【告知】ご家族向け講座開催について

なびぃ 2016/12/24

毎年、恒例となっていますなびぃの『家族講座』を今年度も行ないます。

ご家族が日々悩まれながら当事者ご本人と向き合っておられる中で、なびぃも少しでも何かお手伝い出来ないかと始めた家族講座ですが、開始から早や10年を迎えました。その年その年に合わせて、新しいものも取り入れながら少しでも役立つものになるように考えながらやらせて頂いています。

今年は2回構成で、1回目は「ここちよく関わるために~発達障害専門家によるおはなし~」、2回目は「家族も本人もここちよく~タッピングタッチ~」という内容で開催します。

※申し込み方法・日時など詳細はこちら→家族講座2017ちらし

両回のご参加はもちろん、どちらかだけのご参加でも構いません。お申し込みを心よりお待ちしております。

 

【報告】働く当事者からのメッセージ

オープナー 2016/12/20

平成28年12月15日(木)に障害者就業・生活支援センター オープナー主催の
【シリーズ第6弾】  働く当事者からのメッセージ ~カギは余暇と支援者の活用にあり!?~
を行いました。

今年も定IMG_0754員80名のところ約100名の方にご参加いただき、
急きょテーブルを増やす盛況ぶりでした!

 

 

第1部では、都立多摩総合精神保健福祉センターで発達障害プログラムやピアスでCES(コミュニケーションプログラム)を担当しておられる中村 干城氏による、余暇の必要性についてノリノリでクイズも織り交ぜながら講義いただき、ピアサポーターであるSさんにもご登壇いただきました。「充実した余暇を過ごすことが仕事の充実につながる」という目から鱗のお話しがあったり、ピアサポーターのSさんからは職場以外でコミュニティを持つ重要性について語ってもらいました。

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いよいよ、第2部では3人のオープナーメンバーに登壇していだき、赤裸々に自分の歴史と今を語ってもらいました。ベテランの丸山さんに切り込み隊長になってもらい、デビュー戦の藤井さん、成田さんをひっぱってってくれました。(実は支援者も安心しました)「障害者になりたくなかった」「休職しながらでも働き続けたい」…など苦労や葛藤、普段は言葉にしないことを発信する3人の姿は見事!いつの間にか3人がお互いに質問しあえる雰囲気にもなり、初めて会って話す3人とは思えませんでした。興味・関心の連鎖は会場にも広がり、質疑応答も時間が足りないくらいでした。

働く前の準備が大事!働いてからもいろいろある!働き続けることが大切であること。働く当事者ならではの生の声は参加者に響いたと思います。

「頭でっかちにならないで、意外と働けます」とても心に響くメッセージでした。

終了したあとの登壇者の満足気な表情、素敵です!

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川田 俊也

【68枚のアンケートから抜粋】

第1部:働くために今からできる準備~余暇はなぜ必要?~

◎今まで考えなかったテーマなので、興味深い話を聞いて積極的に外に出て、色々なことをしたり、見たりしたいと思った。
◎余暇と娯楽は違うことがわかり大発見だった!
◎障害の有無に関わらず、時間の使い方の工夫は必要だと感じた。
◎余暇も含めた支援を行い、定着させていきたい。

第2部:働く前の準備から職場定着まで~良かったこと・失敗から学んだこと~

◎就職前に通い続けることが必要なことがわかった。
◎働き続けるためには努力が必要。
◎自分にあった仕事と余暇を探していきたいと思えた。
◎就職はゴールではなく働き続けることを目指したい。
◎努力すれば成長できるメッセージが心に響いた。
◎質問に深さが感じられなかった。

 

皆様から頂きましたご質問に関しては講師からお返事をいただき次第、ホームページにて掲載致します。

【報告】職員研修旅行

法人本部 2016/12/16

「みんなで旅行したい!」と半ばノリと勢いで発案した研修旅行
みんなが参加出来るようにということで、先日秋川渓谷の旅館に行ってきました。

研修には、26人の職員が参加
まず天野さんに棕櫚亭の30年を語ってもらい、現リーダーの方々にメンバーとの忘れられない出会いや苦しかった体験を語ってもらいました。それからグループに分かれてどういう組織を自分がどう作ってゆきたいか、自分がどう変わっていきたいのかなど話し合いました。
自分と向き合い、お互いのことを知り、「精神業界を変える!」と野望を語り合い…濃密な研修になりました。私自身この研修の中で、利用者の苦労や辛さを受け止められてないのではという思いがずっとあり、そんな自分に恥ずかしさを感じていることを先輩方に相談しました。年齢と経験を重ねていくことで感じ方が変わっていくこと、わかりたいという気持ちが大事だというアドバイスを受けて少し気持ちが軽くなりました。

研修後は皆で楽しい時間を過ごしました。宴会、出し物、マージャン。お酒がなくなっても話は尽きず、夜中の2時すぎまでこたつに入っておしゃべり。翌日にはまたまたお酒を飲みながらBBQと思い思いに楽しみました。

3時間を超える研修は今までの30年、先輩方が築いてきた棕櫚亭の歴史の続きは私達が創るんだ!という大きな志をもって終えました。精神障害者の幸せ実現に向けて、組織のより強い団結力が生まれた研修旅行になったと思います。 期待と不安で企画し始めた初の研修旅行は、何事にも楽しむ棕櫚亭らしい旅行になり、準備は大変でしたがやってよかったです。

皆さん、お疲れ様でした。
オープナー 本田 美咲

年内最後の絵画教室を行いました!

棕櫚亭Ⅰ 2016/12/14

毎月2回行われる絵画教室。
ダンボールにアクリル絵の具で絵を描いています。
20年以上にわたり講師の小堀令子先生からご指導いただいています。
2016.12.14絵画教室① 2016.12.14絵画教室②

久しぶりに参加したメンバーもいてとても楽しい時間になりました!(^^)!
みんなの絵がとってもあたたかいです。

2016.12.14絵画教室③ 2016.12.14絵画教室④

 

 

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【報告】愛媛県松山市の事業所等見学

法人本部 2016/12/09

11月の全国就労移行支援事業所連絡会のタウンミーティングの合間に愛媛県松山市近隣の事業所を訪問させていただきました。今回の見学にはねっとworkジョイの高石さんにご協力をいただきました。

  1ヶ所目のきらりの森は松山市にある就労移行、就労継続B型、自立訓練を行っている多機能型事業所です。

就労移行では清掃、介護資格取得の2つのコース、継続Bでは、レストラン、弁当の製造・配達、ケーキの製造販売、自立訓練では対人関係の練習や整容、入浴などのQOL向上のための訓練が行われていました。スタッフの関わりは指示、見守りが中心で、利用者の方が、自分で判断をし、それぞれの作業を進めていたのが印象的でした。

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 施設長の平田さんからお話を伺うと、きらりの森の開設にあたり、近隣の方々からの理解がなかなか得られず、苦労したというお話でした。しかし現在はお隣の児童館、福祉センターと共に地域の資源として認知されている、とても地域に開かれていると感じました。それも子供連れでも居心地の良い空間作り、美味しくリーズナブルなランチなど、地域の方に利用してもらうための様々な工夫がなされているからなのだと思います。

 2ヶ所目は松山記念病院です。病床600床の精神科病院、精神科デイケア、訪問看護ステーションなどを運営されています。病院内は写真を撮らせていただくことはできませんでしたかが、どの病棟も明るく、ゆったりとしたスペースで、昔の精神病院ような閉塞感とは無縁な作りになっていました。

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 病院の敷地内にある地域活動支援センターステップも見学させていただきました。病院内のデイケアは年齢が高い方が多いとの事でしたが、こちらは若い発達障害の方の利用が多いそうです。こちらでは日中活動の一歩として喫茶店の運営をされていました。

地域活動支援センターが喫茶店やっている!という事にとてもびっくりしましたが、就労のイメージ作りにつながることや、地域にも開かれている事が、リハビリテーションに有効なのではと思い、とても素晴らしいアイディア!と感じました。

 3ヶ所目はぶうしすてむさんです。IT関連を中心とした在宅就労を支援している就労継続A型、B型の事業所を運営されています。

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 理事長の川崎さんから遠隔地就労、在宅就労の可能性や、障害ある方々の労働力をどのようにして企業と結びつけていくのかなどなど、熱い想いをたくさん聞かせていただきました。

 見学で感じたのは、障害ある方々の支援に決まった形は無いという当たり前のことです。障害ある方々の幸せの為に何ができるか、制度にとらわれすぎず、自由な発想で考える事が大切。その為に地域に根差し、時として地域を越える発想力、実行力を持つ事。今回の見学はとても刺激的なものでした。私たちの支援にも生かせる点が多々ありました。この様な機会をいただけて本当に嬉しく思います。高石さんをはじめ、ご協力いただいたみなさんありがとうございました。

ピアス 吉本

 

【働く当事者からのメッセージ】満員御礼

オープナー 2016/12/08

先日お知らせしました、
働く当事者からのメッセージ

~カギは余暇と支援者の活用にあり!?~

へのたくさんのお申し込みありがとうございます!!

大好評により、定員に達しました!

今回ご参加できなかった方は……
是非!来年の当事者セミナーにお越しください。

セミナー当日も来週に迫ってまいりました。
ご参加くださる方々、当日はお待ちしておりますね。

国立市の通所施設などによる活動展に参加しました

棕櫚亭Ⅰ 2016/12/08

国立市が障害者週間にあわせて開催している
「第2回 国立市誰もがあたりまえに暮らすまちづくりイベント」で
くにたち市民芸術小ホールで行われている
「通所施設などによる活動展」に参加しました。 
12.6芸小ホール③

他の施設の展示とともに
多摩棕櫚亭協会がどんな活動をしているのかを
市民の方々に
知ってもらういい機会となるので
棕櫚亭Ⅰの絵画作品を
たくさん展示しました。
12.6芸小ホール① 12.6芸小ホール②

 

精リハ学会・ベストプラクティス賞 受賞!

法人本部 2016/12/07

先週の12月1日(金)、日本精神障害者リハビリテーション学会第24回長野大会において、「第9回ベストプラクティス賞」を棕櫚亭が受賞いたしました。この賞は、日本精神障害者リハビリテーション学会が2008年に創設したもので、日本の精神保健医療福祉の現状を踏まえ、精神障害者のあるべき姿を展望し、それに到達するためのモデルとなる実践に贈られるものです。選考にあたっては「ボストン基準」と呼ばれる、ベストプラクティスを評価する6つの世界基準に加え、学会独自の基準を加えた8つの基準を満たす必要があり、棕櫚亭の活動は、それを満たしていると評価を受けました。IMG_2305

また、この賞に推薦してくださった社会福祉法人巣立ち会 理事長の田尾有樹子さんは、推薦文にこんな事を書いてくださいました。

『精神障碍者の多くが働きたいと願っている。しかし、かつてはその願いも、「再発の危険が高まるから」「無理をしない方がいい」などのパターナリズムの中で、支援者が握りつぶしてきたような歴史がある。そうした中で、棕櫚亭は当事者の願いに沿った支援を実行していこうという思いのもとに、就労支援に取り組んでいった。かつての作業所時代に期限を2年間と切って就労支援を行ったのは棕櫚亭が最初と思われる。現在、障害者総合支援法の中で、就労に関するリハビリテーションが「就労移行支援」という形で、こんなに発展してきているその最初のモデルを作ったのが棕櫚亭であり、就労リハビリテーションに大きく貢献してきていると考えられる。障害者就労を国が支持することで障害者の自立が促進されるという認識を国にもたらしたことも大きな功績で、その後の雇用率拡大や精神障害者を正式に雇用率に算定していくことにも棕櫚亭の活動が寄与してきている部分があると考えられる。』

棕櫚亭の今までの活動を評価してくださった嬉しい言葉です。

そしてこの受賞は、来年30周年を迎える、棕櫚亭への最高の餞となりました。今後もこの名の通り、「ベストプラクティス」を続けていけたらと思っています。本当にありがとうございました。                     (理事長 小林 由美子)

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「国立さとのいえ」で豚汁と収穫を楽しみました

棕櫚亭Ⅰ 2016/12/07

12月1日 毎月行っている昼食会を「国立さとのいえ」で行いました。
12.1さとのいえ③  12.1さとのいえ②

当日は朝方まで降っていた雨も上がり晴れ間がのぞく中で
大根・にんじん・ブロッコリー・春菊・サトイモの収穫をしました。
12.1さとのいえ①

収穫したての野菜をすぐに調理してみんなで豚汁を作りました。
うどんときしめんを入れて豪華な豚汁うどんになりました!

具がたっぷりでとっても美味しかったです!(^^)!
12.1さとのいえ⑤ 12.1さとのいえ④

【働く当事者からのメッセージ】のお知らせ

オープナー 2016/12/05

今月15日(木)にオープナー主催で
《シリーズ第6弾!》
働く当事者からのメッセージ

~カギは余暇と支援者の活用にあり!?~

を立川グランドホテルにて開催いたします。

【日 時】12月15日(木) 13:00~16:00(12:30開場)
【場 所】立川グランドホテル

第一部 働くために今からできる準備~余暇はなぜ必要?~
講師:都立多摩総合精神保健福祉センター 中村 干城氏

第二部 働く前の準備から職場定着まで~良かったこと・失敗から学んだこと~

定員まであと5名になっております。
ご興味ある方はオープナーまでご連絡下さい!
皆様のご応募お待ちしております。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

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