緊急事態宣言延長への対応~5/7以降についてお知らせいたします~

法人本部 2020/05/05

社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会

理事長 小林 由美子

ゴールデンウィークも残すところ後一日となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?「自粛、自粛」と言われ続けた今年の大型連休。テレビのワイドショー番組などでは、司会者がこのGW(ゴールデンウィーク)を文字って「我慢ウィーク」と言うなどといっておりました。まさにその通り、皆さんも自宅にとどまる我慢を強いられた数日間だったと思います。

そんななか昨日、国から新型コロナウイル感染拡大防止への緊急事態宣言の延長が発表されました。それを受けて多摩棕櫚亭協会でも、新たな宣言期間となる5/7~5/31までの方針を出しました。大枠は5/1のホームページ「お知らせ」欄でお伝えしたものをなぞるものですが、各事業所の対応を改めてお伝えいたします。

●まず、就労系サービスである「就労移行支援事業 ピアス」「生活訓練事業ピアス」「就労定着支援事業 ピアス」および「障害者就業・生活支援センター オープナー」です。

事業名 活動について
就労移行支援事業 ピアス 引き続き約2週間(~5/21)は在宅支援を中心にサービスを行います。具体的には電話やビデオ通話、メールでの健康確認や個別相談等の代替サービスです。

さらに5/22(金)からは、新型コロナウィルスの状況を見ながら少しづつ通所サービスを再開していく予定です。なお、弁当宅配(昼の配達弁当・高齢者夕食配達)に関しては、5月いっぱい休止いたします。

生活訓練事業 ピアス 引き続き約2週間(~5/21)は在宅支援を中心にサービスを行います。具体的には電話やビデオ通話、メールでの健康確認や個別相談等の代替サービスです。

また就労移行支援事業同様、5/22(金)からは、新型コロナウィルスの状況を見ながら少しづつ通所サービスを再開していく予定です。

就労定着支援事業 ピアス

電話での定期的な相談を引き続き提供します。
障害者就業・生活支援センター オープナー 引き続き移動を伴う訪問や同行、および来所頂いての面談は感染リスクが高いため、火曜日・木曜日(10時~15時)の電話相談を基本にさせていただきます。

ただし、代替サービスの準備も同時に進め、順次、試行していく予定です。

 

一方、生活系サービスである「相談支援事業所・地域活動支援センターⅠ型 なびぃ」および「地域活動支援センターⅡ型 棕櫚亭Ⅰ」です。

なびぃ

5/7(木)~5/31(日)については、引き続き棕櫚亭Ⅰとの合同開催と致します。開所日は月曜日から金曜日、時間を短縮(11時~15時)し、電話相談を実施します。加えて今期間は、緊急を要する面談について一日数名程度をなびぃで行う予定です。 

また、地域活動支援センター事業各種プログラム(フリースペース等)は全面休止とし、サービス利用計画は電話にて聞き取りの上、作成いたします。

棕櫚亭Ⅰ

なびぃと合同開催のため、棕櫚亭Ⅰでのユニット活動・プログラム活動は休止となります。

但し、引き続きの電話相談と今期間は緊急を要する面談についてなびぃで行う予定です。

 

以上となりますが、法人としては前回の宣言期間(4/7~5/6)と今回の宣言期間(5/7~5/31)では、サービス提供について重きに置く点を明らかに変えていく必要があると考えています。それは前回は、「最大限のウイルスへの感染防止」に軸足を置いたのに対し、今回は感染防止は継続しつつも「出来うる限りもとのサービスに戻す、もしくは同等の代替えサービスの試行」へと軸足を移していく事です。「自粛したはいいが次の一手をどう進めていくのか?」、この出口戦略については国を始め社会全体が不透明なままです。しかし、私たちは国や都の方針や外部状況を注視しながら、皆さんが少しでも安心してサービス利用をしていただける様、棕櫚亭なりの出口を見つけていこうと思っております。

引き続きメンバーの皆さんにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をいただけましたら幸いです。そしてみんなで元気に、この難局を超えていければこんなに嬉しいことはありません。

 

 

 

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