人材育成研修第1弾「福祉施設職員の変革を求めて -ディズニーに学ぶ対人関係支援-」の開催報告を掲載

研修会 2014/10/28

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10月17日(金)、講師に入江感動研究所所長 入江元太氏をお迎えして法人本部主催「福祉施設職員の変革を求めて ~ディズニーに学ぶ対人関係支援~」を開催いたしました。当日は、企業・福祉・医療の幅広い分野から約40名の方々が参加されました。
障害者自立支援法施行後、福祉施設は法律の大転換の中、規制緩和による株式会社の台頭や経営安定のための利用者確保、ニーズを捉えた事業展開などなど様々な課題と直面しています。

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そこで今回は、この様な状況を踏まえて「福祉施設自らが組織を変革していくためには?」をテーマに据えました。具体的には全社員の9割がアルバイトにもかかわらず、常に最高のショウやサービスを提供し続けるディズニーランドの人材育成方法をもとに、組織経営には『理念』『行動規範』『職員教育』の連動が必要である事や、それ故に組織力が高められ自立した人財が育つ事などを学びました。また途中、グループワークの時間も設けられ、二人一組になって相手のいいところを誉める「誉め誉めタイム」があったり、「経営曼荼羅」という9個の質問からなるシートを使い、それぞれが組織の展望や課題を語る時間があったりと会場は大いに盛り上がりました。

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組織経営は、日々悩みが尽きません。しかし、この様な機会を得る事で「悩んでいるのは自分達ではなく、どの施設もこの先を考えあぐね苦心している。」そんな事が実感出来ます。それは法改正が続く中、組織経営に追われ、各々、孤立しがちな福祉施設にはとても貴重な時間だと思います。

今後も棕櫚亭は、この様な場を提供しながら「時代に選ばれる組織になる」を目標に近隣施設の皆さんと学び合う事を続けていきたいと思います。

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