多摩就労ネットワーク連絡会議を開催します。

オープナー 2018/04/26

(2018年5月24日 掲載情報を訂正致しました)

 

毎年ハローワーク立川と共催で行っております、『多摩就労ネットワーク連絡会議』を今年度も開催いたします。

「精神障害者の職場定着率の低さ」を解き明かす
一般企業における精神障害49.3%(1年定着率)
離職リスクはどこにあるのか?!

・日時/2018年6月7日(木) 14時~16時
・場所/立川地方合同庁舎(HW立川)3階
・対象者/就労支援機関・ハローワーク・行政・就労相談・支援に携わる方
・定員/100 名(定員になり次第締め切りとなります)
・申込〆切/5月31日(木)まで

詳しくは以下をご覧ください。

H30多摩就労ネットワーク連絡会議チラシ

【報告】多摩就労ネットワーク連絡会議のご報告

研修会 2017/09/13

9月6日に毎年HW立川と共催している摩就労ネットワーク会議を行いました。そして今回、近年の多様な対応に先立ち、オープナーでは「発達障害と依存症」というテーマを取り上げました。今回は例年お世話になっている関係機関の他に、普段はなかなか一緒に仕事をする機会がない生活福祉課や大学にも幅広くお声かけさせていただいたところ、反響があり、本来なら定員100名のところ、大幅に上回る116名の方にご参加いただくこととなりました。

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1部ではアメリカでのダルク当事者との交流や精神保健福祉センター・保健所などでのアディクションに関する活動を精力的に活動されてきた雷門クリニックの伊波真理雄先生をお招きしました。

KIMG0070KIMG0072「アディクションとは」から始まり、発症の危険因子や回復のプロセス、依存症を理解するコツなど先生の当事者との交流のご経験があったからこその考え方を教えていただきました。その後は、発達障害と依存症との違いや発達障害者が依存症になりやすい傾向がある理由など事例を交えながら、ご説明していただきました。伊波先生の患者への関わり方は治療という堅苦しいかたちではなく、本人に寄り添って話を聞いている、そんな感じがしました。

 

2部では発達障害の傾向があると診断を受けており、ギャンブル依存症をもつオープナー登録者の千濱友之さんに体験談を話していただきました。ギャンブルになぜはまってしまったのか、ギャンブルを止められない日々、訓練施設にいきながらGAに出会い、現在就労を続けている現状までを赤裸々に語ってくださいました。

KIMG0083KIMG0081千濱さんは当時感じていた気持ちも率直に話してくださり、最後には「今でも明日やってしまうのではないかととてもこわい」と2年間ギャンブルをしていないにも関わらず、実はまだギャンブルを抑制できない自分がいて、その葛藤を続けているという弱い部分も伝えてくれました。

発達障害をもつ人がなぜ依存症になりやすいのか。伊波先生は精神科の治療は「人間関係の治療」だとおっしゃいました。発達障害をもつ人はなかなか人と上手くコミュニケーションをとれない方が多くいらっしゃいます。今回学んだことは、依存症の症状を抑えることに焦点を当てるのではなく、本人がどういったことに生きづらさを感じているのかを考え、自分に自信を持てるような生き方を誰かと一緒に重ねていくことが大切なのだと教えていただきました。千濱さんからは「ゆっくり話を聞いてほしい」との支援者へのメッセージがありました。依存症だから発達障害との重複だからと特別なことが必要なのではなく、伊波先から教わった「笑顔とリラックス」をキーワードに本人と向き合うことが大切なのだと思います。業務の忙しさから、わかってはいるけれども忘れかけていた福祉の原点であり、関わり方を思い出させてもらえた研修でした。

 

                      オープナー 本田美咲

【報告】多摩就労ネットワーク連絡会議

オープナー 2016/10/14

平成28年度の多摩就労ネットワーク連絡会議を9月29日ハローワーク立川会議室にて、市区町村就労支援事業や行政機関、医療関係者、地域で就労相談や就労支援を行っている方々、63名が集まり無事終了しました。

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今回のテーマは、今まで支援の対象ではなかった大学在校生、大学卒業時就職できなかった20歳代の若者が各就労支援機関を頼って相談をしている。中には、大学の先生からの相談もあると聞いた事が発端になります。
この状況を聞いて、今後の私たちの新しい対象者になることは確実だと思いました。
そこで事前に情報を得て就労相談の業務に活かすことはもちろんですが、実際の情報を共有し、実践を聞き、ネットワークの視点をもって解決していけるかを問いかける研修にしようと考えました。

実践報告①

大学では今「一橋大学の実践」

◎講師
一橋大学 保健センター教授
精神科医 丸田 伯子先生

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丸田先生の報告では、学生の“困りごと”から相談が始まり支援につながっていること、特性の自覚の有無によって支援の経過が違うことを報告していただきました。障害者差別禁止法が施行されたことによって、大学での在学障害者支援が取り組まれたことを知ることができました。

実践報告②

就労支援における大学との連携

◎講師
東京障害者職業センター 多摩支所
主任障害者職業カウンセラー 井上 量氏

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井上氏の報告では、発達障害学生の就労支援における就労支援機関と教育機関との連携の現状と併せて事例の報告もしていただき、支援が必要な学生が大学在学中から就労支援機関とつながっていくための連携の在り方について学ぶことができました。

実践報告③

教育と福祉のネットワーク 「障がいのある生徒さんの就労に関する連絡会」を立ち上げて

◎講師
大田区障がい者総合サポートセンター
就労支援調整係長 木伏 正有氏

大田区障がい者総合サポートセンター さぽーとぴあ
障がい者就労支援センター 広瀬 健次郎氏

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木伏氏・広瀬氏の報告では、特別支援学校でない高校からの支援要請や高校在学時・卒業後のライフステージでつまずいてしまう方がいることから、高校との連絡会を立ち上げた報告をしていただきました。連絡会では、支援プロセスの共有や就労支援の情報提供を行っています。在学中から支援センターが関わることでアセスメントを行いながらマッチングをはかり、学校と役割分担をしながらサポートを行っているとのことでした。連絡会では今後は、連絡会に区内全ての高校に案内していくことや大学・専門学校等高等教育機関との連携にさらに取り組んでいくそうです。

 

実践報告の一橋大学・障害者職業センター・大田区は先駆的な内容で、アンケートからも「新しい取り組みは驚きだった・知らなかった事がたくさんあり、連携がとても大事だと思った」との興奮気味の記述があり、「実践現場のとりくみは非常に興味深かった」「タイムリーな話題だった」と嬉しい書き込みもいただきました。

今後もオープナーでは、精神障害者の就労支援に役立つ情報と、就労支援機関等が興味の持てる研修を開催していきたいと思います!

 

「多摩就労ネットワーク連絡会議」のお知らせ

研修会 2016/08/19

新たな利用者に対応するために
~増える発達障害を持つ学生の現状と先駆的な取り組みを学ぶ~

●大学では今「一橋大学の実践」:一橋大学 丸田 伯子先生
●就労支援における大学との連携:東京障害者職業センター 井上 量氏
●教育と福祉のネットワーク:大田区障がい者総合サポートセンター 木伏 正有氏・広瀬 健次郎氏

2016年9月29日(木) 14:00~17:00  @ ハローワーク立川会議室

10代後半から20代前半の若者からの就労相談の問い合わせがありませんか?
この研修では、大学の現状や発達障害等を持つ学生への対応を学び、地域の支援機関と大学の有効な関わりと連携について考えていきたいと思います。

ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳しくはこちらから »

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