ピアスの日常(防災訓練編)

ピアス 2022/10/26

このページではピアスの日常をご紹介します。

今回は9月1日(木)行った防災訓練の紹介です。

 

ピアスでは定期的に防災訓練や講座を実施しています。

今回は訓練では、1時間かけて火災や地震が起きた時の対応、ピアス最寄りの避難所、簡易トイレの使い方の3点を確認しました。

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最初は災害が起きた時に最初にとる行動(初動対応)を確認しました。

火災発生時は乾いたままのハンカチや手持ちの布でマスクの上から鼻と口をおさえて避難します。

地震が起きた時は机の下に身を隠して安全を確保し、スタッフが建物内の安全を確認してから集合、避難します。

今回の防災訓練では、地震が起きた時を想定した動きを実際に行いました。

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避難所確認後は、簡易トイレの組み立て方と使い方を実践しました。

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S1710026特殊な粉を入れることで、衛生的に処理が行えます。水を使って確かめました。

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トイレのテント内は電気がついています。設置場所も遠慮なく使えるよう、災害状況によって変更します。

★参加した方の感想

●O・Yさん

実際に訓練をやってみて、避難所の場所と避難方法が知れて勉強になりました。簡易トイレは知らないものだったので勉強になりました。実際の現場では非常ベルが鳴ると思うので、今後はそういう訓練もできると良いと感じます。

 

●O・Hさん

話を聞くだけでなく、実際に動いてみると過去の震災体験を思い出して現実味が湧きました。訓練では、安全確認が済むまで机の下で待つのも実際の場面に近いと思いました。

トイレは避難所で1番ネックになることだったので、実際に入ってみると予想よりも暗さや狭さが気になり大丈夫かな?と思いましたが、代用品が見られただけでも少し安心しました。

 

みなさんトレーニング終わりにご参加いただきありがとうございます。ピアスでは、もしもの際に備えて職員間で防災プロジェクトチームを組み準備を進めています。

今後も訓練や講座の機会を通じて、情報を発信していきますので、参考にしてください。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

ピアスでは利用見学や体験参加を随時受付しています。お問い合わせ先は下記のとおりです。

見学・問い合わせ先:042―571―6055 担当;伊藤、高橋しのぶ

 

 

 

10月の活動報告&11月の予定表

棕櫚亭Ⅰ 2022/10/26

だんだんと冷え込み、すっかり秋になりましたね🍁
10月の活動報告の前に、9月に行った「新旧施設長を囲む会」の報告です!
R4年度下半期より棕櫚亭Ⅰの施設長が交代になりました。
施設長お疲れ様でした!&新施設長よろしくお願いします!ということで
お二人の施設長を囲みました!

スクリーンショット toriminngukakomukai

メンバーさんの伴奏で「世界に一つだけの花」をみんなで歌い、
篠原さんによる篠原さんの「クイズ」、
森園さんによる「マジック」、
メンバーさんによる新施設長・副施設長「任命式」
と盛りだくさんな内容になりました☺
お二人改めて、これからもよろしくお願いします!

~10月の活動報告~
・コスモス祭り

昭和記念公園で行われているコスモス祭りに行ってきました!
天気も良く、綺麗なコスモスに癒されました。

kosumosu入場こすもす

 

 

 

ba-ga-

また、お昼はBBQガーデンでチキンサンドとフランクフルトを食べました。
少し炭火で焼くだけで美味しくなり大満足でした!

11/15(火)「いちょうを見に行こう!」のプログラムで昭和記念公園に行きます!
お昼は写真と同じ、BBQガーデンのチキンサンドセットを予定しています。

今月のお昼づくり「ニンニク肉炒飯🍖」
今月は人気メニュー!ニンニク・お肉・にらをたっぷり使ったニンニク肉炒飯でした。
BBQが中止になったことでみなさんに還元をしたい、
ということでⅠからも補助を出したのでいつもより豪華な内容となりました。

にくとにんにく

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来月は11/2(水)と11/29(火)の2回行います!
水曜じゃ都合が悪かったという方もいらっしゃるかと思います。ぜひご参加下さい!

家事クラブ「食中毒予防&家事の裏わざ」
食器の洗い方やスポンジの使い方で食中毒を予防できることを学びました。
早速Ⅰ&おうちでも実践しています。

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家事クラブは11月も予定しています。
今月の家事クラブは盛り上がったので同じテーマで出来ればと考えています。
ご参加お待ちしています!

・ハロウィンクラフト

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ハロウィン当日のプログラムでクッキーを入れる入れ物を作りました。
みんなで熱中しての作業になりました。季節を感じるプログラムになりました👻

11月は災害伝言ダイヤル体験に加え、11/15(火)いちょうを見に行こう!の外出などを予定しています!
その他にも様々なプログラムを企画しています。みなさまのご参加お待ちしています!
また、第3号となる「棕櫚亭Ⅰ通信」の発行を予定しています。お手元に届くまでもうしばらくお待ちください。
よてい おもて

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[受付終了]令和4年度 第1回精神障害者就労定着支援連絡会のお知らせ

オープナー 2022/10/19

[10/19更新]申込受付を終了しました。当日の参加をお待ちしております。

オープナーでは昨年度より東京都福祉保健局による「精神障害者就労定着連携促進事業」を事業受託しています。今年度も、感染予防の観点からZoom を使ったオンライン講演とし、その後YouTubeでのオンデマンド配信で開催を続けていく予定です。

 ※ 申し込みは専用フォームよりお受けいたします ➡ 第1回連絡会 お申込みフォーム

今年度で5年目になりました精神障害者就労定着支援連絡会です。今年度はあらためて『よりよい連携』をテーマに会を行っていきます。

チラシ画像

1回は就労支援ネットワークONE中金竜次氏講師にお迎えし両立支援の実践について報告していただきます。

両立支援とはがんなどの『長く付き合っていく病気』の治療を行いつつ、就労の継続を支援するというものです。

精神障害者も同様に『疾病管理と就業上の課題』を抱えており、医療と福祉の連携は必須で、両立支援の実践は精神障害者支援にとって、大いに参考になるのではないでしょうか。

後半には、参加者によるディスカッションを行い、連携の課題の共有や、より良い連携のあり方について話し合いたいと思います。ぜひご参加ください。

⇧チラシはこちらをクリック

【お申込みはこちらまで】 第1回連絡会 お申込みフォーム

日時 令和4年10月26日(水)14:00~16:00 
配信URL お申込み頂いた方のみの限定公開
資料 お申込み頂いた方にメールにて配布
対象 企業、医療機関、就労支援機関、教育、行政などの精神障害者の就労支援・障害者雇用に携わる皆さま
講師 就労支援ネットワークONE   中金 竜次氏
テーマ 両立支援に学ぶ医療連携

 

(セキュリティ関連で申込が出来ない場合、オープナーまでご連絡下さい)

お問い合わせ先:オープナー 吉本・川田(042-577-0079)

なびい通信10-11月号をお届けします♪

なびぃ 2022/10/07

なびい通信10-11月号をお届けします♪

なびぃ通信2022-1011-1 👈なびい通信を開くには青い部分をクリック

なびぃ通信2022-1011-2

なびぃ通信2022-1011-3

なびぃ通信2022-1011-4

10月に入って急に寒いと感じる日がでてきました。

今年は酷暑が続いたので夏の疲れで体調を崩している人も多いのではないでしょうか。

本格的な冬がやって来る前に寒さに備えて体調管理にぜひお気をつけくださいね。!(^^)!

 

 

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[受付終了]シリーズ第12弾!当事者セミナー

オープナー 2022/10/07
11/14追記 お申込み頂いた方全員に当日のミーティングIDをお送り致しました。

今年度も「働く当事者からのメッセージ」シリーズ第12弾として、「働く当事者が語る ~それぞれのストーリー~」を開催いたします。

2020年からは動画配信での開催に切り替えて開催しています。

昨年度からはさらにバージョンアップし、ライブ配信+オンデマンド配信の2種類で開催しております。

デイケアや就労継続B型の利用者の皆さんからは「緊張したけど直接聞けて良かった!」との感想を沢山いただきました。今年も当事者にしか話せない、当事者の立場からのことばをこれから就職を考える方・支える支援者の方・迎え入れる企業担当者の方に受け取って頂けましたら幸いです。

オンデマンド配信は来年1月以降に予定しておりますが、今回は先行ライブ配信の受付を致します。

以下のフォームリンクよりお申込みください。

ライブ配信(zoom) 2022/11/17(木)13:30~14:30

当事者セミナー+質疑応答(生配信パート)

働く当事者3名が登壇! 働こうと思った動機やモチベーション、働き続けるコツ等体験談を語ります。

お申込みはこちらから(Googleフォーム)

2022.11 当事者セミナーチラシ

なお、昨年度に引き続き視聴につきましては、フォーム内にあります「当事者セミナー視聴にあたってのお願い」をご同意いただいたデイケア・事業所・企業が対象となります。「視聴にあたってのお願い」は、登壇する当事者の方に安心・安全にご講演いただくため、またセミナーが成功となるように、お願いしております。ご確認・ご協力の程どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせ先:オープナー 高橋・川田(042-577-0079)

『はたらく当事者インタビュー』秋山さん(シダックスオフィスパートナー株式会社)

オープナー 2022/10/06

今回は就労移行支援事業所ピアスの卒業生でオープナーを利用しながら障害者雇用で働き続けている秋山さんとグループリーダーの平井さんにお話をお伺いしました。

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作業中の秋山さん

現在のお仕事内容を教えていただけますか?

秋山さん 事務の仕事をしています。親会社であるシダックスでは給食事業を行っているので、私は毎日の食事のレシピ表作成などを行っています。他にも入社する社員の住所や銀行口座、給料などのデータ入力や、退職する人の離職票の作成などの労務仕事も行っています。

入社までの経緯と入社から現在までの経緯を教えてください。

秋山さん 18歳の時に統合失調症を発症したのですが、32歳までは障害者雇用ではなく一般就労で働いていました。症状は重かったのですが無理をしながら頑張って働いていました。

32歳の時にリーマンショックが起こり、会社を解雇されました。

それからいくら探しても仕事がなく家でぼーっとしていたのですが、主治医の勧めで精神障害者のデイケアに通うようになりました。

2年ぐらいデイケアに通っていたのですが、働きたいという思いがあり、就労移行支援事業所ピアス(以下:ピアス)に通うことを決めました。

就労トレーニングをしてから、障害者就業・生活支援センターオープナーの紹介で現在働いているシダックスオフィスパートナー株式会社に就職しました。

入社当時は週5日5時間勤務から始まって、徐々に就労時間を延ばして現在はフルタイムで働いています。

障害者雇用を選んだ理由を教えていただけますか?

秋山さん 幻聴が聞こえるという症状があり、会社の人間関係がうまくいかず仕事を転々としていたのですが、デイケアに通うようになり障害者雇用というものがあることを知りました。

今まで仕事が続かず一般就労は無理ではないかと思い、デイケアからピアスという流れに身を任せて障害者雇用で働くようになりました。

仕事で大変だと思うことを教えてください。

秋山さん 前職(20代の時)に必死に働いていたので、パソコン操作には自信がありますが、エンジニアという専門技術の仕事だったので、現在の事務仕事の働き方とまったく違うこともあり、仕事への姿勢や言葉遣いなどを上司に注意されることが多いので大変です。

今働く上で努力していることや、工夫していることがあれば教えてください。

秋山さん トレーナーという役割についているので、障害スタッフの一日の仕事の割り振りを考えたり、仕事の指示をだしたりする仕事をしています。

自分自身の仕事量も多いのですが、仕事をしながら周りのスタッフから仕事について聞かれることに対応していて、忙しくてもイライラや怒ったりしないように気を付けながら仕事をしています。

職場ではどんなサポート・配慮を受けていますか?

秋山さん 入社した時から“電話応対が苦手なこと”と、“リーダーはできないということ”を言っていました。

電話応対については、内線の電話だけをとるということを配慮してもらっています。

今はトレーナーという役割をしているのですが、人に指示を出すことなど苦手と伝えているので、他のトレーナーや上司に助けてもらいながら仕事をしています。

日々の生活と仕事のバランスで気を付けていることはありますか?

秋山さん 睡眠がうまくいかないことがあるので、睡眠薬を飲んで寝ることを心がけています。

会社にいるときは仕事のことを考え、会社から出たら仕事のことは考えないようにしています。

支援機関をどのように利用していますか?

秋山さん 月に1回振り返り面談をしてもらっています。会社という空間が苦手というかよくわからないので、面談を通じていろいろ話をして頭を整理しています。支援してくれる人がいると思うことが、精神的にも安心につながっています。

「これから働きたい!」と思っていらっしゃる方にメッセージがあればお願いします。

秋山さん 障害者雇用と言っても障害者が働くことは大変だと思いますが、支援してくれる人や主治医、同じ障害を持ったスタッフなど、一人で生きているんじゃないと思って私は働いています。人間が作る社会だから人間とうまくやっていくことが大切だと思います。

なかなか精神障害者には難しいと思いますが、真面目に働いていれば、ほんのささやかなことかもしれないけれど、いいことがあると思います。

シダックスオフィスパートナー株式会社 グループリーダー:平井さん

秋山さんの印象を教えていただけますか?

平井さん 仕事に取り組む姿勢は、とても真面目です。

現状維持、0か100か、という考え方が強く、自分自身の思い込みと、周りの方との認識のズレが生じることが多い方でしたが、生活環境の変化やプライベートの充実により、人との距離を取った話し方が出来るようになり、前向きな考え方にも変わってきました。他のトレーナーと「協力する」ことにも気付き、トレーナーの1人として、スタッフからの信頼も大きくなりました。

これまでにどのようなサポート・配慮をしてきたのか教えていただけますか?

平井さん 障害は、その方の個性だと思っています。10人居たら10通り、というように1人1人と向き合い、寄り添う気持ちでサポートをしています。

電話対応が苦手な方なので、外線はとらず内線のみで対応してもらうなど、業務の配慮をしています。苦手なことを「やらない」ではなく、何が出来るのかを一緒に考えて、仕事を一緒にしています。

精神障害をもつ方の定着でポイントはありますか?

平井さん 仕事上の問題点や解決方法等を、週に1度、指導員の定例会議を行い情報共有し、スタッフには個別にフィードバックをし、業務の改善や安定につながるようにしています。

支援機関との連携について教えて下さい。

平井さん 定期的な面談の実施と、情報共有をさせて頂いております。

これから働きたいと思ってらっしゃる方に向けてメッセージをお願いします。

平井さん まずは、働くことができる体調作り、次に自分自身の長所・短所の把握、コミュニケーションを積極的に取れるようになること、最後に頑張りすぎないことをポイントにすると良いと思います。ささやかな良いことがあったり、毎日が楽しい、と思える職場にきっと出会えると思います。

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会社の入り口前 秋山さんと平井さん

インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。

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