特集/連載『ある風景 ~共同作業所棕櫚亭を、私たちが総括する。』Part ❶ “はじまりにあたって”

法人本部 2018/08/17

ある風景 ~共同作業所棕櫚亭を、私たちが総括する。

『ある風景』  はじまりにあたって

社会の利益(公益)とは?

「役人たちは、公益性を定義するのは国家の側であり、国家の役人がやっていることが公益に即することであって、民間の人間がこれに異を唱えるのは公益に反するということを、ほとんど無前提にいうのです。」(中略)「人々が求めるものは何かというところから出発するのではなく、国家の法律の中にどう定義されているそれを守る機関はどういう組織であるのかから出発して、その組織に従うことが公益であるみたいな、頭からの公益論ができてしまっている。これでは文化も教育もあったものではありません。」

『原発事故はなぜくりかえすのか』 高木 仁三郎著 岩波書店 から抜粋

「(社会福祉事業を含む)『公益』を定義付けるのは、国の役人である。そして、国民の要請から『公益』が生まれるというよりも、法律や所管庁などの仕組みから逸脱していないものが『公益』であるという考えが役人の頭の中にある。これでは『公益』に文化や教育などの視点が根付くはずがない」ということが科学者の高木仁三郎さんの主張です。

高木さんは、この書物の中で、このような公益に関する、国のずれた認識が「原発事故をくりかえす」根本の原因ではないかと結論付けています。

ちなみにこれからお話しする精神障がい者共同作業所(以下、作業所という)は、長らく「法外施設」と呼ばれていました。つまり上記引用の定義によると、法の外に置かれた作業所は「公益」ではなかったということなのでしょう。

公益性をもった作業所は、変わらず精神障がい者を幸せにしてくれるのか?

そんな作業所も、平成18年に施行された障害者自立支援法に吸収され、ようやく法律の枠に組み込まれました。上の理屈から言えば、法律によって国からようやく「公益性」のお墨付きをいただいたわけです。

これは、精神障がい当事者にとっても喜ばしいことですし、職員にとっても喜ばしいことであったと思います。

但し、公益性を獲得するまでのプロセスは、上の文章とは大きく違っています。そもそも、法律などお構いなしに“精神障がい者が求めるものが何か?” という視点に立って、作業所活動は開始されました。当時、国はそれに対して「無認可」というレッテルを張ったのです。しかしその活動は大きく広がり、もはや無視できないぐらいの存在に育っていきました。そんな中、前述の通り、作業所は法内施設・事業へと移行・吸収されていったのです。つまりこれは、プロセスからいくと、私たちの先輩達が勝ち取った「公益性」と言えるのではないでしょうか。その後、作業所は、利用者にとって解り易く、合理的で、機能的なネーミングをつけられ区分されていきました。例えば「就労移行支援」「就労継続支援」「自立訓練」などに区分されていることからもわかります。

しかし、「公益性」といういったんのゴールを果たしたこの作業所が、過去と変わらず精神障がい者を幸せにしてくれるでしょうか? 変化の中でこぼれ落としたものはないでしょうか? 法内化(公益化)という落としどころ、つまり、終わり良ければ総て良しという話は、いかにも前向きで通りやすいのですが、はたしてそうでしょうか。

何となく不安になってくるところではあります。

作業所でやり残した、活動の総括(まとめ)をしたい

棕櫚亭も例外ではなく、今となっては「作業所」という存在はこの組織にはありません。それでは、懐の深かい支援をしてきた作業所がなくなることによって、多くの大切なものを失ったのでしょうか? いや、そんなことはありません。私たちの諸先輩は「棕櫚亭には文化がある」と言いました。

しかし、棕櫚亭の作業所活動の側面に文化があったとするならば、その文化とは何だったのかと、ふと思います。文化とは「伝統的に人々の心から心に受け継がれていくような内面的な行動様式」とするならば、作業所活動から引き継がれたその文化とは何かを考え、今私たちがそれを書き残さなければいけないと考えました。

繰り返しになりますが、障害者自立支援法施行後、あえて残したいと思っても、実質的に存続は難しく作業所は幕引きを行なわなければいけませんでした。しかし、法律ができたからという消極的な形での幕引きではなく、作業所活動とは何だったのか、残さなければいけないものは何か、こぼれ落ちたものはないかということをきちんと文章化し、消化して、次のステージへと歩むべきだと考えました。ある意味引き継いだものの使命でもあるかもしれません。

棕櫚亭の総括から、繋いでいく、紡いでいく

ある風景 ~共同作業所 棕櫚亭を、私たちが総括する。

ただ、私たちは、学者ではないし、どちらかと言えばたたき上げの現場職員です。文章を書くと言っても、そんな大それたことは書ききれないかもしれません。そこには明確なロジックはないかもしれませんが、しかし活動に関わった強い思いはあります。そして、その頃の目に焼き付いた風景、そしてその匂いも覚えています。

だとしたら、その頃私たちの目に映った風景を思い起こし、その風景がもつ意味を考え、さぐり、次世代に引き継いでいくべきもの(文化など)、残さなければいけないことを搾り出して書き残し、それを束ねて「共同作業所棕櫚亭の総括(まとめ)としたい」と考えました。いろんな視点から個々の思いを書き残すことによって、より深みのある総括になると考え、作業所活動に関わってくれた複数のOB・現役職員・関係者にも原稿依頼をすることになっています。

この新企画 『ある風景 ~共同作業所棕櫚亭を、私たちが総括する。』 は、このまえがきを前段に、9月始めから連載開始し、概ね3週間の間隔での投稿を予定しています。

前書きは、少し小難しい話になってしまいましたが、読み手である皆さんにも一緒に棕櫚亭の歴史の一端に触れ、その将来を創造していただける企画にしたいと思っていますので、御愛顧のほどよろしくお願いいたします。

多摩棕櫚亭協会 「ある風景」 企画委員会

もくじ

 

【求人情報】非常勤調理スタッフ募集しています

法人本部 2018/08/15

多摩棕櫚亭協会では、非常勤調理スタッフを募集しています。

詳しくは → ココ

又は、トップページ下の職員募集からご覧下さい。

不明な点やご質問がございましたら、下記までお気軽にお問い合わせ下さい。

※ 8月19日まで夏休み期間になっています。お問い合わせは8月20日(月)以降でお願いします。

社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会(たましゅろっていきょうかい)法人本部  高橋・小林

042-575-5911 (9時~17時/土・日・祝祭日お休み)

カテゴリから関連する記事をさがす
法人本部そのほか
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

8月17日(金)新企画/連載が始まります!

法人本部 2018/08/14
グリコ・森永事件を知っていますか?

最近読んだ興味深い本を皆さんに紹介したいと思った。「未解決事件 グリコ・森永事件 捜査員300人の証言(新潮文庫)NHKスペシャル取材班」である。「キツネ目の男」という言葉と写真は、当時強烈なインパクトがあった。

と、ここまで書いたところで、もしやこの話はこの文章を読んでいただいている皆さんに、ピンとこない話題かもしれないと思い始めた。昭和59年の未解決刑事事件である。

あわてて、一回りも違わない職員に問いただしたところ「なんとなくしか、わからない」という。愕然とした。また年をとったということを強く意識させられた。2.0の視力を誇っていたのに、新聞の文字が読めない。下手すると、食事の時に何を食べているのか判然としない事もある。こうなると食の楽しみが半減してしまう。老眼になったことといい、このところ一段と身体の衰えを感じる。あぁ、そんなことはさておき、それは次のような事件だった。

グリコ・森永事件(グリコ・もりながじけん)とは、1984年昭和59年)と1985年(昭和60年)に、阪神を舞台として食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件。警察庁広域重要指定114号事件。犯人が「かい人21面相」と名乗ったことから、かい人21面相事件などとも呼ぶ。2000年平成12年)2月13日愛知青酸入り菓子ばら撒き事件殺人未遂罪時効を迎え、全ての事件の公訴時効が成立し、警察庁広域重要指定事件では初の未解決事件となった。(ウィキペディアより)

グリコや森永製菓の、子供の食べるお菓子に青酸カリを仕込んで、それをスーパーの棚に並べるぞなどと企業を脅迫したのである。脅迫文を企業やマスコミに送りつけたり、「かい人21面相」と名乗ったりしたことから世間の注目を浴びた。しかも、お金の受け渡し時に捜査員に目撃されたり、たくさんの物証を残したことから、早期解決するであろうといわれたが、結果的に、時効で未解決になっている。読みすすむにつれ、私にとっては全く知らなかった数々の事実に驚かされた。

今回、この本では、事件の経過の詳細に加え、「どうしてこの事件が未解決になったのか?」ということが丹念に書かれている。そして、後段では、この未解決事件から学ぶべきものは何かということについても、紙面を割いている。

ざっくりまとめると、学ぶべきものが何かを探るため、あるいは将来に生かすためには、「総括」(=全体を見渡して、まとめをすること)が必要だったという結論である。

確かに、うまくいかなかったことなど振り返りたくはないものである。実際、この本もたくさんの捜査員に証言を取っているのが、彼らの口は一様に重く、「いまさら、何をほじくりかえしているのか」と証言を拒否する人もいたそうだ。

何が問題で、次回にこうすればよいということは、「言うは易く行うは難し」である。

新企画を立ち上げるにあたって

さて、少し回りくどい話になってしまったが、ここからが、この文章を書こうと思った核心の部分になる。

棕櫚亭31年の歴史の始まりは、共同作業所だった。残念ながらこの共同作業所は、今この組織には存在しない。障害者自立支援法という法律ができ、そこに飲み込まれたような感覚がある。あっという間の出来事であったため、自分達の作業所活動について、酸いも甘いも、きちんと振返りができず、不全感があった。その感覚は、福祉サービスがよりサービス化される中で(変な日本語ですね)より強くなっていた。

「サービス」という言葉を辞書で紐解くと、「職務としての役務の提供」とある。確かにその通りなのだが、「福祉+サービス=福祉サービス」と考えるならば、その語感に対して私などは未だに違和感がぬぐえない。感覚の問題かもしれないが。

そんな話を、周囲の職員に漏らしたところ意外や意外あっさりと同意を得られた。「みんなそう思っていたなら言ってくださいよ!」という気持ちと、だとしたら、その思いを深め、何らかの形にしたいと思った。

グリコ・森永事件ではないが「昭和は遠くなりにけり」とは、よく言ったものだ。悲喜こもごも、来年は平成も終わりを迎える。そういう意味では、先送りにしない事が大切なのだと思った。

 

とどのつまりは、棕櫚亭ホームページの新企画のPRです。

取り扱う内容やテーマについては、上の文章がヒントになっています。企画した当人が言うのも変ですが、すごく面白くなる予感があります。予感というのは、まだ手をつけていない部分が大半だという言い訳でもあります。

ということで、今週末の8月17日(金)に新企画が始まります。詳細は当日をお楽しみに!

多摩棕櫚亭協会 「ある風景」 企画委員会

カテゴリから関連する記事をさがす
法人本部そのほか
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

期間限定連載「時事伴奏」をよろしくお願いします!

法人本部 2018/08/09

「時事伴奏~ ニュースをともに考える①」

多摩棕櫚亭協会 当事者スタッフ   櫻井博

 ◆ はじまりにあたって

往復書簡を書き終え、次の企画でなにをするかこの間考えていました。書簡が自分の過去や病気の振り返りでしたので、目を外に向けて例えば社会ニュースを題材に自分の考えを書いてみたいと思いました。goriIMGL9697_TP_V1

従って今回この企画では、毎月ごとに気になった時事ネタを取り上げ私なりの意見を書いてみたいと思います。トピックスということではホームページアップと時間のずれがあるかとは思います。その点は十分に考慮して題材を選んでいきたいと思います。

私が選んだテーマ(社会に起こる出来事やニュース)を皆さんにも追体験していただきながら、いろいろな視点から「一緒」に考えていただけたらと思っています。連載期間としては半年を予定していますのでよろしくお願いします。

 今月の気になるニュース ~日本ボクシング連盟の問題

◆ 私にとってのボクシングとの出会い

私が高校時代、「ロッキー」という映画がつくられました。ハリウッド映画としてはお金もかけていないし、ストーリーも単調だと一部評論家も言っていましたが、結果的に大ヒットしました。この作品を作った無名の監督は、正にアメリカンドリームを果たしたのですが、同時にこの映画で、ボクシングとは如何に実力がものいう世界ということを示し、このスポーツが脚光を浴びることになりました。

◆ 日本ボクシング協会で何が起こったのか ~マスコミ報道から

今回のこのボクシング連盟の問題のポイントは、組織の中で、ある特定の人物が強大な力を持ち乱用し、物事をゆがめたのgahag-010698ではないか?ということです。具体的には、日本ボクシング協会の会長が不適切な助成金を流用したことやインチキな審判をするよう働きかけたことという二つの疑惑です。但し、私自身はマスコミ報道の扱いにも問題があって、会長の人物像を面白おかしく扱って、焦点がぼやけてしまった感じもあります。

インチキというのは、会長が判定を自分が推すボクサーに判定で勝つよう圧力をかけるということです。先日以来、問題となっている「忖度(そんたく)」があったかということです。「忖度」の意味はもともと「他人の心中をおしはかること。推察。(広辞苑 岩波書店)」とあります。「相手の気持ちを妙に配慮する」という最近はやりのこの言葉は、悪い意味で使われることが多いように思います。少し前に流行った「空気をよむ」と同様な言葉で、現代社会を象徴するもののような気がします。

さて、話を戻しますと、少し前になりますが、日大アメフト部での問題は監督、コーチが自分のチームの選手に相手にケガをさせるように強要した事件もありました。プレイに関わらない選手に後ろからタックルする映像は何度となくテレビに流れました。ケガをさせた選手が一人で真実を述べるという記者会見を行い、監督、コーチは懲戒免職というかたちで終わりました。これなども監督という立場を使った権力の濫用といえるのではないでしょうか?

結局、この問題は複数の人の告発というかたちでマスコミに取り上げられました。

権力が集まる中枢の人物が現場の人(日本ボクシング協会では審判、日大アメフトでは選手)に圧力をかけても、それを告発する人がいるという精神風土が日本にはまだまだあることはせめてもの救いでありました。

◆ 日本の闇は、他人事ではないかも?

最近読んだ小説で池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」というのがあります。映画にもなった作品です。不良部品によって大事故が引き起こされましたが、その欠陥をひた隠しした大企業である自動車会社と、整備不良を疑われた中小運送会社の社長の戦いの物語です。社長である主人公の正義感が何度となく折れそうになりますが、最後には勝つという話であります。

先ほどの話ではありませんが、自動車会社といういわば大権力との戦いでもあり、この小説に人気が集まるのは、日本人の間ではこの手の話がそこらにへんに転がっていることの証左であるのかもしれません。

私の働く福祉の世界ではこういうことを耳にすることはあまりありませんし、実経験もありません。ただし、精神医療・病院の場合はどうなのでしょうか?

かなり、最近は医師と患者の間ではインフォームドコンセント(説明責任)などがすすんできて、比較的対等な関係になってい無題るような気がします。丁寧な説明をしてくれる先生、優しく接してくれる先生も増えてきているような気がします。しかし、そもそも医療には医師を頂点としたヒエラルキー(ピラミッド型の階層)があるといわれています。例えば、山崎豊子の「白い巨塔」には医学界に関わる人物の傲慢さやいやらしさなど、理想的な医者の人や裁判でやむにやまれず偽証した医者が最後には真実を言うすがたも思い出されます。これはなどは極端かもしれませんが、「医療における権力構造」の一端を見た思いがしました。もちろんこれは小説の世界でしたが。

ヒエラルキーは緊急時の人命救助など、治療に対して、組織が同じ方向を向くための指示系統の仕組みとして医療の中に作られているのだと、いい意味で解釈しています。しかし、その仕組みが少なくとも私たち治療を受ける者にとって権威的ではなく(医師からの一方的なものではなく)、しかも治療上の不利益にならないという視点で見ていく必要があるのではないかと私は考えました。

そのように考えると、ボクシングの問題も日大のアメフト問題も私たち精神障がい当事者にとって、全くの他人事ではないように思います。

皆さんはどう思われますか?

(了)

【ご注意下さい】台風12号が接近しています

法人本部 2018/07/27

多摩棕櫚亭協会 利用者の皆様

数日続いていた酷暑も一息ですが、この週末にかけて台風12号が関東・東京に近づきます。

なびぃを除く各事業所共に土日休日ではありますが、最近発生している災害被害が予想を大きくこえたものになっていますので、ぜひとも自宅でも事故等予防に心がけて下さい。

例えば、「風雨が強くなる前に家周りを片付ける」「急ぎの用件でなければ、外出しない」「すこし買出しをしておく」などが、事故防止になるかと思います。

【なびぃについて】 → 7月28日(土)終日閉所になりました(7月27日18時決定)

尚、台風の進路や大きさで、なびぃ(地域活動センターⅠ型)が閉所(又は時間短縮による開所)になることも考えられます。事前に電話をするなどの確認をした上で、なびぃに行かれる事をお勧めします。

閉所の場合、このページでもアップを予定していますので、ご確認下さい。

→ Yahoo! JAPAN  天気予報リンク(国立市)

社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会

カテゴリから関連する記事をさがす
法人本部そのほか
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

【お礼】報告会・講演会にご参加いただいた皆様へ

法人本部 2018/06/25

報告会・講演会にご参加いただいた皆様へ

過日行なわれました、多摩棕櫚亭協会報告会・講演会に多くの方にご参加いただきましたこと、お礼申し上げます。

当日は、雨模様のあいにくの天気となりましたが、会場の席が全て埋まるほどの大盛況で終えることができました。今後共に皆さんの変わらずのご支援賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。

報告会の詳細については、ホームページで後日お伝えいたしますが、まずは皆様にお礼まで。

多摩棕櫚亭協会 理事長 小林 由美子

カテゴリから関連する記事をさがす
法人本部そのほか
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

【ご参加下さい】棕櫚亭報告会&講演会 開催します

法人本部 2018/06/22

棕櫚亭報告会&講演会を行ないます。是非ご参加下さい。

【日 時】 2018 年6月23日(土)

第1部 12:30~13:30 多摩棕櫚亭協会活動報告会
第2部 14:00~16:00 講演会

【会 場】 多摩棕櫚亭協会 ピアス 〒186-0003 国立市富士見台1-17-4
【定 員】 70 名
【申込・お問い合わせ先】TEL/FAX 042-575-5911
(お問い合わせは「講演会担当」までお願いいたします。)

*定員になり次第締め切らせて頂きますので、何卒ご了承ください。

*お申込み後に変更がある場合は、事前にご連絡ください。

講演会:「3・11 福島の実情を知る~報道されない被災地の現状~」

今回の講演会は、福島県から東日本大震災を体験し、実際の支援活動にも携わったソーシャルワーカーお二人を講師にお迎えします。「あの時何が起こったのか?」「そして、今何が起こっているのか?」報道されない真の福島の姿を語って頂きながら、「私達は今、何をしなければならないのか?」を、改めて皆さんと考えられたらと思っております。この講演は、棕櫚亭が行う「社会福祉法人として地域・社会に何が出来るのか?」を考える取り組みの一つです。ぜひ、ご参加ください。

講師:高瀬 芳子氏(福島県大熊町出身 スクールソーシャルワーカー)
松本 喜一氏(福島県郡山市在住 福島県社会福祉士会事務局長・元青木病院看護師/PSW 東日本国際大学健康福祉学部教授)

PDF資料はこちら → 報告会&講演会チラシ

『卒業生インタビュー3』青木さん(シダックスオフィスパートナー株式会社)

法人本部 2018/06/15

卒業生インタビュー 3

今回はピアスを卒業され、現在も継続しているお仕事をされている「青木さん」と会社の定着支援担当の「大野さん」へのインタビューを実施しました。

青木さんはどのようにピアスを利用され、それが今のお仕事にどうつながっているのでしょうか?

IMG_4845

アクセルを踏んでしまう自分に気付きました。

青木さんシダックスオフィスパートナー株式会社

勤務期間:5年6か月

以前はどんな仕事をされていましたか?

青木さん:製造業に従事しマシンオペレーターと生産スケジュールの管理、資材の発注等を業務としていました。会社からの更なる期待に応えようと仕事を家に持ち帰らないと落ち着かず、飲めないお酒を飲んで寝る生活の繰り返しでした。そうした生活を続けるうちにうつ病を発症、仕事のプレッシャーや上司や部下との人間関係で会社に行けなくなり休職、傷病手当が終了する平成21年に退職しました。

ピアスで学んだことはどんなことですか?

青木さん:私は仕事にのめり込みやすく、ついアクセルを踏みすぎて疲れてしまうことがわかりました。再発に繋がらないように、のめり込まない様にとトレーニングでコンコンと言われました。3か月のチャレンジ雇用で実践を学び身に付けました。昔のようではダメだと思いました。

ピアスのトレーニングの厳しさが今とても役に立っています。自分自身のコントロールやどうなったらマズイかがわかったり、新しい働き方を学びました。

障害者雇用を選んだ理由はありますか?

青木さん:就活当初はオープン、クローズはあまり意識していませんでした。しかし50歳を目前にしての就活は想像以上にきびしく、クローズでは殆ど求人がありませんでした。また、オープンで、障害者雇用で働くということが割りきれずにいました。

そのような時チャレンジ雇用で国立市役所に3ヶ月間お世話になりました。その時初めて障害者雇用とはこういうものなのかと実感し、こういう働き方もあることを教えてもらいました。このチャレンジ雇用がきっかけとなり障害者雇用での就職を選びました。

その後今の仕事にはどんな経緯で就職しましたか?

青木さん:シダックスオフィスパートナー(以下SOP)が出来た1年後に入社しました。オープナーからの紹介でした。運と縁を感じました。

現在のお仕事について教えて下さい。

青木さん:事務補助です。入社当時は受け身の仕事に物足りなさを感じることがあり、モチベーションが下がってしまうことがありました。しかしステップアップのためのピアサポートを実践し、トレーナーから正社員に登用されリーダーにキャリアアップしました。職務内容は他のスタッフへの仕事の割り振りや業務の進捗管理、業務全般についての指示や指導等を行っています。また実習生の実習前の面談、指導、振り返り面談を担当しています。

SOPの社風が私には合い、肩に力を入れ過ぎることなく業務に取り組めています。残業もありません。

最近苦労されていることはありますか?

青木さん:リーダーとしての同僚とのやりとりです。渡した仕事がうまくいかないことがあったり、コミュニケーションがスムーズにとれない時、何でわからないのかと思うことがあります。こういった状況は誰にとってもつらく、いいことがありません。そんな時には傾聴を心がけています。元々の自分は聞き続けることは苦手で、ついしゃべり過ぎて答えを誘導してしまう傾向にあります。なのでまずは相手に話をさせることを意識し、しゃべり終わるまでは相槌に留めるよう心がけています。

日々の生活やご家庭とのバランスで気をつけていることはありますか?

青木さん:妻からは「家と両立させてね」と言われています。その言葉が結果として仕事でアクセルを踏もうとする自分へ、良い意味でブレーキになっています。また、再発した際リスタートのリハビリにも家事がバロメータになっています。

仕事を続けていくために努力していることはありますか?

青木さん:「毎日行くこと」です。出勤率は90%以上です。私はどちらかというと自分を追い込んでしまうので、いい意味で甘やかすことも必要と休むとそれが呼び水になってしまい、長期欠勤につながってしまうことが間々ありました。なので、「無理せず休む」から「とりあえず行こう」と考えを変えました。

調子がよくない時は音に敏感になります。上司と相談し耳栓を使用しています。こうしたささいな不調のサインを上司に相談することで、大きく体調を崩すことなく働き続けることができています。

IMG_4844

大切なことは「セルフケア」「セルフコントロール」をご自身で実践することです。

大野さん(シダックスオフィスパートナー株式会社)

青木さんの印象を教えてください。

大野さん:明るく、仕事や人付き合いに対してまじめで、一生懸命な方です。周りの方には父親的存在で、愛情持ってリーダーとしての務めをされています。また、ご自身の障がいと向き合って入社時から徐々に体調を崩すことが少なくなってきており、セルフケアができるようになっています。

会社で行っているサポートはありますか?

大野さんもともと努力家で仕事の能力をご自身で高めていこうとする方なので、業務の進め方はお任せし、こちらは進捗チェックやサポートにしています。

また、体調・メンタルを崩される「前」は行動や考え方に予兆が見られるので、こちらから「セルフケア・セルフコントロールの声かけ」、それでも難しい場合は「ストップをかけるよう」にしています。

特に生活面は支援機関とのつながりが大切なので、必ずご自身から支援機関につながるようにお伝えをしています。

精神障害者の定着について、会社としてのお考えはありますか?

大野さん≪不安感の軽減を図り、やりがいに配慮し、モチベーションの維持・向上を継続すると共に、キャリアアップの実現を目指す≫

当社ではこの考え方に基づいて運営しています。

また、当事者は職業準備性(働くにあたって仕事をするスキルや考え方)が整い、支援機関との連携に前向きでヒューマンスキル(主に対人関係構築スキル)の向上を意識できる人はより定着できるものと考えています。会社としましてもヒューマンスキルの向上を目指したグループワークを取り入れ、皆さんで意見交換しています。そこから社員間の相互理解につながりトラブル等発生しない要因になっています。(1回/月)

これから働きたい精神障害のある人たちへメッセージをお願いします。

大野さん:当たり前ですが、就労の大前提は「出勤率が高く、長く働けること」です。ただし、体調・メンタルは波もあります。大切なことは「セルフケア」「セルフコントロール」をご自身で実践することです。

しっかり「何故働きたいのか?」と毎回目標を見て、セルフケアを大事にすれば、きっと今後の就労に繋がります。また、「仕事が生活を支えている」と考えていただいたほうが、仕事に対する向き合い方がより真剣になれると考えています。

協力: シダックスオフィスパートナー株式会社
インタビュー: 2018年5月

もくじ

《最終回》 『往復書簡 1 – 櫻井博 と 荒木浩』 Part ⑯ “半年の往復書簡を振り返って 対談編”

法人本部 2018/05/31

往復書簡 01 荒木浩と櫻井博

往復書簡を終えるにあたって

半年にわたってお届けいたしました「往復書簡」も、今回の「対談編」でいったんの区切りをつけさせて頂く事になりました。お読みいただいた方、お声かけいただいた方、本当にうれしい気持ちで一杯です。あまりに多くの方が声をかけてくれるので恥ずかしさ半分の複雑な感情も私たちにはあります。

うしろ髪をひかれる思い(笑)で、今回の幕引きをしなければならないのですが、締めるにあたって二人で話したことを文字におこしてみました。「対談」とはいうもののこの先の文章は、ある意味、私たち二人のささやかな共同決意表明でもあります。ここまできたら、最後まで辛抱してお付き合いくださるとうれしいです。

このような時代、もっと考えていきたい! 発言していきたい!

今回、法人のホームページといういわば公の場での書簡となりましたが、あくまでも二人の個人的な意見なので、たくさんの「異論」はあったかと思います。それは、私たちのねらいでもありました。「異論を巻き起こす」つまり往復書簡を読んで心に引っかかりを感じたり、ちょっとした違和感を覚えたり、少しでも考えたりしていただければ嬉しいと二人で考えていました。

今の時代、つまり、テレビ、インターネット、SNSといった情報媒体が社会の中で猛威を振るってくると、「情報を知っている」ことこそが大きな価値であるという考えに、私たちは陥りがちです。更にその結果として、「考える」という意識が希薄になってくることも往々にしてあります。

例えば、最近話題のN大学のアメフト部の危険タックルの問題など、テレビでは連日連夜放送されています(もしかしたら、この記事をUPしたときには下火になっているのかもしれませんが)。繰り返し流される映像を見て、「知っているけれど、あれはひどい」「あれはスポーツではない」などの意見が出るでしょう。それは私たちも同じです。結果的に「N大学への批判感情」も声としてあがってくるのも仕方のないことかもしれません。これは世論の大勢を占める意見になっているのだという印象があります。

しかし感情的なことばかりで意見を言っても、一向に物事の本質が見えてこない、前向きにものごとがすすまないという話を二人でしました。

荒木:櫻井さん、それにしても最近のニュースは、どのチャンネルを見てもN大アメリカンフットボールのラフプレーネタばかりですね。スポーツ好きの櫻井さんは、怒りが止まらないのではないですか?

櫻井:勿論、あのタックルはスポーツとしてあり得ない出来事ですね。暴力的でもあり、あってはならないことだと思います。しかし、その後、危険行為をした選手が記者会見で謝罪した映像を見て、彼には今後の長い人生につなげてほしいなぁとも思いました。

荒木:なるほど、そうですね。確かに起こったことはもう取り消せないので、彼自身が将来に生かしていく、彼を支援するという視点は大切ですね。しかし、そういう意味で大学や関係者の対応は最悪でしたね。

櫻井:確かに最悪だと思いました。選手個人がカメラにさらされる中、大きな組織が守ってくれないということには憤りを感じました。と同時に、今回の出来事から、ほかの教育の現場や組織が、もう少し大きな声をあげても良いとも感じました。つまり、N大の問題という枠を超えて、大学機関が今回の出来事を受けて、問題点を明らかにし、将来に向けてそれを提起をしても良いのではないかと思いました。

荒木:なるほど。教育の現場が、子どもを守らず、きちんと物事を筋道立てて説明せず、まるで企業防衛的な発言ばかりを繰り返したことが大きな問題だということですね。問題があると言えば、メディアの取り上げ方もそうだとも思うのですが…

櫻井:起こった出来事の表面ばかりを繰り返して報道されるメディア情報も、私たちのニーズからきていると考えると、結局、私たちの意識も変えなければいけないのかなぁとも感じます。気をつけてメディアと付き合わなければ「考える」という行為を妨害されているような気持ちに、私などはなってしまうのです。

確かに、身近にいろいろな情報が手に入るこの時代は、ある意味風通しが良いという面をもっています。しかし、情報を、右から左に流すのではなく、一度せき止めて、「問題の本質を考えること」や「今後問題をどのように生かすか」といった視点で考えたいという話を二人でしました。そして、いろんな角度で発言できるようになりたいとも話しました。

当事者を意識して社会をみていきたい! 発言していきたい!

先ほどメディアの取り上げ方の問題にふれたとおり、私たちのニーズ、つまり、私たちの興味の方向にメディアは向いています。このことを考えると、例えば原発の問題などが取り上げられなくなってきたことは、メディアだけの問題だけではなく、私たちの興味関心が薄れてしまったことの表れだという話もしました。何かあるとワーッと報道され、人々が口にする単語。「東日本大震災」「福島第一原発」「メルトダウン」「大熊町」「マイクロシーベルト」等、沢山の単語が瞬間的に飛び交いますが、やがて意識の中から消えていきます。忘れるという行為を繰り返していくのが人なのかもしれませんが、それではいけないという反省を二人でしました。

荒木:精神保健の現場で働いている者として、この分野に常に関心を持っていなければいけないことは当たり前なのだけれども、櫻井さんは新聞をよく読んで勉強していますね。見習わなければ。

櫻井:昔からの癖が抜けないという感じがありますが、体調によっては集中力がもたないことがあります。どうしてもネットニュースではなく、新聞ということになりますが、新聞各社によって同じ記事の取り上げ方でも違う意見だったりするのは興味深いです。

荒木:なるほど、東日本大震災直後の原発問題に対する報道姿勢は福島県民の立場に立つと…いうような論調で概ね同じような論説が並んでいましたが、その原発の延長線上にあるエネルギー政策に対する考え方は「危険な原発はいらない」「資源のない日本に(安全な)原発は必要」などと意見が分かれているようです。

櫻井:「当事者(福島県民)の立場に立つと…」という視点は大切だと思うのですが、こういった議論が続く中で、いつの間にか当事者ということがすっかり置き去りにされてしまうことがありますよね。そして「当事者の立場に立つと…」という枕詞は、注意して見聞きしなければいけない言葉で、感情を煽(あお)るような使い方をされるような気がします。

荒木:ありがとうございます。以前の往復書簡の中で、少しそのようなことを私は書きましたね。「私は(精神障がい)当事者ではないが、できる限り当事者に思いを馳せられるようにはなりたい」と。なかなかエラそうなことを書いてしまいましたね。

ところでそうなると、私はいったい何の当事者なのだろうか?と考えました。その当事者の立場できちんと発言・行動できているだろうかと反省しました。

櫻井:私は、今後も精神障がい当事者として発信していくことは勿論ですが、例えば、年老いた父と生活する子という当事者の立場で、高齢者福祉のこと等たくさん語ってもよいのだとも思いました。

この文章を読んでいる皆さんはどのように考えましたか?二人で話をしたのは、病気とか障がいだとかに限らず、私たち誰もがいろんな形でなんだかの当事者として存在しているのではないかということです。そうでなくては社会のあらゆる問題を知る・考える必然性はありませんし、そんな新聞やニュースに触れる必要はありませんよね。
ただし、少しだけ気をつけなければいけないのは、自分がその当事者として立場(主観)で考えているのか、当事者に寄り添いたい(客観)と考えてなのか、きちんと区別することかもしれませんね。境界は難しいのですが。

書簡を通じてコミュニケーションの楽しさを知る

この半年間書簡を通して、二人でいくつかの話題を話してみました。お互いの考えの一致する点・全く異なる点、はたまた感心する点等、いわゆる普段の職場だけの関係では語りつくせなかったことが、書簡というツールを通じて交わせたような気がします。そして、コミュニケーションの楽しさに改めて感じ入ることができました。

じっくりと書き込むという「書簡の醍醐味を味わった」といったところでしょうか。

勿論、代償として自宅で遅くまでパソコンと向き合わなければいけなくなってしまいましたが…

そして、この書簡は、思わぬ形で読者の方々とのコミュニケーションにもつながったような気がします。はじめにも書きましたが、たくさんの方々にお声かけいただき、会話のきっかけにさせていただきました。

本当に感謝したいと思います。

荒木:今回、このような場で、言いたい放題させてもらえてけれど、楽しかったですね。

櫻井:疲れたけれど、心地よい疲れみたいな感じですね。「コミュニケーション」ってこういう感じなのでしょうかね。

荒木:ウーン。確かに、書くことには責任も生れるし、心の開放だけではありませんよね。

櫻井:でも楽しかった。このくらいのやり取り(コミュニケーション)で言いたいことがすべて伝えられるわけでもないですけれども。まぁ、それでも自分たちの意見が率直に言えるようなそんな社会にしたいなぁと思いました。ちょっと大げさかなぁ。

二人:(笑)

2018年5月吉日
多摩棕櫚亭協会 本部にて

櫻井博 と 荒木浩

荒木浩 と 櫻井博

 

最後に

読者のみなさんにはお付き合いいただき、重ねてお礼申し上げます。

そして、写真撮影などにお力添えいただいた、アーガイルデザインの宮良さんにも感謝申し上げます。

「またエネルギーがたまったら書簡やってみますか?」

「やらせてもらえますかね?」

「本当は当分そんな気持ちにはならないでしょう?今はね!(大笑)」

(了)

 

「手紙」を交わすふたり

櫻井 博

1959年生 57歳 / 社会福祉法人多摩棕櫚亭協会 当事者スタッフ(ピアスタッフ)

大学卒業後、職を転々としながら、2006年棕櫚亭とであい、当時作業所であった棕櫚亭Ⅰに利用者として通う。

・2013年   精神保健福祉士資格取得
・2013年5月  週3日の非常勤
・2017年9月  常勤(現在、棕櫚亭グループ、なびぃ & ピアス & 本部兼務)

荒木 浩

1969年生 48歳 / 社会福祉法人多摩棕櫚亭協会 ピアス 副施設長

福岡県北九州市生れ。大学受験で失敗し、失意のうち上京。新聞奨学生をしながら一浪したが、ろくに勉強もせず、かろうじて大学に入学。3年終了時に大学の掲示板に貼っていた棕櫚亭求人に応募、常勤職員として就職。社会はバブルが弾けとんだ直後であったが、当時の棕櫚亭は利用者による二次面接も行なっていたという程、一面のんきな時代ではあった。
以来棕櫚亭一筋で、精神障害者共同作業所 棕櫚亭Ⅰ・Ⅱ、トゥリニテ、精神障害者通所授産施設(現就労移行支援事業)ピアス、地域活動センターなびぃ、法人本部など勤務地を転々と変わり、現在は生活訓練事業で主に働いている。

・2000年   精神保健福祉士資格取得

もくじ

 

Photography: ©宮良当明 / Argyle Design Limited

【お詫び】往復書簡最終稿は5月31日公開です

法人本部 2018/05/27

いつも往復書簡をお読みいただきありがとうございます。

5月30日公開予定していた最終稿ですが、業務の都合により遅れています。申し訳ありません。

5月31日公開を目指して鋭意準備中です。今しばらくお待ち下さい。

櫻井 博 ・ 荒木 浩

カテゴリから関連する記事をさがす
法人本部
タグから関連する記事をさがす

タグはありません。

トピックス