地域貢献 「おいしい時間」への夕食配達 ~ 「おいしい時間」の可能性を実感! ~

ピアス 2018/04/05

 

棕櫚亭が始まって以来大事にしてきた「食」、今でも棕櫚亭Ⅰの昼食つくりやピアスの弁当配達部門、そして国立市の高齢者配食事業への夕食配達へと引き継がれています。そして、その「食」を通じた新たな地域貢献を始めてからもうすぐ2年が経とうとしています。

市内の児童民生委員さん達の思いから始まった「おいしい時間」という名の食堂への夕食配達は、3月で18回目を数えました。食数も20から40食に増え、第1水曜日の夕方にお届けしています。毎回実施後に振り返りをし、次回に生かすという丁寧なやり方を続け、今ではピアスの利用者が準備のお手伝いにも行かせていただくようになっています。

昨日食事をしている時間帯にお邪魔して驚いたのが、私達が小さい頃に(昭和です)まだ近所のあちこちにあった風景が再現されていたことです。どこまでが家族か分からないくらい色々な人々が交りながら食事をし、おしゃべりしながら手を振って別れていく・・・福祉の中でも高齢者、こども、障害者等、連携や枠を超えた仕組みつくりが模索されていますが、それを実践している一つが「おいしい時間」ではないかと感じました。そのような実践の一部を担わせてもらっていることに嬉しさを感じ、地域の課題解決の光を見たような気がしました。

常務理事 高橋 しのぶ

 

ピアスのお弁当のおかずとご飯をお届けしている「おいしい時間」にお邪魔してきました!場所の名前は「ひらや照らす」とってもステキな古民家です。
子どもたち、親子連れが多く、和気あいあいとお話しながら美味しそうに食べていらっしゃいました。いっぱい人が入っていると感じましたが、今日は少ない方だとおっしゃっていました。入り口では、お母さんが食べているからとスタッフの民生委員さんが赤ちゃんを抱っこしています。かわいいトレイにピアスの食材が美味しそうに盛り付けられていました。帰り際にも帰ることを惜しむように、楽しそうにお母さんとスタッフの方がお話をされていたり、「また来月〜♫」と笑顔で手を振り合っている姿がとても印象的でした。スタッフの方とタッチしたり、じゃれ合ったりする子どもの笑顔がまぶしかったです。

食を通じてたくさんの方のふれあいの場になっていることを感じ、この場に関われていることがとても嬉しさとともに誇らしく、ピアスの利用者さん、スタッフにも知らせたいと思いました。これからも、この関わりを大事にしていきたいです。
今回は長い立ち話になってしまいましたが、今度はぜひ自分も食べながらお話の輪に入っていきたいと思いました。

ピアス 増田静枝

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ピアスがNHK・Eテレの取材を受けました!いよいよ放送・4月3日(火)20:00~!!

法人本部 2018/03/31

「就労支援は誰のためにあるのか?」

新体制が本格的にスタートした平成29年度が終わろうとしています。個人的には季節を感じる間もなく、走り抜けた(走り抜けてしまった??)一年間でした。そしていよいよ平成30年度、障害者総合支援法や報酬単価の改正、精神障害者の法定雇用率算入と、様々な変化が待ち受ける激動の一年となりそうです。特に、法定雇用率の算入は、棕櫚亭がこの数十年、力を入れてきた就労支援に大きな影響を与えることが予想されます。

棕櫚亭が通所授産施設ピアス(現:就労移行支援事業所ピアス)を開所したのは、平成9年、今から20年以上も前の事です。「どうすれば当事者の方々の「働きたい」に応えられるのか?」を考え、働く準備の場として、完全通過型のトレーニング施設としてピアスはスタートしました。当時は、精神障害者の就労支援を行っている事業所は皆無に等しく、モデルもない中、試行錯誤を繰り返し、現在のピアスはあります。

さらに、平成18年には「障害者就業・生活支援センターオープナー」を開所させ、「就労準備」だけではなく、「就労定着」にまで支援を広げ「働き続けられる」システムを作り上げていきました。そして、この20年間で400名近い方々が就職されています。

これらの取り組みを通して、私たちが世の中に伝えていきたかった事は、「精神障害者も、丁寧な準備をすれば再発する事なく働く事が出来る。そして、適切な支援があれば、働き続ける事が出来る。」という事です。

確かに今、障害者雇用、とりわけ精神障害者の就労支援には、一見すると追い風が吹いています。都内には就労移行支援事業所がひしめき合い、障害者向けの転職サイトも活況です。そのような状況を受けて、精神障害者の就職者数は上昇の一途を辿ります。

しかし一方で、職場定着率は、就職後3か月時点で69.9%、1年時点で49.3%と、約半数の方々が離職していくというのが現状です。(2017年独立行政法人高齢・障害・求職者雇用機構調査)さらにそれは数年前の調査と変わらず、「病状悪化」は離職理由の上位にあがります。こんな状況を見ながら最近、ふと考える事があります。

「私達はこんな事を目指してきたのだろうか?」・・・・

そこで今回、「精神障害者の就労支援」を問い直す意味も込め、ピアスがNHK・Eテレ(教育テレビジョン)で放送中の「ハートネットTV」の取材を受ける事になりました。そこには、一人のピアス利用者の方のトレーニング風景が映し出される予定です。その映像を通して、棕櫚亭の就労支援が大切にしてきたものが伝わればと思っています。

放送は、

NHK/Eテレ 4月3日(火)『精神障害者と働く 第1回 「働き続けるために」』20:00~

ピアスはその中の一部に登場する予定です。ぜひご覧ください。

規制緩和後、株式会社等の台頭により就労支援は支援ではなく、ビジネスになろうとしています。ですが、こんな時だからもう一度考えたいと思います。「就労支援は誰のためにあるのか?」を、そしてそんな状況に少しでも一石を投じられる、そんな組織であり続けたいと思っています。

(平成29年度最後の日に 理事長 小林由美子)

 

 

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信22号を発行しました

ピアス 2018/03/26

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信22号を発行しました。

ピアス通信22号

今号の記事内容は・・・

1面から3面までを「全国就労支援連絡協議会」の新人職員研修にピアスOBの方と職員が参加しましたので、そのご報告に関する記事構成となっています。

ぜひご覧ください。

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信21号を発行しました

ピアス 2018/03/06

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信21号を発行しました。

ピアス通信21号

今号の記事内容は・・・

  1. 地域活動支援センター『なびぃ』のご紹介
  2. なびぃ職員 インタビュー
  3. コラム「とっておきのリラックス法 温泉編」
  4. お知らせ

となっております。ぜひご覧ください。

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信20号発行しました

ピアス 2018/01/31

ピアス通信20号を発行いたしました。

ピアス通信20号

今号の記事内容は・・・

  • 東京YMCA学院医療福祉専門学校での講演の感想について
  • 就労移行支援施設の再利用についてのインタビュー記事

などとなっています。ぜひご覧ください。

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信19号

ピアス 2018/01/17

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信19号を発行しました。

ピアス通信19号

今号の内容は・・・

  • くにたち秋の市民祭 参加の報告
  • 棕櫚亭 地域交流スポット紹介 第1弾 ”Cafeここたの”特集
  • お知らせ 就職した方へのフォローアップの取り組み紹介 ~土曜CES~

となっています。ぜひご覧ください。

ピアス卒業生の方へお知らせ☆忘年会やります☆

ピアス 2017/12/22

直近のお知らせになりますが…

12/28(木) 15:30-18:00ピアスの忘年会を行います!歌(バンド!?)あり、クイズあり、ビンゴあり♪軽く食べ物も用意します。今、当日に向けてみんなでコツコツ準備を進めています。トレーニング今年最終日にみんなで楽しむことにしました 🙂

現役メンバーさんや懐かしいスタッフと一緒に楽しみませんか?

景品、食べ物の準備の都合上、来れそうな方は、ピアスにご連絡いただけると助かります。

みなさま、お待ちしております♪     (長野・増田)

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就労支援基礎研修のお知らせ

ピアス 2017/12/20

ピアスも参加している全国就労移行支援事業所連絡協議会の研修のお知らせです。ピアスからもOBの川崎さん、職員の吉本が事例報告します。ご興味ある方はご参加ください。

お申し込みの際は、以下をクリックしてご利用ください。
事例集報告会 チラシ ver.5

事例集報告会 チラシ

 

ピアス通信17号・18号を発行いたしました

ピアス 2017/12/13

SSKP はれのちくもり ピアス通信17号・18号を発行いたしました

ピアス通信17号

内容は・・・

  • 棕櫚亭30周年フェスを終えて!
  • 30周年フェス出演者・参加者の感想
  • お知らせ:くにたち秋の市民まつり

などとなっています。


ピアス通信18号

内容は・・・

  • 就労定着支援事業の制度化について
  • 障がい者 職場定着の秘訣と課題について

などとなっています。

「障がい者 職場定着の秘訣と課題 オープナー川田さん編」WEB版全編を同時に掲載します。

障がい者・職場定着の秘訣と課題 オープナー川田さんWEB版

ぜひご覧ください。

<お詫び>

今回、ホームページ上への掲載が遅れてしまい、

申し訳ありませんでしたが、ぜひご覧ください。

 

 

YMCA学院でピアスの話をしてきました!

ピアス 2017/12/01

11/17(金)、東京YMCA学院医療福祉専門学校の作業療法士コース2年生の方の授業の1コマで、利用者さんと一緒にピアスの説明をしてきました。学校のある場所は、ピアスの近くで、普段からお弁当も利用していただいているお得意様でもあります。

一緒に行ったFさんは、私が説明している途中で突然話を振っても、落ち着いて丁寧にお話をしてくださって、ピアスの様子を具体的に伝えられたかなと思っています。学生さんたちは熱心に聞いてくださり、終わった後もたくさんの質問がきました。支援を受ける側の生の声をより聞きたいという思いの伝わるものばかりで、一見おとなしそうな学生さんたちの中の熱い思いを感じました。Fさんもそれを感じたのでしょう、自分の話をぜひ、これからの仕事に役に立ててほしいとお話されていました。また、ピアスに通わなければここで話すなんてできなかっただろうともおっしゃっていました。今回、私にとっても、Fさんにとってもいい経験になったと思います。

私は、話の最後に、自分が仕事をしていて大事にしていることをお伝えしました。私は、利用者さんに自信を取り戻してもらうことはもちろんなのですが、その方の尊厳を傷つけないこと、これを大事にしています。また、棕櫚亭の理念を忘れず、その人にとって何が一番幸せなのか(私が一番と思うものではなく)をきちんと知り、その人が一番幸せだと感じることを一緒にめざしたいと思っていることをお伝えしました。

私もFさんと同じで、少しでも私たちの話を将来の仕事に活かしてもらえたらなと思いました。

(ピアス 増田)

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