アドバイスがあったからです。

ピアスでどんなことを学ばれたのですか?

山下さん: 仕事をするには体力が必要なので、週5日4時間のトレーニングをしっかり行いました。そこでは、報告・連絡・相談をしながら作業を身につけるいい機会になりました。また、就職活動で必要となる履歴書の書き方や面接練習等も行いました。

ピアスで学んでよかったという点はありますか?

山下さん: 体力が付いたので休まず仕事に出勤できています。また、報告、連絡、相談が上手に行えるようになったことで、上司とコミュニケーションが取れるようになりました。

現在の勤務時間を教えてください。

山下さん: 入社した当初は6:30~10:30で行っており、その後13:30、15:30と勤務時間を延ばしていったのですが、体調を崩してしまい、現在は6:30~10:30で行っています。

現在はどんなお仕事をされているのですか?

山下さん: 売り場でグロッサリー(食料品・生活雑貨・日用品など)の品出しです。足りない商品を補充したり、奥にある商品を手前に出したり、勤務時間中はずっと動きっぱなしです。

今の仕事を選んだ理由は?

山下さん: 前職で経験があったので、やり易いかなと思いました。

ピアスで体力がついてよかったということですけど具体的にはどういうことですか?

山下さん: もともとピアス入る前は何もしていなかったので、作業をやるような感じではありませんでした。デイケアで一日中座っていたりして。作業する体力がなく、最初は2時間を週3回で、その後に、週5にどんどん延ばしていってちょっとずつ作業に慣れて体力をつけていきました。

意欲や気持ちの部分で変化はありましたか?

山下さん: ありました。最初はデイケアを週に2回行ってピアスは週3回でした。最初は、あまり作業をしたくなかったのでデイケアの方が行きやすかったです。でも工賃はもらえるし、『作業をすればするほどお金にもなるから働く』ということが分かり始めてモチベーションがあがりました。

コミュニケーション面でもピアスの訓練が役にたっていますか?

山下さん: 報連相というものをやったことがなかったのですが、今の職場でも報連相をそのまま使っています。ピアスでは清掃の時に報連相が全くできていないと指摘されました。清掃作業が終わった後に、本当は終わりましたと伝えなければならなかったのに椅子に座っていたんですよ。それで指摘されて以来自覚するようになりました。

ピアスを利用したいと思っているひとたちにメッセージはありますか?

山下さん: 皆さん、順調に生きてきたわけではないと思いますけど、ピアスにくれば道が開けると思うので、是非、利用してみて下さい。

勇気をだして働いてみよう|株式会社いなげやウィング 千葉康夫さん|ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

山下さんのお仕事のようすを聞かせて下さい。

千葉さん: 彼は出勤もちゃんとしていたし能力的にも高かったので、何にも問題なかったです。要領とか段取りは教えたけど、病状も安定していて、決まった場所・覚えた場所に出すという単純作業で体を使うような仕事が山下さんのパーソナリティに合っていたようです。「この商品どの通路だったっけ?」と私が山下さんに聞くくらい記憶力が抜群に良いんですよ。

ご自身では、仕事の特性などについて語ることはありましたか?

千葉さん: あまりしてないでですね。どっちかっていうといきなり溶け込んじゃった感じで、真っ先にこの商品はこの通路にあると覚えたのは彼で能力は高くリーダーからの信頼も高かったです。コミュニケーションは得意ではなく、自分で何かを言うことはあまりなかったですが、作業が好き、黙々とこなすのが好きなように見えます。

ご自分の症状を理解されている方は多いのですか?たとえば山下さんの場合はどうでしょうか。

千葉さん: 山下さんは疲れてくると疲れている感じがわかります。一時期、本人より一日6時間で週30時間の勤務時間を長くして社会保険にして今後一人暮らしをしたいという要望がありました。そこでこちらもアクションを起こして時間を長くしたのですが、山下さんが体調を崩してしまって。そのあと時間を戻したら、体調が治ってきましたけどね。

それはご本人が発信できたのですか?それとも周りが気が付いたのですか?

千葉さん: 先にリーダーさんが気付いて、そのあと本人からちょっと無理そうですと申し出がありました。本人の希望だったので分からなくてやってしまったのですが、やるとしてもじっくり伸ばすかなぁ、1時間とか30分とかちょっとずつ時間を延ばせばよかったなぁなどと思うことがありこちらも勉強になりました。

だとすると、実際に時間を増やすときとか、環境が変わる時は自分がどんな変化をするのか、もしかしたら体調が悪くなりかけるとか、そういうことを訓練の間でシミュレーションをして、会社の方と共有できるといいですね。

千葉さん: そういう疲れの兆しを見るポイントなどを伝えていただけたらありがたいなと思います。病気についての知識がない店員などに伝えるのは大変かもしれないですが、この人はこういうところで大変なことになっちゃう、疲れやSOSサインはこうであるとか、パニック発作などに陥った時はこういう対処をしてくださいというようなアドバイスが支援者や本人から出てくると、いいですね。本人も確立していると助かります。

他に訓練で準備できておくといいことはありますか?

千葉さん: 先ほどの基本的なことのほかは、実際に働いてみないとわからないと思います。働くことが一番のリカバリーになるかと思いますし。もちろんある程度前提となることは訓練や勉強をしてもらって、多少自分の対処法とかを相手に伝えられるようにとかはちょっとやって置いた方がいいですが…。仕事って何千種類もあるし、とりあえずは勇気をだして働いてみるというほうが早いような気がします。就職する前に、時間帯など安心して通える条件で職場実習も体験してもらえると、実際に働いているとこんなものなんだ、という感覚がつかめるのでいいと思います。

協力: 株式会社いなげやウィング
インタビュー: 2015年12月

就職者 職種別一覧

2014年 – 2015年 累計

就職者 職種別一覧|ピアス 就労移行支援事業所|社会福祉法人多摩棕櫚亭協会

◎2015年度 内訳
事務補助/事務補助(4人) 事務補助/調査(1人) 事務補助/経理(1人) そのほか/品出し(1人) そのほか/車輌整備(1人) 軽作業/軽作業(1人) 軽作業/事務補助(1人)

◎2014年度 内訳
事務補助/事務補助(9人) 清掃/清掃(4人) そのほか/倉庫内作業(1人) 軽作業/軽作業・清掃(1人) 厨房/洗い場(1人)

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