防災訓練をしました&10/13(土)フリマ出店します

なびぃ 2018/09/25

今年は夏の異常な暑さに始まり地震、台風、水害等、日本全国で様々な気象災害が起きていて、ニュースでその様子を見るたびに被災された方や地域の大変さを思い胸が痛みます。そしてそれは決して他人事ではなく、いつ自分自身の身に降りかかって来るかもしれません。そう考えるとやはり「日頃からの備え」をしておくことがとても大切なのだと思います。

9月1日が防災の日であることにもちなんで、9/15(土)になびぃでもメンバー・職員合わせて15名が集まり、防災について考える会を開きました。

まずは3.11東日本大震災の時の地震発生時の様子を動画で見てみました。2011年に起きたこの地震の様子を7年経った今あらためて見てみると、あの当時あんなに頻繁に見ていた被災の様子や、東京でも感じたあの大きな揺れと恐怖感と混乱の記憶が、思っていた以上に自分の中で薄れていることに驚きました。

動画を見た後に、地震がおきた状況をイメージしながら自分の身をどう守るかを実際に行なってみました。東日本大震災の3分間の揺れよりは短く1分を想定して行なってみましたが、その間中揺れに耐えながら机の下などで身を守り続けることがそれだけで大変なのだと感じることができました。揺れがおさまった後には、火災が発生していないか、ケガ人はいないか、建物自体は大丈夫か、通信網は使えるのかなどを役割分担して確認しました。この役割分担も訓練では事前にどんな役割が必要かを確認していたのでスムーズに行なえましたが、実際には突然起こることですからもっと混乱してしまうのだろうと思います。さらにその後、なびぃにいる場合にはどこに避難するか、その際どんなことに気をつけるのかなどを確認しました。

後半は、実際に避難生活を送る時に食べることになるであろう缶入りの「カンパン」と、水を入れるだけで食べられる「白飯」に3年保存できる常備食用に作られた「レトルトカレー」かけて試食をしながらミーティングを行ないました。昔に比べると非常食の味も良くなっていて「思ってたよりおいしい」という感想が多く出ていましたが、それでも「これを避難中、何日も食べ続けてたら辛いだろうな・・・」という声もありました。食べ物や飲料水の備蓄を自宅にどのくらい用意すればいいのかや、「東日本のときはトイレの始末がとっても困ったらしいよ」、「今日は訓練だったけど本当に揺れたらこの辺の棚とかみんな倒れて来て危ないね。そういえば家では布団の横に大きい本棚がある、まずい!」などなど色々な話しが出ました。

またなびぃのメンバーさんはほとんどの方が服薬をされています。避難するときには必ず薬を持っていくことや、避難生活が長引いた場合を考えて「お薬手帳や処方箋などもすぐに持ち出せるようにしておかないといけないね」という話しもありました。住所氏名や家族の連絡先、通院先や普段関わっている支援者の連絡先、そして薬についてなどを記入したものを準備しておくとより安心かもしれません。

1時間半という短い時間では到底全てのことについて考えきることはできませんでしたが、それでもこうして普段からときどき意識して備えをしておくことで必要以上に恐れずに済むのではないかと思います。「いつ起きるかわからない」けれど「いつ起きてもこれをすれば良い」を分かっておくことが、安心そして安全につなげて行くために必要なんですね。これからも時々みなさんと一緒に、いざという時のための備えについて一緒に考え取り組んでいきたいと思います。

 

そして最後になりましたがおしらせです。むっさ21で行なわれるフリマで10/13(土)11:00~出店します。いつもと同じようにチャリティとして行ないますので、売上は全額被災地へ寄付します。お近くへお寄りの際はぜひお立ち寄りください。

カテゴリから関連する記事をさがす
なびぃ
タグから関連する記事をさがす

トピックス