ここ最近、地震が頻発していて、気になるところですね。
法人では、自然災害への対策として、昨年度末から「災害プロジェクト」を立ち上げ、備品の管理や初動について、検討をしてきています。
今回は、その一環で立川消防署 谷保消防出張所の方にお越しいただき、12月7日(火)・9日(木)の2日間にわたり、AED・心肺蘇生法について受講しました。
5年前にも同じ内容で講習を受けましたが、新型コロナ感染症の影響は、人命救助にも波紋を広げていることに驚きました。以前は心臓マッサージ+マウス・ツー・マウス法が主流でしたが、今では、感染予防のため、行っていないとのことでした。
心臓マッサージについても「救急車が到着するまで、平均7分。1分間に100-120回は継続してもらいたい」と説明を受けた時は、職員皆苦笑いでした。実際に行ってみても「体力がもたない」「1人では難しい」「力の入れ方が難しい」など、苦戦しました。
AEDを接着する際には、心臓マッサージをしている職員とAEDパットをつける職員の2人以上で協力しながら行いました。AEDの機械から出る指示通りに装着するだけなのですが、慌ててしまい、パット同士がつきそうになってしまったりもしてしまいました。消防士の方の説明を見るのとやるのでは大違いでした。
AEDの使用や心肺蘇生の機会はないことにこしたことはありません。
しかし、地震大国である日本。自然災害はいつ起こるかわかりません。
災害への備えとして、今回の講習会はとても気が引き締まる思いと同時に、継続して講習を受ける必要性も感じました。
末筆ながら、講習にご協力いただいた、立川消防署 谷保消防出張所の皆様、ありがとうございました。
災害プロジェクト
川田 俊也