8月17日(金)新企画/連載が始まります!

法人本部 2018/08/14
グリコ・森永事件を知っていますか?

最近読んだ興味深い本を皆さんに紹介したいと思った。「未解決事件 グリコ・森永事件 捜査員300人の証言(新潮文庫)NHKスペシャル取材班」である。「キツネ目の男」という言葉と写真は、当時強烈なインパクトがあった。

と、ここまで書いたところで、もしやこの話はこの文章を読んでいただいている皆さんに、ピンとこない話題かもしれないと思い始めた。昭和59年の未解決刑事事件である。

あわてて、一回りも違わない職員に問いただしたところ「なんとなくしか、わからない」という。愕然とした。また年をとったということを強く意識させられた。2.0の視力を誇っていたのに、新聞の文字が読めない。下手すると、食事の時に何を食べているのか判然としない事もある。こうなると食の楽しみが半減してしまう。老眼になったことといい、このところ一段と身体の衰えを感じる。あぁ、そんなことはさておき、それは次のような事件だった。

グリコ・森永事件(グリコ・もりながじけん)とは、1984年昭和59年)と1985年(昭和60年)に、阪神を舞台として食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件。警察庁広域重要指定114号事件。犯人が「かい人21面相」と名乗ったことから、かい人21面相事件などとも呼ぶ。2000年平成12年)2月13日愛知青酸入り菓子ばら撒き事件殺人未遂罪時効を迎え、全ての事件の公訴時効が成立し、警察庁広域重要指定事件では初の未解決事件となった。(ウィキペディアより)

グリコや森永製菓の、子供の食べるお菓子に青酸カリを仕込んで、それをスーパーの棚に並べるぞなどと企業を脅迫したのである。脅迫文を企業やマスコミに送りつけたり、「かい人21面相」と名乗ったりしたことから世間の注目を浴びた。しかも、お金の受け渡し時に捜査員に目撃されたり、たくさんの物証を残したことから、早期解決するであろうといわれたが、結果的に、時効で未解決になっている。読みすすむにつれ、私にとっては全く知らなかった数々の事実に驚かされた。

今回、この本では、事件の経過の詳細に加え、「どうしてこの事件が未解決になったのか?」ということが丹念に書かれている。そして、後段では、この未解決事件から学ぶべきものは何かということについても、紙面を割いている。

ざっくりまとめると、学ぶべきものが何かを探るため、あるいは将来に生かすためには、「総括」(=全体を見渡して、まとめをすること)が必要だったという結論である。

確かに、うまくいかなかったことなど振り返りたくはないものである。実際、この本もたくさんの捜査員に証言を取っているのが、彼らの口は一様に重く、「いまさら、何をほじくりかえしているのか」と証言を拒否する人もいたそうだ。

何が問題で、次回にこうすればよいということは、「言うは易く行うは難し」である。

新企画を立ち上げるにあたって

さて、少し回りくどい話になってしまったが、ここからが、この文章を書こうと思った核心の部分になる。

棕櫚亭31年の歴史の始まりは、共同作業所だった。残念ながらこの共同作業所は、今この組織には存在しない。障害者自立支援法という法律ができ、そこに飲み込まれたような感覚がある。あっという間の出来事であったため、自分達の作業所活動について、酸いも甘いも、きちんと振返りができず、不全感があった。その感覚は、福祉サービスがよりサービス化される中で(変な日本語ですね)より強くなっていた。

「サービス」という言葉を辞書で紐解くと、「職務としての役務の提供」とある。確かにその通りなのだが、「福祉+サービス=福祉サービス」と考えるならば、その語感に対して私などは未だに違和感がぬぐえない。感覚の問題かもしれないが。

そんな話を、周囲の職員に漏らしたところ意外や意外あっさりと同意を得られた。「みんなそう思っていたなら言ってくださいよ!」という気持ちと、だとしたら、その思いを深め、何らかの形にしたいと思った。

グリコ・森永事件ではないが「昭和は遠くなりにけり」とは、よく言ったものだ。悲喜こもごも、来年は平成も終わりを迎える。そういう意味では、先送りにしない事が大切なのだと思った。

 

とどのつまりは、棕櫚亭ホームページの新企画のPRです。

取り扱う内容やテーマについては、上の文章がヒントになっています。企画した当人が言うのも変ですが、すごく面白くなる予感があります。予感というのは、まだ手をつけていない部分が大半だという言い訳でもあります。

ということで、今週末の8月17日(金)に新企画が始まります。詳細は当日をお楽しみに!

多摩棕櫚亭協会 「ある風景」 企画委員会

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期間限定連載「時事伴奏」をよろしくお願いします!

法人本部 2018/08/09

「時事伴奏~ ニュースをともに考える①」

多摩棕櫚亭協会 当事者スタッフ   櫻井博

 ◆ はじまりにあたって

往復書簡を書き終え、次の企画でなにをするかこの間考えていました。書簡が自分の過去や病気の振り返りでしたので、目を外に向けて例えば社会ニュースを題材に自分の考えを書いてみたいと思いました。goriIMGL9697_TP_V1

従って今回この企画では、毎月ごとに気になった時事ネタを取り上げ私なりの意見を書いてみたいと思います。トピックスということではホームページアップと時間のずれがあるかとは思います。その点は十分に考慮して題材を選んでいきたいと思います。

私が選んだテーマ(社会に起こる出来事やニュース)を皆さんにも追体験していただきながら、いろいろな視点から「一緒」に考えていただけたらと思っています。連載期間としては半年を予定していますのでよろしくお願いします。

 今月の気になるニュース ~日本ボクシング連盟の問題

◆ 私にとってのボクシングとの出会い

私が高校時代、「ロッキー」という映画がつくられました。ハリウッド映画としてはお金もかけていないし、ストーリーも単調だと一部評論家も言っていましたが、結果的に大ヒットしました。この作品を作った無名の監督は、正にアメリカンドリームを果たしたのですが、同時にこの映画で、ボクシングとは如何に実力がものいう世界ということを示し、このスポーツが脚光を浴びることになりました。

◆ 日本ボクシング協会で何が起こったのか ~マスコミ報道から

今回のこのボクシング連盟の問題のポイントは、組織の中で、ある特定の人物が強大な力を持ち乱用し、物事をゆがめたのgahag-010698ではないか?ということです。具体的には、日本ボクシング協会の会長が不適切な助成金を流用したことやインチキな審判をするよう働きかけたことという二つの疑惑です。但し、私自身はマスコミ報道の扱いにも問題があって、会長の人物像を面白おかしく扱って、焦点がぼやけてしまった感じもあります。

インチキというのは、会長が判定を自分が推すボクサーに判定で勝つよう圧力をかけるということです。先日以来、問題となっている「忖度(そんたく)」があったかということです。「忖度」の意味はもともと「他人の心中をおしはかること。推察。(広辞苑 岩波書店)」とあります。「相手の気持ちを妙に配慮する」という最近はやりのこの言葉は、悪い意味で使われることが多いように思います。少し前に流行った「空気をよむ」と同様な言葉で、現代社会を象徴するもののような気がします。

さて、話を戻しますと、少し前になりますが、日大アメフト部での問題は監督、コーチが自分のチームの選手に相手にケガをさせるように強要した事件もありました。プレイに関わらない選手に後ろからタックルする映像は何度となくテレビに流れました。ケガをさせた選手が一人で真実を述べるという記者会見を行い、監督、コーチは懲戒免職というかたちで終わりました。これなども監督という立場を使った権力の濫用といえるのではないでしょうか?

結局、この問題は複数の人の告発というかたちでマスコミに取り上げられました。

権力が集まる中枢の人物が現場の人(日本ボクシング協会では審判、日大アメフトでは選手)に圧力をかけても、それを告発する人がいるという精神風土が日本にはまだまだあることはせめてもの救いでありました。

◆ 日本の闇は、他人事ではないかも?

最近読んだ小説で池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」というのがあります。映画にもなった作品です。不良部品によって大事故が引き起こされましたが、その欠陥をひた隠しした大企業である自動車会社と、整備不良を疑われた中小運送会社の社長の戦いの物語です。社長である主人公の正義感が何度となく折れそうになりますが、最後には勝つという話であります。

先ほどの話ではありませんが、自動車会社といういわば大権力との戦いでもあり、この小説に人気が集まるのは、日本人の間ではこの手の話がそこらにへんに転がっていることの証左であるのかもしれません。

私の働く福祉の世界ではこういうことを耳にすることはあまりありませんし、実経験もありません。ただし、精神医療・病院の場合はどうなのでしょうか?

かなり、最近は医師と患者の間ではインフォームドコンセント(説明責任)などがすすんできて、比較的対等な関係になってい無題るような気がします。丁寧な説明をしてくれる先生、優しく接してくれる先生も増えてきているような気がします。しかし、そもそも医療には医師を頂点としたヒエラルキー(ピラミッド型の階層)があるといわれています。例えば、山崎豊子の「白い巨塔」には医学界に関わる人物の傲慢さやいやらしさなど、理想的な医者の人や裁判でやむにやまれず偽証した医者が最後には真実を言うすがたも思い出されます。これはなどは極端かもしれませんが、「医療における権力構造」の一端を見た思いがしました。もちろんこれは小説の世界でしたが。

ヒエラルキーは緊急時の人命救助など、治療に対して、組織が同じ方向を向くための指示系統の仕組みとして医療の中に作られているのだと、いい意味で解釈しています。しかし、その仕組みが少なくとも私たち治療を受ける者にとって権威的ではなく(医師からの一方的なものではなく)、しかも治療上の不利益にならないという視点で見ていく必要があるのではないかと私は考えました。

そのように考えると、ボクシングの問題も日大のアメフト問題も私たち精神障がい当事者にとって、全くの他人事ではないように思います。

皆さんはどう思われますか?

(了)

台風13号に関するお知らせ

そのほか 2018/08/08

台風13号が近づいています。お気をつけください。

再接近が8日14時時点で、8日夜半から9日明け方と予想されています。

多摩棕櫚亭協会の各事業所とも9日(木)は、通常時間の開所となります。

朝交通機関の乱れも予想されますので、安全第一にお越しください。

変更がある場合は随時ホームページで更新していきます。

(8日 14時 更新)

多摩棕櫚亭協会

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【ピアスのプログラム紹介】 業務体験プログラム

ピアス 2018/08/02

今回は、ピアスⅡで毎週(水)に行っている「業務体験プログラム」をご紹介します。皆さんは、ピアスの広報誌「はれのちくもり 別冊ピアス通信」をご覧になっていらっしゃいますか。実は、このピアス通信は、業務体験プログラムで作成し、毎月発行しています。メンバーが参加して、記事の企画から校正作業、印刷、納品準備とすべての工程に関わって頂いています。

参加メンバーは、パソコンでの校正作業をするグループと企画の準備(インタビューやアンケート)をするグループに分かれて作業をします。

「はれのちくもり 別冊ピアス通信」の発行は、地域や関係機関、メンバーOB等の方々に「ピアスの今」を知って頂くことはもちろんのこと、この業務体験への参加を通して、メンバーご自身の業務の進め方やコミュニケーションの傾向を振り返っています。つまり、業務体験プログラムへの参加は、その方の強みや課題を整理して、ピアスの次のトレーニングにも活かせるようになる事を目指しているということです。また、自己理解を深めていただくことにもつながっています。

最後に、これまでにこのプログラムに参加したメンバーの感想を紹介します。

  • 「今回の編集作業を通して、編集の大変さはもちろんですが、わからないことは悩まずにすぐに質問するということが大事なのがわかりました。あとはパソコンの技術が少しあがったかなと感じました。」
  • 「業務体験プログラムを体験して、自分の苦手な事や、癖等が明らかになり、これからの業務に活かせるであろうアドバイスも頂けとても有意義な時間を過ごさせていただいています。」
  • 「今回から参加させていただくことになりました。初日からドキドキ緊張しながらの参加となりましたが、とても遣り甲斐を感じています。まだまだ、慣れるまで時間がかかりそうですが、頑張りたいと思っています。」

ぜひ読者の皆様には、紙面へのご意見をいただけると有難いです。

 

ピアス 下村 仁人

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SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信26号発行しました

ピアス 2018/08/02

SSKP はれのちくもり 別冊ピアス通信26号発行しました

ピアス通信26号

今号の内容は・・・

  • 自立訓練(生活訓練)ピアス(ピアスⅡ)移転完了のご報告
  • ピアスⅡ メンバー・スタッフへのアンケート
  • ピアスⅡ 詳細紹介
  • 定着支援事業のお知らせ

などなっています。ぜひ、ご覧ください。

なびぃ通信8~9月号をお届けします

なびぃ 2018/08/01

なびぃ通信H30.8-9

今年は、梅雨もあっという間にあけてしまい、うだるような暑さが毎日続いていますね。毎日、天気予報で体温より高い気温を見るだけで外に出るのもおっくうになってしまいますが、この酷暑は私達の健康にも影響を大きく与えます。そんな訳で今回は「熱中症について」というテーマを取り上げました。元気に夏を乗り切るための参考にして頂ければと思います。

また、なびぃメンバーのお一人がピアスタッフの櫻井さんと一緒に、都立多摩総合精神保健福祉センターの研修に参加してきて下さったので、そのご報告も載せています。この大変な暑さの中、丸2日間かけて参加してきてくださいました。(お二人ともおつかれさまでした!)そんな汗の結晶ですのでぜひご一読ください。

8月の予定をお知らせします

棕櫚亭Ⅰ 2018/07/28

 

棕櫚亭Ⅰの8月の予定をお知らせします。

例年行っていたナイトユニットを、今年は8/24に行います(^O^)♪
棕櫚亭Ⅰでそうめんや手巻き寿司をたのしんだ後、谷保第1公園のおまつりに参加する予定です!

また、8/10(金)~8/16(木)まで夏休みのため閉所になります。

8月も暑さが続くようなので、暑さ対策をしっかりして乗り切りたいと思います!

ちなみに今日の棕櫚亭Ⅰのお昼ご飯は
『温玉乗せしょうが焼き丼』と『きゅうりとなすの塩もみ』でした(^^)/

HP用

 

 

 

 

 

夏になるとキムチを使った料理が人気です♪
そして副菜に使っているお野菜は、お隣にお住いのかたにおすそ分けしていただいたお野菜です!

おいしいご飯をたくさん食べて、夏を乗り切りたいと思います☆

8月の予定表はこちら→8月月間予定表

 

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明日(28日)は臨時閉所いたします

なびぃ 2018/07/27

なびぃ利用者のみなさまへ

明日は台風12号が関東地方に接近するとのことです。

悪天候が予想され、安全面を検討した結果、明日7月28日(土)は、なびぃは終日臨時閉所とさせていただきます。

利用者のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますことをお詫びいたします。

 

また、予定していたおたのしみ会~夕涼み納涼会~は、8月18日(土)に延期します。

8月1日号のなびぃ通信等でおしらせいたしますので、そちらをご覧ください。

 

風や雨が激しい時は、外出はなるべくお控えくださいますようお願いいたします。

 

【ご注意下さい】台風12号が接近しています

法人本部 2018/07/27

多摩棕櫚亭協会 利用者の皆様

数日続いていた酷暑も一息ですが、この週末にかけて台風12号が関東・東京に近づきます。

なびぃを除く各事業所共に土日休日ではありますが、最近発生している災害被害が予想を大きくこえたものになっていますので、ぜひとも自宅でも事故等予防に心がけて下さい。

例えば、「風雨が強くなる前に家周りを片付ける」「急ぎの用件でなければ、外出しない」「すこし買出しをしておく」などが、事故防止になるかと思います。

【なびぃについて】 → 7月28日(土)終日閉所になりました(7月27日18時決定)

尚、台風の進路や大きさで、なびぃ(地域活動センターⅠ型)が閉所(又は時間短縮による開所)になることも考えられます。事前に電話をするなどの確認をした上で、なびぃに行かれる事をお勧めします。

閉所の場合、このページでもアップを予定していますので、ご確認下さい。

→ Yahoo! JAPAN  天気予報リンク(国立市)

社会福祉法人 多摩棕櫚亭協会

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東京YMCA医療福祉専門学校の夏祭りに参加しました!!

ピアス 2018/07/25

報告が遅くなりましたが、東京YMCA医療福祉専門学校の夏祭りでの出店が無事終わりました!

ホットドッグは、開店してから順調に売れていきます。ウインナーを焼く人、パンを温める人、ザワークラウトをのせて仕上げる人、注文を受け金券を受け取る人。役割を分担して、売っていく間にすっかりチームワークができていきます。最初はちょっと緊張ぎみだったメンバーさんも、気持ちも盛り上がってきてか「いらっしゃいませ」「ありがとうございます!」の声もだんだん大きくなっていき、お客様とのやりとりもだんだん慣れてきて笑顔がたえない店頭でした。当日「宣伝部長」を名乗り上げてくれたメンバーさんとYMCAのつながり隊の学生さんが、一緒にプラカードを持って宣伝をしてまわります。宣伝途中に注文を受け、急遽デリバリーも行い売り上げに貢献していました(笑)。気がつくと12時の段階でホットドッグは残り4本!それもすぐに完売。でもウインナーは多少残っていたので、許可を得てそれも販売し、あっという間に売りつくしました。

メイン会場の中での出店だったので、ステージでの出し物も観たり、イベントに参加もしながら楽しみました。ボッチャの体験コーナーがあり、完売した後学生さんに誘われて、みんなで参加をしに別の階に行きました。ボッチャ、かなり盛り上がって、繰り返しチャレンジしている方もいました。そのとき、学校の中の実技の教室にはベッドや車いすがあり、ふだん学校で学ばれていることを垣間見ることもできました。

今回初めて参加させていただきましたが、大きな2つの意義を感じることができました。その一つはピアスにとっての意義です。ピアスでは地域貢献ということで高齢者宅配や子ども食堂に関わっています。今回のような地域の学校(特にYMCAさんはお弁当屋ピアスのお得意様でもあります)のお祭りに参加することで、地域に私たちの活動理解を広げることができたということは大きな収穫でした。また、メンバーさんにとっても意義深いものだったと感じます。準備やお祭り当日の「精神障がいをお持ちの方」との触れ合いによって、「楽しかった」と言ってくれた学生さんたちが、やがて社会の中の応援団になってくれることも充分に期待してもいいと思います。もちろん、学生さんと触れ合ったメンバーさん達にとっても自信になったと思います。

私達精神障がい者福祉にたずさわる者にとって、ご本人の直接支援は言うまでもなく、社会・そこで生活する人への理解促進も大切な仕事です。今回のこのイベント参加は小さな一歩かもしれませんが、「楽しみながら」引き続きこのようなイベント参加を大切にして福祉への懐の深い地域にしていきたいと思いました。

(ピアス 増田)

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