[受付終了]シリーズ第12弾!当事者セミナー

オープナー 2022/10/07
11/14追記 お申込み頂いた方全員に当日のミーティングIDをお送り致しました。

今年度も「働く当事者からのメッセージ」シリーズ第12弾として、「働く当事者が語る ~それぞれのストーリー~」を開催いたします。

2020年からは動画配信での開催に切り替えて開催しています。

昨年度からはさらにバージョンアップし、ライブ配信+オンデマンド配信の2種類で開催しております。

デイケアや就労継続B型の利用者の皆さんからは「緊張したけど直接聞けて良かった!」との感想を沢山いただきました。今年も当事者にしか話せない、当事者の立場からのことばをこれから就職を考える方・支える支援者の方・迎え入れる企業担当者の方に受け取って頂けましたら幸いです。

オンデマンド配信は来年1月以降に予定しておりますが、今回は先行ライブ配信の受付を致します。

以下のフォームリンクよりお申込みください。

ライブ配信(zoom) 2022/11/17(木)13:30~14:30

当事者セミナー+質疑応答(生配信パート)

働く当事者3名が登壇! 働こうと思った動機やモチベーション、働き続けるコツ等体験談を語ります。

お申込みはこちらから(Googleフォーム)

2022.11 当事者セミナーチラシ

なお、昨年度に引き続き視聴につきましては、フォーム内にあります「当事者セミナー視聴にあたってのお願い」をご同意いただいたデイケア・事業所・企業が対象となります。「視聴にあたってのお願い」は、登壇する当事者の方に安心・安全にご講演いただくため、またセミナーが成功となるように、お願いしております。ご確認・ご協力の程どうぞよろしくお願い致します。

お問い合わせ先:オープナー 高橋・川田(042-577-0079)

『はたらく当事者インタビュー』秋山さん(シダックスオフィスパートナー株式会社)

オープナー 2022/10/06

今回は就労移行支援事業所ピアスの卒業生でオープナーを利用しながら障害者雇用で働き続けている秋山さんとグループリーダーの平井さんにお話をお伺いしました。

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作業中の秋山さん

現在のお仕事内容を教えていただけますか?

秋山さん 事務の仕事をしています。親会社であるシダックスでは給食事業を行っているので、私は毎日の食事のレシピ表作成などを行っています。他にも入社する社員の住所や銀行口座、給料などのデータ入力や、退職する人の離職票の作成などの労務仕事も行っています。

入社までの経緯と入社から現在までの経緯を教えてください。

秋山さん 18歳の時に統合失調症を発症したのですが、32歳までは障害者雇用ではなく一般就労で働いていました。症状は重かったのですが無理をしながら頑張って働いていました。

32歳の時にリーマンショックが起こり、会社を解雇されました。

それからいくら探しても仕事がなく家でぼーっとしていたのですが、主治医の勧めで精神障害者のデイケアに通うようになりました。

2年ぐらいデイケアに通っていたのですが、働きたいという思いがあり、就労移行支援事業所ピアス(以下:ピアス)に通うことを決めました。

就労トレーニングをしてから、障害者就業・生活支援センターオープナーの紹介で現在働いているシダックスオフィスパートナー株式会社に就職しました。

入社当時は週5日5時間勤務から始まって、徐々に就労時間を延ばして現在はフルタイムで働いています。

障害者雇用を選んだ理由を教えていただけますか?

秋山さん 幻聴が聞こえるという症状があり、会社の人間関係がうまくいかず仕事を転々としていたのですが、デイケアに通うようになり障害者雇用というものがあることを知りました。

今まで仕事が続かず一般就労は無理ではないかと思い、デイケアからピアスという流れに身を任せて障害者雇用で働くようになりました。

仕事で大変だと思うことを教えてください。

秋山さん 前職(20代の時)に必死に働いていたので、パソコン操作には自信がありますが、エンジニアという専門技術の仕事だったので、現在の事務仕事の働き方とまったく違うこともあり、仕事への姿勢や言葉遣いなどを上司に注意されることが多いので大変です。

今働く上で努力していることや、工夫していることがあれば教えてください。

秋山さん トレーナーという役割についているので、障害スタッフの一日の仕事の割り振りを考えたり、仕事の指示をだしたりする仕事をしています。

自分自身の仕事量も多いのですが、仕事をしながら周りのスタッフから仕事について聞かれることに対応していて、忙しくてもイライラや怒ったりしないように気を付けながら仕事をしています。

職場ではどんなサポート・配慮を受けていますか?

秋山さん 入社した時から“電話応対が苦手なこと”と、“リーダーはできないということ”を言っていました。

電話応対については、内線の電話だけをとるということを配慮してもらっています。

今はトレーナーという役割をしているのですが、人に指示を出すことなど苦手と伝えているので、他のトレーナーや上司に助けてもらいながら仕事をしています。

日々の生活と仕事のバランスで気を付けていることはありますか?

秋山さん 睡眠がうまくいかないことがあるので、睡眠薬を飲んで寝ることを心がけています。

会社にいるときは仕事のことを考え、会社から出たら仕事のことは考えないようにしています。

支援機関をどのように利用していますか?

秋山さん 月に1回振り返り面談をしてもらっています。会社という空間が苦手というかよくわからないので、面談を通じていろいろ話をして頭を整理しています。支援してくれる人がいると思うことが、精神的にも安心につながっています。

「これから働きたい!」と思っていらっしゃる方にメッセージがあればお願いします。

秋山さん 障害者雇用と言っても障害者が働くことは大変だと思いますが、支援してくれる人や主治医、同じ障害を持ったスタッフなど、一人で生きているんじゃないと思って私は働いています。人間が作る社会だから人間とうまくやっていくことが大切だと思います。

なかなか精神障害者には難しいと思いますが、真面目に働いていれば、ほんのささやかなことかもしれないけれど、いいことがあると思います。

シダックスオフィスパートナー株式会社 グループリーダー:平井さん

秋山さんの印象を教えていただけますか?

平井さん 仕事に取り組む姿勢は、とても真面目です。

現状維持、0か100か、という考え方が強く、自分自身の思い込みと、周りの方との認識のズレが生じることが多い方でしたが、生活環境の変化やプライベートの充実により、人との距離を取った話し方が出来るようになり、前向きな考え方にも変わってきました。他のトレーナーと「協力する」ことにも気付き、トレーナーの1人として、スタッフからの信頼も大きくなりました。

これまでにどのようなサポート・配慮をしてきたのか教えていただけますか?

平井さん 障害は、その方の個性だと思っています。10人居たら10通り、というように1人1人と向き合い、寄り添う気持ちでサポートをしています。

電話対応が苦手な方なので、外線はとらず内線のみで対応してもらうなど、業務の配慮をしています。苦手なことを「やらない」ではなく、何が出来るのかを一緒に考えて、仕事を一緒にしています。

精神障害をもつ方の定着でポイントはありますか?

平井さん 仕事上の問題点や解決方法等を、週に1度、指導員の定例会議を行い情報共有し、スタッフには個別にフィードバックをし、業務の改善や安定につながるようにしています。

支援機関との連携について教えて下さい。

平井さん 定期的な面談の実施と、情報共有をさせて頂いております。

これから働きたいと思ってらっしゃる方に向けてメッセージをお願いします。

平井さん まずは、働くことができる体調作り、次に自分自身の長所・短所の把握、コミュニケーションを積極的に取れるようになること、最後に頑張りすぎないことをポイントにすると良いと思います。ささやかな良いことがあったり、毎日が楽しい、と思える職場にきっと出会えると思います。

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会社の入り口前 秋山さんと平井さん

インタビューにご協力いただきましてありがとうございました。

9月の活動報告&10月の予定

棕櫚亭Ⅰ 2022/09/26

すっかり涼しくなってきましたね。
9月は外出や昼食づくりなど久しぶりに行えるプログラムを多く行いました。
Ⅰの9月の活動報告です。

〇おひるづくり
PMのプログラムとして久しぶりのお昼づくりをしました。
メニューは人気の「豚キムチ丼」!!
参加されたメンバーさんみんなで入れ代わり立ち代わり台所に立ち、
豚キムチ丼・副菜・味噌汁を作りました。

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食べてる間は黙食でしたが、食べ終わってからはみんなで感想を言い合い、
「次は何作ろうか?」と次回の相談をしました。
次回→10/5(水)「ニンニク肉炒飯」をつくります!
昼食予約締切は10/5(水)の10時までです。来所または電話でご連絡ください。

 

〇防災館
久しぶりに防災館へ行ってきました!
映像・地震体験・けむり体験・消火器体験をしました。
盛りだくさんの一日でしたが、色々な学習も行い、
帰ってすぐⅠに居るときまたは自宅に居るときに災害が起きたらどうしよう?
と生活に結び付けて考えるきっかけとなりました。

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〇福祉のつどい
くにたち福祉会館にて「くにたち福祉のつどい」が開催され、
Ⅰも絵画展示で参加しました。
様々な方にⅠの絵画を見て頂くことが出来て良かったです。
また、お客さんの声では「いつも観るのを楽しみにしています」というリピーターの方や
「個性的な作品の絵で感動致しました」「これからも素晴らしい絵を沢山描いてください」などと感動の声やエールを頂きました。ありがとうございました。

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10月は一日レクとして昭和記念公園のコスモス祭りに行きます!
その他季節のプログラムも多数計画しています!
皆さんと一緒に楽しめたらなと思います!お待ちしています!

10月表 10月裏

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ピアス通信56号(2022年8月号)

ピアス 2022/09/21

ピアス通信56号(2022年8月号)を掲載します。

掲載がおそくなりすみません。

今回は7月の家族説明会、お弁当配達、6月に行った医療機関での出前講座の報告です。

またOBリレーインタビューでは、スーパーの特例子会社に就職したA・Yさんのインタビューを掲載しています。

下の「ピアス通信56号」をクリックしてご覧ください。

ピアス通信56号

9月のメニュー表です

ピアス 2022/09/13

遅くなり申し訳ございません。

9月のメニュー表をお知らせします。
こちら→9月メニュー表

今月は新メニューも多数入っています。
ご注文お待ちしております♪

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9/1 フリースペースの開所について

なびぃ 2022/08/27

なびぃ通信で、「9/1 フリースペース閉所」とお知らせしましたが

開所となりました。

14:00~18:00の時間で、ご利用くださいませ。

 

 

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8月の活動報告&9月予定表

棕櫚亭Ⅰ 2022/08/25

こんにちは!8月上旬に今年度第2号目となる「棕櫚亭Ⅰ通信」を発行いたしました。
メンバーのみなさんご覧いただけましたでしょうか?
もし、お手元に届いていないという方がいれば棕櫚亭Ⅰまでご連絡ください。

それでは、今月の活動報告です📢

・納涼会
夏休みに入る前に納涼会を行いました。
射的・輪投げ・釣りの3種目の景品は駄菓子!
職員も含め、童心にかえってみんなで楽しみました。
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・お茶会
今月は「抹茶+クッキー」を頂きました。
お抹茶を立てて味も香りも楽しみました🍵

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・プラ板づくり

今年度に入って初のプラ板づくりでした。
みんなで黙々と作り、思い思いの作品が出来上がりました!

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~お知らせ~
9/10(土)11(日)
「福祉のつどい」@くにたち福祉会館にて
棕櫚亭Ⅰの作品が展示されます。
展示場所は3階廊下(7月の絵画展と同じスペースです)
ぜひお越しください☺

 

9月は防災館、Lifeプログラムなど久しぶりに行うプログラムを予定しています。
みなさまのご参加お待ちしています!

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令和4年度 多摩就労支援ネットワーク連絡会を開催しました

オープナー 2022/08/04

去る 7月15日(金)に多摩就労支援ネットワーク連絡会を開催しました。

ホームページへの掲載が遅くなってしまい、申し訳ありません。

さて、昨年度まではコロナ渦で密を避けるためにオンラインでしたが、約、2年ぶりに対面式で開催しました。100名入る会場で、定員を50名に設定し、結果、約60名の方にご参加いただきました。もちろん一席ごとに座っていただくことや、席の間にパーテーションの設置、消毒や換気、受付も密にならないように入口を2つ設けるなど、クラスターにならないように、細心の感染対策を十分に行いました。

さて、講演テーマですが

「障害者雇用は本当に進んだのか?」と題し、企業における障害者雇用の現状について、一般社団法人障害者雇用企業支援協会(SACEC) 専務理事・障害者雇用アドバイザーの石崎雅人氏にご講演して頂きました。石崎さん1

障害者雇用は、この10年で、障害者雇用促進法の改正や就労支援関連のサービスの充実などにより、雇用障害者数は59万人を超え、大きく前進しています。つまり、結論としては、「障害者雇用は進んでいる」が、課題は山積とのことでした。

 

では、どのように変化し、どのような課題があるのでしょうか?

講演会では、障害がある方が「障害雇用率がなくても、私を雇いますか?」企業側は何も答えられなかった。と、石崎氏の過去のエピソードを話してくれました。

障害がある方のとてもまっすぐな質問だと思いました。本当に雇用したくて雇用さているのか、必要とされているのか不安の中、働いている気持ちが出ていると思いました。

「雇用率があるからこそ雇われている」流れになっていることも、とても大切な現状が露わになったエピソードだと思いました。

講演会の中で、次のようなテーマで以下のような話をしてくれました。

“企業はなぜ障害者雇用に取り組むのか?”

まず障害雇用はなぜ必要なのか?特例子会社の役割などについて、そして、国連総会で全加盟国が合意したSDGsの目標も雇用に関係しているとのことなどの説明がありました。

今、企業は雇用率があるから取り組むだけでなく、SDGsの「誰一人取り残さない持続可能でより良い社会の実現」という経営課題として捉えられるべき事柄であり、企業戦略の一角になっているとお話がありました。

また、調査・アンケートなどから障害者雇用数、特例子会社数は10年前より1.5倍増と着実に進展し、特例子会社で雇用されている数は2倍増と特例子会社の役割は大きいということでした。一方でいわゆる中小企業はなかなか進展しない、雇用代行ビジネスの利用の是非、障害がある方の1年間での定着は50%を切る難しさ、障害がある方及び親の高齢化など様々な課題も出てきたこと。

障害者が取り残されないためにも“雇用の質”が求められる。

全体1これまでの福祉から企業への一方通行ではなく、これからは福祉と企業が連携して“雇用の質”の追求をしていくことが重要との話がありました。

 

 

講演会終了後の皆さんからのアンケートでは…

  • 「障害者雇用の実情や今の課題など分かりやすい説明で参考になった」
  • 「障害者の働き方・働く事について改めて考え向き合っていきたい」
  • 「業務の質について考えることが出来た」

など

就労系支援機関・精神科デイケアからは、所属のサービス提供について、企業からは、安定して働いてもらうための関わりはどうしたらよいのかなど現状を振返り、今後どうしていくのかを考えさせられたという意見が沢山ありました。

今回のテーマ「障害者雇用は本当に進んだのか?」

これからは「ただ雇用する」時代は終わり、これからは継続をしてもらえるための“雇用の質を求める”について、改めて考える転換期だと思いました。

一方で、企業も生き残りをかけた経営で、人材も大事だとすると、雇用する人選条件が高くなり、入口が狭くならないようにしてほしいとも思いました。

雇用の質を求める一方で、企業に対する障害理解や業務マッチングなど、就労支援機関、医療機関も連携し、障害がある方を中心とした、相対的にWin-Winな関係になる社会を目指し、そして障害がある方が幸せになるように関わっていけたらと思いました。

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8月のメニュー表です

ピアス 2022/08/02

 

夏本番の暑さが続いていますね。

ピアス弁当でスタミナとパワーをつけて一緒に夏を乗り越えましょう!

今月もよろしくお願いします。

8月のメニュー表はこちら➡ 8月メニュー表

 

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東京都女性活躍推進大賞受賞者の知事面会に行ってきました!

法人本部 2022/08/01

猛暑が続く今日この頃ですが、みなさんお変わりなくお過ごしの事と思います。ご無沙汰しております、理事長の小林です。今日は、少し前になりますが6月17日東京都庁で行われた「女性活躍推進大賞」の受賞者知事面会のご報告をしたいと思います。

この賞は平成26年度に「全ての女性が意欲と能力に応じて、多様な生き方が選択できる社会の実現」に向けて東京都が創設したものです。産業分野、医療・福祉分野、教育分野の3分野から応募を募り、その中から大賞女性活躍推進大賞1が選ばれます。棕櫚亭は令和2年度に医療・福祉分野で大賞を受賞しました。本来でしたら令和2年度に授賞式が行われる予定でしたが、緊急事態宣言中だったため中止となり、その代わりとして受賞者の知事面会が行われました。

当日は、知事室のある7階のホールに令和2年度・3年度の受賞者が一堂に会し、それぞれが知事との記念撮影を行いました。審査員長からもそれぞれの取り組みについてのコメントがありましたが、大企業や有名大学から、中小企業、社会福祉法人までと受賞団体もバラエティーに富んおり、一言で女性活躍と言っても組織の理念・文化によって様々な取り組みがあるものだと改めて感じました。

棕櫚亭の受賞理由ですが、                                                ★性別・年齢・障害の有無にかかわらず意思決定への平等な機会を提供するた め、小規模施設ながら階層役割、昇格基準を明確にしたキャリア制度を構築 している。                                           ★法整備がされていない時代から育児が必要な職員に配慮した働き方を進め、 子育て経験を持つ職員が法人の管理職として活躍している。                                                       ★地域の子供食堂運営に参画し貧困や育児課題と地域の活性化にも寄与してい る。・・・・の3点で、女性活躍のみならずダイバーシティの推進や地域貢献の角度からも評価されました。

この土壌を育んだのは、ほかでもない創設世代の女性4人が、精神障害者の地域福祉の充実と共に、自分達も責任ある仕事をし社会で活躍して行こうとした気概の賜物です。しかし社会に目を移せば、「貧困」や「性暴力」など女性が置かれた状況は悪化するばかりです。活躍大賞という光の影にはこの様な現実がまだまだ横たわっている事を忘れてはいけない。一握りのチャンスや環境に恵まれた女性だけでなく、全て女性活躍推進大賞3の女性が平等で活躍できる社会の実現、使い古された言葉ですがそれが叶わぬ現実がもどかしく感じます。それを少しでも明るい方へ動かしていく事、それがこの賞の真価なのかもしれません。棕櫚亭も受賞団体としてその一助になれればと思います。

(理事長 小林由美子)

追伸:この知事面会に参加した3人で、東京都からインタビューを受けました。詳しくはこちらのアドレスからご覧ください。

https://www.tokyo-danjo.metro.tokyo.lg.jp/women/women/r4taisho.html 

 YouTubeにもアップされました。https://youtu.be/4tQn12DbbXU

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