「ピアス通信第11号」を発行しました

ピアス 2017/01/30

ピアスの「作業体験プログラム」で作成している、SSKPはれのちくもり別冊 ピアス通信第11号 を発行しました。

今号では、12月にオープナー主催で行われた当事者セミナーを特集しました。セミナーの報告に加え、参加したピアスメンバーに様子や感想をリポートしてもらいました。

また俳句・川柳が趣味のメンバーが、職員から川柳作品を募り、プログラム参加メンバーにて天地人の選出を行うという「棕櫚亭川柳大会」を企画しました。ピアス通信では主に棕櫚亭の「働く」に関するトピックをお伝えしていますが、こういった趣味や余暇に関する話題も積極的に取り入れていければと考えております。

次号ではピアスの就労プログラムの様子と、ピアス卒業生のインタビューをお送りする予定です。ぜひお楽しみに!

ピアス通信11号

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【報告】働く当事者からのメッセージ

【お知らせ】「世界で一つの絵を描こう!」~絵画ワークショップについて

棕櫚亭Ⅰ 2017/01/27

昨年に引き続き、「絵画ワークショップ」を開催します。

日 時:平成29年2月26日(日)午後1時~午後3時
場 所:社会福祉法人多摩棕櫚亭協会 ピアスⅡ 1階
JR南武線 谷保駅より徒歩1分
対 象:国立市在住、在勤の15歳以上の方
費 用:無料
申込方法:氏名・参加人数・連絡先電話番号を明記して電話またはメールでお申込み下さい。
電話 042-576-6783(担当:工藤・浅野)
メール:daiichi@shuro.jp

ワークショップ写真② 2016.12.14絵画教室①

普段行っているプログラムのひとつであります「絵画教室」を国立市に住んでいる方々にむけて行うことで
少しでも地域に貢献していきたいとの思いから始めた絵画ワークショップです。

休日の午後にダンボール紙にアクリル絵の具を使って好きな絵を描いて楽しんでみませんか!
道具などはこちらで準備しますので手ぶらで参加することができます。
初めての方も経験者の方も楽しく参加できます。
講師は国内や海外の個展・グループ展で活躍されている小堀令子先生をお招きしています。

みなさんのご参加をお待ちしています。

 

新年初釜を楽しみました

棕櫚亭Ⅰ 2017/01/20

新しい年が始まり棕櫚亭Ⅰも新たな気持ちでスタートしました。
毎年、新年が始まり行っている行事のひとつに「初釜」があります。

初釜とは、新年に茶道のお稽古を始める日のことをいい、新しい年を祝う茶道の新年会のようなものです。

懐石料理をいただくところまではできませんが近所の和菓子屋さんでお菓子を買ってきて
1人ずつお茶菓子をいただきお茶を点てていただきます。
2017お茶会⑥

毎年参加しているメンバーもいてお点前もなかなかのものです。
2017お茶会⑯

これからも季節を感じる行事をたくさん行っていきます!

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福島就業支援ネットワーク研修会で実践報告しました

ピアス 2017/01/18

就ネット 102 (640x480)就ネット 098 (640x480)

去る12月9日、福島就業支援ネットワーク研修会主催の就労研修でピアスの実践報告の機会をいただきました。前半が厚生労働省の香月就労支援専門官から国の就労支援の動向について、その後に「ピアスにおける精神障害者の就労支援」として40名前後の関係機関の方々に報告させていただきました。精神障害者の就労支援システムを構築したいというスタート時からの経過、ここ数年の発達障害への対応としてのCES(コミュニケーションプログラム)の取組み、そして最近の生活訓練事業との多機能スタイルまで幅広く話したためまとまりに欠けてしまった部分もありましたが、ピアスが節目節目で大事にしてきたことを振り返るよい機会となりました。

私自身、最近発達障害への取り組みを話す機会が多く、日常考えることも少しかたよっていたのだと思います。質問の中で「トレーニングを振り返って課題や目標に気づくというサイクルは、本人にとって酷なことではないのか」という意見をいただきました。私は、指摘を指摘として伝えることは簡単だけど、自分で気づくためのタイミングや働きかけが大切であるというようなことをずいぶん熱く補足させていただいたように思います。このような質問をしていただいたことで、精神障害者の就労支援をしていく上でピアスが大切にしてきたメンバーとの関わりを、私自身が再確認できた貴重なやりとりでした。

終了後の懇親会でも企画側を始め参加者の皆様方に温かく迎えいれていただき、美味しいお酒をたくさんいただきながら震災後のお話なども聞かせていただきました。ああもっと!というところで新幹線で帰路につきましたが、ぜひこの出会いを大切にしていきたいと強く思った一日でした。

ピアス 施設長  高橋しのぶ

 

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新年明けましておめでとうございます。

法人本部 2017/01/12

今年は暖かな年越しとなりましたが、ここ数日、急に寒さが増してきました。皆さん、風邪など引いていないでしょうか?

さて、棕櫚亭の昨年は、10年かけて取り組んできた組織継承の総仕上げと、改正社会福祉法への対応とが重なり、二~三年の出来事が一挙に押し寄せてきたような年でした。「あぁ~、一波超えた。」と思うとまた一波、時には二波三波が押し寄せ、「なんでこんなに次から次へと・・・」と愚痴の一つも出てきそうな事もしばしばでした。

しかし、外に目を向けてみれば、世界全体では二波三波どころではない事が起こっています。グローバル化の名の元、押し進められてきた様々な取り組みは、イギリスのEU離脱や、アメリカでのトランプ大統領の誕生と保護主義へと大きく傾こうとしています。さらには、各国で多発するテロ、難民の問題など根底を大きく揺るがす出来事ばかりです。国境の垣根を越えて一つになるはずだった世界は今、対立し分断され様としています。この様な現状を目の当たりにすると、愚痴どころの話ではなく、悲嘆に暮れてしまいます。「『起こるはずがない』なんて事はこの社会にはなくなってしまったのだ。」と、痛感せざるを得ません。そしてこれは対岸の火ではなく、日本で起こる様々な悲惨な出来事とも、どこかでつながっているはずです。

では、この刻々と悪くなる状況に、私達はどう対応すればいいのか?正直、いい答えは浮かびません。でも分らないなりに考えてみて、まずは当たり前の様ですが「目の前の人達を確実に幸せにしていく事」が大切なのではないかと思います。一法人が出来る事は限られていますが、それぞれの法人、事業所が、出会った方々を確実に幸せにしていけば、それが多くの幸せにつながり、今、劣勢の状況も変わっていくのかもしれません。さらに言えば、悪化していると見えるこの状況も、見方を変えれば「一つの変化」、新しい時代が始まる胎動と見る事も出来ます。ですから、この変化にきちんと乗っていける力をつけることも必要だと思っています。ただ急激な変化ですから、油断していると激流に飲み込まれてしまいます。だからこそ、内に閉じこもらず、たくさん学んで、たくさんの人達とつながっていく事がより大切になってくると思っています。

今年は、棕櫚亭にとっても新しい変化の年です。昨年12月には各現場を天野前理事長とまわり、メンバーの皆さんに理事長交代のご挨拶をしてきました。皆さん前理事長の話に熱心に耳を傾け、言葉の一つ一つを胸に刻み込もうとしていました。横で一人一人の表情を見ていると、「自分達にも組織継承のバトンが渡されたのだ。」と自負している様にも見え、頼もしく感じた瞬間でした。一方、職員はというと、昨年初めて、若手職員が企画した研修旅行に行ってきました。秋川に一泊二日で出かけ、そこで前理事長から「棕櫚亭の30年」を聞いて、改めて創設世代の熱いパワーに触れました。その後、グループに分かれて「私と棕櫚亭」をテーマに議論し、各職員がポストイットに「こんな組織にしたい!こんな自分でありたい!」と思いを書き込みました。現場が違い、一緒に話す機会が少ない職員同士が、お互いを知る貴重な時間となりました。今後はこの集まった思いをまとめ、最終的には、新しい棕櫚亭の行動指針にしていこうと、旅行の企画者達は考えているようです。これも頼もしい話です。

とにもかくにも、よちよちとですが新体制は歩み始めました。やる気だけはみんなあります。足りない知恵は周りの皆さんから頂きながら、悪い変化を食い止め、いい変化に変えていける様なサービス作りを目指します。今年もどうぞ棕櫚亭をよろしくお願いいたします。

理事長 小林 由美子

 

 

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「ピアス通信第10号」を発行しました

ピアス 2017/01/05

SSKPはれのちくもり ピアス通信第10号を発行しました。

11月に行われた理事会の報告や、新理事長 小林由美子へのインタビュー、東京YMCA医療福祉専門学校での講演の様子など、盛りだくさんとなっております。ぜひご覧ください。

ピアス通信10号

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理事長就任の挨拶

理事長退任に当たって

東京YMCA医療福祉専門学校へ講演に行きました。

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