賛助会通信「はれのちくもり」2024年3月号を発行しました。
今年度の発行が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。
紙面はこちらからご覧いただけます。
- 棕櫚亭の防災への取り組み
- 昨年度(2022年度)の会計報告
- お知らせなど
などとなっております。
また、多摩棕櫚亭協会 賛助会へのご入会のご希望、住所変更などございましたら事務局(042-575-5911)までご連絡くださいませ。
賛助会通信「はれのちくもり」2024年3月号を発行しました。
今年度の発行が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。
紙面はこちらからご覧いただけます。
などとなっております。
また、多摩棕櫚亭協会 賛助会へのご入会のご希望、住所変更などございましたら事務局(042-575-5911)までご連絡くださいませ。
11月5日(日)に国立駅前で行われた市民祭に「多摩棕櫚亭協会」として物販ブースを出展しました!
コロナ禍後の待ちに待った再開ということで、沢山のお客さんでにぎわう盛況なお祭りになりました。
今年はホットドックを破格の150円で販売しました。販売開始からお客様の列が途切れず、350食用意していたものの12:15にはあっという間に完売してしまいました。
各施設のメンバーさん達も顔を出して下さいましたが、「完売でごめんなさい」の連続になっていました(お越しいただいた皆さん、ありがとうございました!)
また売り子さん係や準備で参加して下さった皆さんにコメントをもらいましたので、掲載させていただきます(^-^)
◆朝イチから看板を持って宣伝してくれたSさん
パレードが最初から見れてよかった。行列ができるとは思わなかった。あんなに早く売れるとは思わなかった。あんなに繁盛したのは初めてだった。
◆午前中のザワークラフトを入れる手伝いをして下さったKさん
市民祭はお客さんとして行ったことはあったが出店は初めてだったので、貴重な経験が出来た。人が混む時とそうじゃない時で雰囲気が変わるのを体感した。裏側が知れて良かった。(作業は)はじめは戸惑ったがやっているうちに自分なりのコツをつかんだら楽しくできた。
◆お昼前から応援に来てくれたSさん
もっと働きたいと思っていたが、あっけなく終わって残念だった。
◆午後から参加してくれたKさん
早く売り切れてしまったので、やった作業は片付けがちょっとだけだった。周りのお店も売り切れ続出だったので、(来年は)もっと売れるかなと思いました。途中から来たので作っている所を見たら戦場の様でした。OBやオープナーの人など、いつも来ないような人に会えてよかったです。
◆看板や装飾を作ってくれたYさん
もっと値段を上げても良かったのでは、と思った。準備で看板やプラカードを書いたのは楽しかった。その看板を使ってるところを見れなかったのは残念。
また来年?棕櫚亭のブースを見かけた際にはぜひお立ち寄りください!
2023年8月8日、「多摩棕櫚亭協会 2022年度活動報告会」を開催しました。
今年はくにたち芸小ホールを借り、日頃お世話になっている100名を超える方々にお越しいただきました。
今まで毎年行っていた報告会ですが、2019年は台風の影響でやむなく中止に。そのまま2020年からはコロナ禍のため実施できず、報告書の冊子を郵送でお配りするのみとなっていましたので、実に5年ぶりの開催となりました。
第1部では、各事業所の2022年度の活動報告を行いました。コロナ禍で活動を制限せざるを得なくもどかしく思っていた時期が長く続きましたが、徐々にメンバー中心のグループ活動など、棕櫚亭らしさを取り戻しながらも、新たな取り組みや地域との関わりも模索しつつあることなどを報告いたしました。
第2部では、当法人のピアススタッフである櫻井博より、「ピアスタッフとして駆け抜けた10年 ~支援することと、支援されることの狭間で~」と題して講演しました。病を発症した頃から、“ゴミ箱からの”棕櫚亭との出会い、メンバーとして過ごした7年間とピアスタッフとして駆け抜けたこの10年間について、滔々と語る様に会場は静まりかえって聴き入っていました。ピアスタッフとしての立場について、メンバーとスタッフの間を振り子のように揺れて行き来するようにやってこられたその在り方から、各自が重く受け止めるものがあったように思います。
また、棕櫚亭が長年お世話になっている方々からご挨拶を賜りました。国立市役所しょうがいしゃ支援課の長田健課長、棕櫚亭の初代理事長である石川クリニックの石川義博先生、そして15年間理事を務めてくださった谷水勝宏理事からは退任のご挨拶を頂きました。皆様からの愛情深いお言葉を受け、長年の棕櫚亭の活動を見守りお力添えくださってきたことへの感謝の気持ちとともに、今後も棕櫚亭らしさを大切に、活動を続けていきたいという決意の気持ちを胸に強く抱きました。
ご来場くださった方々には棕櫚亭へのメッセージカードをご記入いただきました。これもまた応援のメッセージに溢れており、地域の皆様に支えられて今の棕櫚亭があるのだと、胸が熱くなる思いで読ませてもらっております。(こちらからご覧いただけます➡2023報告会メッセージカード)
今回は残念ながらお会いできなかった方々へは報告書の冊子を順次発送しておりますが、ご入用の際は是非お声掛けくださいませ。
最後に、こうしてたくさんの方々にご出席いただいて報告会を無事に開催できたこと、皆様が日頃から棕櫚亭を支えてくださっていることに感謝を申し上げます。今後ともどうぞご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 (尾崎)
社会福祉法人多摩棕櫚亭協会では、メンバーさんやそのご家族、関係機関や棕櫚亭の活動に関心を寄せて下さる方々に向けて毎年『活動報告会』で、前年の活動の様子をご報告してきました。
2020年にコロナウィルスの流行が始まって以降は『活動報告書』をお渡しするだけになってしまっていましたが、3年ぶりに報告会を開催することとなりました。
日時 8月8日(火)14:00~16:15
会場 くにたち市民芸術小ホール
第一部では各事業所等の活動報告、第二部では当法人にてピアスタッフとして活躍している櫻井博の講演を企画しております。
詳しくはこちら→2023.08.08【2022報告会】ちらし
事前にお申し込み頂けると受付がスムーズになりますが、座席には余裕がございますので事前にお申し込みがなくてもご参加頂けます。
みなさまのご来場を心よりお待ちしております。
法人では2020年度に「災害プロジェクト」を立ち上げ以降、様々な防災関連の備品の
整備や避難訓練などを行ってきています。今回は、災害や緊急事態に備えるための一環として
12月2日(金)に立川消防署・東京防災救急協会
の方お二人にお越しいただいて普通救急救命講習
を行いました。
参加者全員で心肺蘇生の方法やAEDの使い方、
その他救命処置の方法、コロナ禍で救命処置を
行う時の注意点などを学びました。
講師は長年救急の仕事に従事された方でしたが、講習の締めくくりに講習を受けることで勇気を
出して救命処置を行う一歩を踏み出してほしいと励まして下さいましたが、学んだことで一歩を
踏み出せるのではないかと思っています。
コロナ禍の人数制限の関係で職員全員に
参加していただくことはできませんでしたが、
誰かを救う勇気を出すのをアシストするため、
講習を受けることに興味のある方は下記のリンク
をご覧ください。
令和4年度に都内各消防署で行われる「救急救命講習日程のリンク」です。
各自治体でも講習を行っている場合があるようですので自治体に問い合わせ
する方法もあると思います。
12月に入り今年も残り少なくなってきました。
皆さま体調に気を付けつつ寒さを乗り切りたいですね。
賛助会通信「はれのちくもり」2022年10月号(第139号)を発行しました。
遅ればせながら、全事業所の昨年度のふりかえりと今年度の取り組みをご紹介しています。
また、昨年度の会計報告や各事業所のスケジュールなど、やや厚めの紙面となっておりますが、ぜひご覧になってください。
賛助会員になってくださっているのにも関わらず紙面が届かない、住所変更、送付依頼などありましたらぜひお気軽にお問合せください。
(多摩棕櫚亭協会 042-571-6055 / 042-575-5911)
今後ともどうぞご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
猛暑が続く今日この頃ですが、みなさんお変わりなくお過ごしの事と思います。ご無沙汰しております、理事長の小林です。今日は、少し前になりますが6月17日東京都庁で行われた「女性活躍推進大賞」の受賞者知事面会のご報告をしたいと思います。
この賞は平成26年度に「全ての女性が意欲と能力に応じて、多様な生き方が選択できる社会の実現」に向けて東京都が創設したものです。産業分野、医療・福祉分野、教育分野の3分野から応募を募り、その中から大賞が選ばれます。棕櫚亭は令和2年度に医療・福祉分野で大賞を受賞しました。本来でしたら令和2年度に授賞式が行われる予定でしたが、緊急事態宣言中だったため中止となり、その代わりとして受賞者の知事面会が行われました。
当日は、知事室のある7階のホールに令和2年度・3年度の受賞者が一堂に会し、それぞれが知事との記念撮影を行いました。審査員長からもそれぞれの取り組みについてのコメントがありましたが、大企業や有名大学から、中小企業、社会福祉法人までと受賞団体もバラエティーに富んおり、一言で女性活躍と言っても組織の理念・文化によって様々な取り組みがあるものだと改めて感じました。
棕櫚亭の受賞理由ですが、 ★性別・年齢・障害の有無にかかわらず意思決定への平等な機会を提供するた め、小規模施設ながら階層役割、昇格基準を明確にしたキャリア制度を構築 している。 ★法整備がされていない時代から育児が必要な職員に配慮した働き方を進め、 子育て経験を持つ職員が法人の管理職として活躍している。 ★地域の子供食堂運営に参画し貧困や育児課題と地域の活性化にも寄与してい る。・・・・の3点で、女性活躍のみならずダイバーシティの推進や地域貢献の角度からも評価されました。
この土壌を育んだのは、ほかでもない創設世代の女性4人が、精神障害者の地域福祉の充実と共に、自分達も責任ある仕事をし社会で活躍して行こうとした気概の賜物です。しかし社会に目を移せば、「貧困」や「性暴力」など女性が置かれた状況は悪化するばかりです。活躍大賞という光の影にはこの様な現実がまだまだ横たわっている事を忘れてはいけない。一握りのチャンスや環境に恵まれた女性だけでなく、全ての女性が平等で活躍できる社会の実現、使い古された言葉ですがそれが叶わぬ現実がもどかしく感じます。それを少しでも明るい方へ動かしていく事、それがこの賞の真価なのかもしれません。棕櫚亭も受賞団体としてその一助になれればと思います。
(理事長 小林由美子)
追伸:この知事面会に参加した3人で、東京都からインタビューを受けました。詳しくはこちらのアドレスからご覧ください。
https://www.tokyo-danjo.metro.tokyo.lg.jp/women/women/r4taisho.html
YouTubeにもアップされました。https://youtu.be/4tQn12DbbXU
過日、コロナ渦で延期になっていた、令和2年度東京都女性活躍推進大賞受賞記念式が、都庁にて執り行われました。
法人からは、小林由美子理事長、山地圭子なびぃ副施設長、奥迫真里恵なびぃ施設長が参加しました。
その時の様子の一部が、東京都より動画配信されています。以下にリンクを張りましたので、ぜひご視聴ください。14分30秒ぐらいに小林理事長が登壇しています。
ここ最近、地震が頻発していて、気になるところですね。
法人では、自然災害への対策として、昨年度末から「災害プロジェクト」を立ち上げ、備品の管理や初動について、検討をしてきています。
今回は、その一環で立川消防署 谷保消防出張所の方にお越しいただき、12月7日(火)・9日(木)の2日間にわたり、AED・心肺蘇生法について受講しました。
5年前にも同じ内容で講習を受けましたが、新型コロナ感染症の影響は、人命救助にも波紋を広げていることに驚きました。以前は心臓マッサージ+マウス・ツー・マウス法が主流でしたが、今では、感染予防のため、行っていないとのことでした。
心臓マッサージについても「救急車が到着するまで、平均7分。1分間に100-120回は継続してもらいたい」と説明を受けた時は、職員皆苦笑いでした。実際に行ってみても「体力がもたない」「1人では難しい」「力の入れ方が難しい」など、苦戦しました。
AEDを接着する際には、心臓マッサージをしている職員とAEDパットをつける職員の2人以上で協力しながら行いました。AEDの機械から出る指示通りに装着するだけなのですが、慌ててしまい、パット同士がつきそうになってしまったりもしてしまいました。消防士の方の説明を見るのとやるのでは大違いでした。
AEDの使用や心肺蘇生の機会はないことにこしたことはありません。
しかし、地震大国である日本。自然災害はいつ起こるかわかりません。
災害への備えとして、今回の講習会はとても気が引き締まる思いと同時に、継続して講習を受ける必要性も感じました。
末筆ながら、講習にご協力いただいた、立川消防署 谷保消防出張所の皆様、ありがとうございました。
災害プロジェクト
川田 俊也